オーガニック農HOWの日記

食べる側からの農への取り組み。EM自給菜園的生活の日記です。

LAS-Eの季節?

2008-10-31 18:53:56 | Weblog
LAS-Eなんてご存知ない方のほうが多いと思います。
この説明は後にして、わからんまま読んでくださいませ。
手っ取り早く知るなら、ネット検索をおススメします。

まこりんの住むイナカシティー高島は、LAS=Eを運用しています。
行政の施設が省エネや省資源に取り組むのですが、まこりんは、相棒の美栄子とそのLAS=Eの市民監査員でもあるのです。
今日は、午後から行政スタッフと合同のLAS=E研修会。

11月下旬、庁舎、支所、病院や学校、市の施設を、市の環境マネージャーと監査員実施項目をチェックに回ります。なんせ広い広いイナカシティーですから。
これで、4年目。
コピー用紙は再生紙、裏面利用、ゴミは再資源に、電気の無駄遣いはしない、細かいチェック項目があります。

ずっと前のブログに書いたこともあるのですが、この項目の中に、ノーマイカーデーがあり、こんなイナカシティーで、なんでやねん!
都会のマイカー乗り入れ自粛で、地下鉄が乗り放題ならわかるけど・・・
熊、猪、鹿、猿も住んでいる、ダンプも走る。夜道は危険。事故ったらどうするの?この取り組みには反対してきました。
時間に終わってさっさと家に帰れる市の職員もいないことはないけど、仕事満載で、おまけに市民はなんでも市がやって当たり前みたいに無理難題を持ち込むわけです。
働き者の市の職員達、ホント、頭が下がります。





今どき米ヌカ事情

2008-10-30 16:30:46 | Weblog
北海道ではコメヌカの手配が大変だと加藤さんから聞いていました。
以前、ブログにも書きましたけど・・・

今から来年の作付けに欠かせない農業用ボカシを大量に仕込むので、
そのコメヌカ確保に奔走する加藤さん、さぞかし頭の痛いことでしょう。
こっちは使う量も少ないけど米ヌカは困らないハズでした。つい最近までは!

北海道は、いまや米どころ、おいしいお米、有機米や低農薬米は北海道にバトンを渡すことになるでしょう。
温暖化の影響もあってか、本州のお米の味が低下して北海道米は人気だそうです。

しかし、コメヌカ事情はまた別!
稲作が盛んであってもお米は北海道で消費されるだけではないのです。
米ヌカは、玄米を精米するときで出るのですから、本州へは殆ど玄米出荷だそうで、北海道のお米から出るコメヌカは消費地にしかないわけです。

有機農業推進、安心安全の農産物の普及にブレーキがかかるとは・・・・
自然農法、有機栽培、農家が穀類や野菜づくりにコメヌカを使ったEMボカシを必要とします。
ところが、ところが・・・
にわかに輸入穀物の価格高騰、原油高、畜産飼料にコメヌカを代用するそうで、コメヌカの価格も上っているそうです。

北海道ならずも、まこりんの住むイナカシティー高島でまこりんがコメヌカ調達に頭抱えるとは!!!

え、え、え~。
今まで、コイン精米をやっているところでは、だれでも無料で持ち帰れましたし、
会員がボカシを仕込む時には何百キロもヌカを手に入れていました。

コイン精米所は鍵がかかっていてヌカは取り出せないところもあるそうです。
飼料用にコメヌカ集めに毎週コイン精米スタンドを回っている業者さん、これから漬物業者が契約しているなど・・・・

1年分の生ゴミ、菜園の野菜作り用に仕込むのですが、まずコメヌカの手配ができてからとなります。
なんとか、最低限の米糠は、コイン精米スタンドを持つガソリンスタンドや、農機具会社に頼んでいますが、今まで秋の終わりまでで冬場はボカシは仕込まなかったけど、そうは言ってられません。
冬場も仕込みましょう。
この2月、自然農法京都大会で事例発表された早川メロンの早川さんから、
「ボカシは寒仕込みだよ。雑菌も少ないし、じーっと冬場も微生物は動く、高温期のボカシが良いとは限らないよ。」
「えぇ~北海道では冬にボカシ仕込むのぉ~?」
目からウロコでした。

その寒仕込みボカシで育ったメロンやコーン、タマネギ、ニンジン、カボチャ、ジャガイモをまこりんは食べているではないですか!!
う~ぅ、感動モノのボカシ物語・・・






近江今津発・その後のブンブン丸

2008-10-30 10:22:30 | Weblog
明るく澄んだ青空の10月の秋から、高島時雨の季節が来ました。
今年も柿の季節深清水の柿園はたわわに柿が実っています。
久々に源じいに電話。
柿のシーズンですもの、柿大好きのまこりん。
「え!もう富有柿獲れてるの?」
「今年は早いんや、よそはまだやけど、EMどっさりやったからかなあ、それに甘いにゃ。天候のせいもあるかも知れんけど。」
「そうなの、良かったね~。じゃあ午後から行くわね。」

源じい上機嫌です。
10月下旬から富有柿発送しているそうです。
大きな柿が並んでいました。この春、摘蕾作業手伝いましたものね。
はねだし(少し傷、いびつなど出荷外の)を、箱いっぱいもらってきました。
柿の無農薬栽培は大変難しいのですが、まこりんのススメ(押し付け?)で、この3年、しっかりEMボカシ2型や、発酵液、活性液、セラミックパウダーを施してきました。
EMをケチる癖のある源じいも、今年はたっぷり活性液も散布し、その効果を確認したようです。そうです。EMはケチってはいけません。畑に活性液散布も生ゴミバケツのボカシもです。

4年目の今年は、早く実り柿の実も大きい。
北海道では農産物は豊富ですが、柿は育ちません。
加藤みっちゃんとこに送ってあげましょう。

時雨の中、今津浜の上原さんのところへ。
しーちゃんとこのポニョと一緒に生まれたダックス。
名前はオリーブなのですが、うちで預かっている時はブンブン丸と呼んでいました。
「ええ~、こんなに大きくなったの?」
9月中旬1週間預かったときの3倍くらい大きくなっていました。
上原さんが抱っこしてもガサガサ動き回ってなかなか写メールになりません。

しーちゃんにメールしたら、すっごく大きい!って。
ポニョはしーちゃんの念願叶って外にお散歩に行ってるんですって。







おなかと心が温めるタマネギ物語

2008-10-28 15:07:24 | Weblog
イケメンファームのEM栽培のタマネギは、収穫後の選別から、丁寧に箱詰めされ、送り先伝票も手書きです。
ふくよかで笑顔のステキな若奥さんの担当です。
食べる側に温かさが伝わります。
食べ物は数えきれないほど細かい作業が重なって手元に届くことを知ればおのずと感謝の気持ちが湧くものです。
タマネギを料理している時、食べる時、おなかも心も満足します。
何とタマネギって料理法が多いのでしょう!
とてもこのブログでは、紹介しきれません。
本音は、まこりんの料理の腕ですけど。

ツルネン幸子さんのメールで、この前北海道のカボチャを送ったらおいしかった!って。
きっと、ツルネン議員のお弁当箱にも入っていたこどでしょう。
有機農業推進法をよくぞ立法化して下さった。ツルネン議員のご尽力にも感謝、そして何より、まこりん達は食べる側の有機農業推進。
幸子さん、北海道のお土産、カボチャもジャガイモも送りますね!
待ってて~。
啓子さんとこもんじろう君とそっくりなダックス君のいる斉藤農園のカボチャ、今回もいただいてきましたよ、それに白ネギも。
源ちゃんジャガイモもおいしいのなんの。
北あかり、男爵、メイクイーン、レッド。
この前のインカのめざめもおいしかった。

同じ源とついても今津の源じいのジャガイモとは雲泥の差。

そして、昨日今日とマダム坂と進めているオーガニックレシピ。
小さい子供を持つ若いお母さんに喜んでもらえるプログラムを作っています。

昨日、EM仲間がボカシづくりに来て、ランチにまこりんの温野菜。
カボチャ、男爵イモ、ニンジン、トマト、タマネギなど圧力鍋で蒸し上げて。
なんにも要らない。そのままでおいしい。
みんな大喜び、
「来年は、札幌パークホテルでオーガニックな朝食ね。」
中島公園の紅葉の見えるテラスレストランで、季節の温野菜とクロワッサンの朝食。なんか、来年の秋はにぎやかになりそう・・・

私達が今得ているオーガニック農産物も加工品も手間隙かかっています。
それを理解し協力もし、食べる側がサポートする農や食の仕組みを作ろう、
出資もしようよ。こんな声があるから夢のオーガニック農園やれるのです。


良いもの、安全でおいしいものを食べたければ、その基本姿勢が必要です。
お金を出せば買える、もしくは誰かに頼んで良いものが安く買えたとしても、その現場で丁寧に根気のいる作業をしていることが見えなければ、感謝も湧かないし、そんなひとに限って文句も多いのです。
農に関しての少しばかりの出資や投資をすることは、食べる側と作る側の信頼関係です。
儲けや見返りを求める人には不向きです。
土を育むこと、年月かかって土や作物が応えてくれることは、母親が子育てをするのと同じです。







イケメンオニオンファーム行って来たよ。

2008-10-26 11:06:54 | Weblog
タマネギは今出荷最盛期。
畑から収穫されたタマネギは、2トン以上入るスチール製のタマネギ専用コンテナで続々倉庫に運び込まれます。
広い広い倉庫、タマネギコンテナが高い天井まで積み上げられていました。
タマネギを選別、小分けするのは手作業です。
2ヶ月振りに元気笑顔のイケメンと再会しましたよ。

そうそう、札幌三越での北海道農産物フェア、とても賑わっています。
もちろんイケメンオニオンも販売されていました。

札幌のデパ地下の食品売り場、さすが、オーガニック農産物や加工食品が豊富です。
羨ましい。

極上の朝食

2008-10-25 14:41:13 | Weblog
朝食をゆっくり食べることを忘れた暮らしをしていました。
上質のホテルの朝食に出会えたこと。シンプルなギャラリーカフェでの会話、中島公園お散歩、札幌に次に訪れるのが楽しみになります。

ホテルの朝食がバイキングと呼ばれるブッフェスタイルが定着していますが、まこりんは、古くからのチョイスができるブレックファーストが好きです。

今朝もパークホテルのテラスレストランで中島公園の紅葉を眺めながら、クロワッサンと温野菜とコーヒー。
季節のオーガニック温野菜、昨日と同じものではありませんでした。
上質のホテルサービスはゲストを満足させるノウハウがあります。

オーガニックにどっぷりと浸かっているイナカシティーの暮らしから目からウロコの朝食のあり方。
せめて休みの日の朝くらい、少し手をかけ、テーブルや食器の演出もして朝食をゆっくり取ることにしましょう。

アートな野菜

2008-10-24 23:51:22 | Weblog
中島公園の紅葉が眺められる札幌パークホテルのテラスレストラン。朝食はコーヒー、クロワッサンと温野菜をオーダーしました。
白い大皿に美しい温野菜が・・・
カブ、インカのめざめ(ポテト)ブロッコリー、カボチャ、サツマイモ、チンゲンサイ、甘トウガラシ、ヤングコーン、スナップエンドウ。
レモンが添えられ2種のドレッシング。
この温野菜がオーガニックであることは口に入れればわかります。
日頃オーガニックに栽培に取り組み料理を楽しむことをアピールしていますが、野菜を食べるアートに高めるのはプロの料理人。
極上の朝食が楽しめました。
札幌は気温が下がらず暖かです。

水辺の朝

2008-10-24 09:05:30 | Weblog
いつも琵琶湖が傍にあり、水辺は珍しくもない景色。
画像だけではイナカシティーの琵琶湖のどこかに見えるでしょうが、石狩川のすぐそば。
蛇行した川をまっすぐに改修工事をしたとき、その旧石狩川の一部をそのまませき止め水辺の公園にしたそうです。今の石狩川の河川敷はゴルフコースもあり、クラブハウスには温泉施設やレストランもあります。歳をとっても元気で働けるのも農作業の後温泉に浸かっておしゃべりに花を咲かせるからでしょうね。

新篠津村は山も丘もない広い広い平野です。8月に来た時は青々としていた水田も大豆畑も、今はすっかり収穫が終わり来年の春まで畑の土はゆっくり休養します。
農家もまだ収穫後の作業で多忙ですが、気温が下がり雪が降り始めると長期休暇に入るそうです。
農業は働く期間と休む期間が年間単位なのですよ。

みっちゃんのいくら醤油漬け

2008-10-22 09:29:23 | Weblog
紅葉の美しさ、まだ青々とした芝生、白樺やカエデなどの樹林の下は落葉の甘い香りがします。朝の空気は冷たく澄んでいて青空と紅葉の美しさは公園というランドスケープ、人工樹林であることを忘れてしまいそう。
日常の朝の雑務から解放されてゆっくりと時間が流れます。

昨夜、加藤家で奥さまのみっちゃんの手料理ご馳走になりました。
札幌の地酒に合う自家製イクラの醤油漬け。
「え!塩辛くないし柔らかで生臭くない!」
「こっちでは、できあいを買うのでなく家で作るから、それぞれの家庭の味なの。作って冷凍しておくのよ」
なるほど・・・鮭の卵も時期が遅くなると固くなるのだそうです。

トウモロコシのゆで方しかり、イクラの季節仕込みしかり。その地の食べ物はその地の知恵工夫があるものです。
また目からウロコと来年はオーガニック仲間とみっちゃんのご当地レシピでイクラ醤油漬けも習っちゃいましょう。

神様から用意された出会い?

2008-10-21 18:09:21 | Weblog
EMとPLが札幌でつながったことは、前にブログに書きましたが、仕事につながり、また札幌に来ました。
紅葉の美しいこと、美しいこと。ホテルが中島公園のすぐそばで、朝は早速お散歩に行きましたが、都会の公園で美しい紅葉を楽しめるなんて札幌市民が羨ましい。

今夜は加藤さんのお家で鍋料理。窓からは、暮れなずむ空と藻岩山がシルエットで見えます。
なんかこの景色ずっと以前池田市に住んでいた頃の五月山に似ているような懐かしさがあります。
出会いや縁、起こってくることは必然で、偶然ではないのですが、今日もこんなことがありました。
紅葉の美しい中島公園のすぐ近くに小さなギャラリーがあり、外から覗くと中からどうぞと声をかけていただいたのです。
ちょうど今日オープンするギャラリーカフェでした。
そこで、なんとまこりんを知っている人との出会い。
池田に住んでいた頃息子が小学生で仲良しだったまほちゃんのご両親でした。キリスト教の牧師さんご夫妻で池田の教会から札幌の教会に転任されたのですが、まほちゃんは池田で幼稚園の保育士さんをされているんですって。
ステキな再会でした。

まだオマケがあって、PL札幌中央教会の感謝祭に加藤ファミリーと参加。そこでDS(教会のお世話をするアシスタント)をしているゆきみちゃんとも再会。彼女のお父さんは空手の師範で池田に道場を持っておられた頃息子が空手を少し習ったことがあったのです。
札幌での出会い、再会。これも神様が?