オーガニック農HOWの日記

食べる側からの農への取り組み。EM自給菜園的生活の日記です。

梅も咲いたよ~

2009-02-04 07:52:48 | Weblog
立春です。
春という字はいいですね~。

名前に春がつく川崎千春氏。
20年以上前、一緒に草花の開発に携わったご子息も春男氏と春がつきます。
まわりに春子さんはいないのですけど・・・
椿も春がついていますね。
椿の花、里山のヤブツバキも大好きです。

梅の小枝の蕾は次々と開花してきます。
山の畑の隅に放置された梅の古木達、剪定もされず伸び放題、雪で枝が折れたまま、中には、葛や蔦が絡まったまま・・・・
このような樹を見るとつらい思いです。  
来年は、この小枝、米粒くらいの蕾のついた枝や椿も使って、里山アレンジメント
講座しましょう。
ぜひ、おいでください。
いえいえ、来年が待ちどおしかったら、今でも飛んできてください。
荒れた里山の梅も椿も喜ぶことでしょう。

長い年月、里山も人が手を入れて存続してきた・・・
しかし、暮らしが変わると人々は里山に入らなくなって荒れてきました。
燃料もガスや電力となり、炭や薪の需要がなくなり、戦後食糧難の解決に必死で
山を開き、水田整備をしてきたのに・・・
生計の成り立たない農業政策、土地信仰で狂乱価格に農地転換、手放す農家の多かったこと。輸入農産物に悲鳴をあげ自給率の低下を招きました。

国は農に関わる勤勉な人たちをより裕福に見せかけた経済大国のコンベアに乗せてしまったけど、年月経てばどうだったでしょうか?

山際の広大な農地は作物が作られることなく放置されています。
しかし、最近になって有機農業やその元となる堆肥化センターなど、日の目を見る動きが出てきました。
もちろん、まこりんの仲間も関連しています。

食べる側の有機農業推進を呼びかけてきたことも、
これから着目されることでしょう。
若手の農業就労者を、このイナカシティーで育成するのは、農業技術や労力だけではなく、温かな受け入れと若者達の居心地の良いサポートが必要です。
荒れた里山や放置された農地が、有機農業で蘇り、梅の古木達も、剪定してもらってちゃんと実をつけ、立派な梅干に変身してもらいましょう。
剪定した小枝はもちろん里山野の花アレンジメントの花材になります。