オーガニック農HOWの日記

食べる側からの農への取り組み。EM自給菜園的生活の日記です。

土佐のジンジャーマンを育てようよ

2009-02-06 13:13:44 | Weblog
写真は、生姜ではなく、芽が伸びたニンニク。
EM7を1滴垂らした水に入れたら、びゅぅ~んと、伸びました。
この時期大好きなのは、アブラナ科のミズナや白菜、青梗菜の花が楽しめること。
残った芯のところを水にEM7を入れておくと、元気に葉も伸び、にゅ~っと蕾をつけた茎が上がってきます。
もちろん、伸びた葉は食べられますもの。

ニンニクの芽は、以前、土佐の山下修おんちゃんのすえひろショッピングセンターの食品通販ですき焼セットだっかたを購入した時、芽ではないネギのような立派なニンニクの葉と茎がきました。
少し根っこもついていましたので、そこは残してまた水栽培?
は、はぁ~ん、こうして何度も食べられるんだと発見。
しかし、ところ変われば・・・スキ焼はネギだと思ってたけど、ニンニクね~。
その後は、ニンニクの芽が出たら、びゅびゅびゅ~んと成長させて料理に使っております。

さてさて、生姜のお話・・・
土佐でオーガニックの生姜を栽培しているハザマくんのことを、おのださんから紹介されたのです。
高知の土佐自然塾一期生ですって。
彼女のブログ「私のおむすび日記」にも取材の様子が書かれていました。
12月だったっけ?

まだ会ったことはなく電話とメールで情報交換。
まこりんのズケズケ質問にも丁寧にわかりやすく返信してくださって、少しオーガニック生姜のことがわかってきました。

あぁ~ここでも売り先のことが有機農業にブレーキかけているって思いました。
オーガニックの生姜の流通ネットはできていないのですって。
せっかく栽培しても、マーケットがないため引き取ってもらえないそうです。

イナカシティーに住んでいても、生姜は欠かせないのですが、なかなか無農薬は手に入りません。
減農薬もので仕方なく使っています。

生姜栽培の慣行農法と、有機農法どんな違いと聞いたら?
農薬化学肥料を使わないか、使うか、小規模か大規模かの違い。

農薬を使って大規模栽培、何ヘクタールもですから省力化と病気予防。
土壌消毒は、土の中にガス注入で、虫も微生物も生き物全てのいない土にするそうです。化学肥料で成長を促し収量を高めるのですって。
大規模農家ジンジャーミリオネアもいるらしいです。

それに引き換え、生姜が感染する病気のリスクが高いことを承知の上で、有機栽培に取り組むのです。そりゃあ、手間隙もかかります。お金にならなかったら、翌年植える種生姜の量をどうしようかとか、生姜より率の良い野菜にしようかと思案するでしょう。

とはいえ・・・
価格が高いのはわかるけど、倍もするんだったら目つぶって減農薬生姜にと思ってしまいますよね。
そこのところを食べる側(買う側)と作る側(売る側)が同じステージで、何か考えないことには・・・

安全だけで、有機農産物を買うのではないし、作り手とコミュニケーションがあれば、その農産物が身近に感じられる。
インターネットはこの点の解決を担っているように思います。
ネット通販で、しっかり顧客を掴んでニーズのあるものを提供したり、新たな農産物を紹介してファンを増やすなど、農業をやっていて楽しいと思えるビジネス展開をしているところも多々あります。

有機農業のプロが誇りを持って作物の栽培に専念できるように,農業ビジネスが成り立つ基盤整備、流通環境づくりを、自治体や地域、農業関係団体だけでなく食べる側が参画してやっていくことで実現できると思っています。
まこりんは、超マイナーですけど、ずっとずっとずっと、食べる側あっての有機農業推進!アピールし続けてきました。

こじんまりした家族的農業でしか成り立たないのではなく、
若手農業者が大活躍する有機農産物マーケットにするのは、食べる側がプロデュースする、食べる側の農への参入によって、買い支える作り続けられる農のシステムができると思うのです。

さて、ハザマ君がオーガニックジンジャーマンとして活躍できるよう、みなさん、
一度オーガニックの生姜を食べましょうよ。

1キロ千円ですが、送料がかかるので、
まとめて買ってくださればとのことです。

直接連絡どうぞ
 Email hkanpei@quolia@ne.jp