気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

チュウサギ&コサギ ただいま子育て中

2023年06月22日 | 白い鷺たち

鷺のコロニーになっている松林の様子を見に行ってきました。
小規模な繁殖地ですが、毎年のようにコサギが繁殖しています。
近くに樹木剪定の作業車が止まり地面に切った小枝が収束されていました。
「もしや・・・」と心配しながら見上げると、
サギたちの巣は無事で元気なヒナたちの姿も確認できました。








2~3年ほど前にはアオサギも営巣していましたが、昨年はコサギしか確認できず。
今回は、初めてチュウサギ成鳥を複数羽確認できました。
松の木の高所で地上からは目視できませんが、どうやらチュウサギも営巣しているようです。












チュウサギ(中鷺) Intermediate egret  全長約68㎝
ペリカン目サギ科コサギ属

コサギ(小鷺) Little egret 全長約60cm
ペリカン目サギ科コサギ属


主に停電の恐れがあるなどの理由から繁殖の途中で野鳥の巣が撤去されてしまうことも珍しくありません。
強制的に巣立ちさせられる未熟なヒナ、無惨にも地上に落とされて命を奪われるヒナもいるのが現実です。
今回、この小さな鷺たちのコロニー周辺でも樹木の手入れが行われたようですが、
ヒナのいる巣は撤去されることなく、適切な配慮の基に作業が行われたようで安堵しました。

野鳥や巣の中の卵やヒナを撤去することは、鳥獣保護管理法により禁止されています。
多くの野鳥は何度も何度も枝や枯れ葉など巣材を運んで何日もかけて巣を作ります。
困る場所に巣を作り出したときは、すぐに対応すれば別の場所へ移動します。


◆和歌山県 
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/130400/d00205036.html



今日も最後まで見て下さってありがとうございました。

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アジサイとカタツムリ

2023年06月22日 | 花や昆虫 2023~

夜半から続く雨に家々の屋根も街路樹も濡れそぼっています。
いかにも梅雨らしい空模様 テレビを消すと雨だれの音が聞こえてきます。


梅雨に似合う花と言えば紫陽花 虫と言えばカタツムリ










幼い頃、梅雨時の絵には必ずアジサイの花とカタツムリを描きました。
最近では大きなカタツムリを見かけなくなりましたが
この神社にはたくさんのカタツムリ 暑く晴れていたので固く殻を閉ざしていました。
この雨の下、よろこんで角を出して這いまわっていることでしょう。
















いつもブログを観て下さってありがとうございます。
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紫陽花 ピンク&ピンク

2023年06月21日 | 花や昆虫 2023~

ピンク色の紫陽花はいかにも可愛らしく目を引かれます。

装飾花の縁がフリル状の八重咲きの紫陽花
まるでピンクの花を集めたブーケのような華やかさでした。









装飾花がグラデーションになってバラのように見えました。


コンペイトウ(金平糖)という品種でしょうか??
砂糖菓子でつくられたような質感でした。









がく片4枚のシンプルな紫陽花


花の中に小さなハンターがひそんでいました。





今日も最後まで見て下さってありがとうございました。
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好き嫌いは許しません! スズメの親子

2023年06月21日 | スズメ

松の枝で子スズメ(雀)が親から給餌を受けていました。

親スズメがくわえているのは白いパン屑のようでした。
パンが気に入らないのか、子スズメは口を開けません。
なんとか食べさせようとしますが そっぽを向いてしまいます。












親スズメはついに我慢の限界? 
子スズメの背に蹴りを入れて飛び去ってしまいました。

あわてて後を追う子スズメ 近くの松の木の上で「ごめんなさい」??




スズメ(雀)Tree Sparrow 全長約15㎝
スズメ目スズメ科スズメ属


巣の中でヒナは親鳥から昆虫~タンパク質~を与えられて育ちます。
ヒトの作ったパンは口に合わなかったのかもしれませんね。
一方の親スズメは「これ(パン」も食べられるよ」と教えたかったのかもしれません。

親の心 子知らず?
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ツバメの4きょうだい 

2023年06月20日 | ツバメ

桜の枝に巣立ち後間もないツバメ(燕)のきょうだいが4羽
親ツバメが食べ物~虫を捕って運んで来るのを待っていました。

受け渡しは一瞬、親はホバリングしながら給餌して、すぐに飛び去っていきます。
再び親ツバメが戻ってくるまで幼いツバメたちは枝の上でじっと待ちます。














すぐ近くに池があるので、捕食されるのはトンボが多いようでした。
体の小さな子が多くもらっているようでしたが、
一番大きく見える左端のツバメっこも順番が回ってきました。




ツバメ(燕、玄鳥)Barn swallow 全長約17㎝ 翼開長:32cm
スズメ目ツバメ科ツバメ属



◆かわいらしいツバメの幼鳥 はれときどきカメラ
https://haretoki.net/swallow/


今日も最後まで見て下さってありがとうございました。
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ビビッドカラーの紫陽花

2023年06月20日 | 花や昆虫 2023~

今日はビビッドカラーの紫陽花です。 
前回の白系とは打って変わって元気いっぱいの花々
「ビビット=vivid」ふだん何気なく使っている言葉ですが、この機会に意味を調べると
  ~はつらつとした、明るい、鮮明な、強烈な、目の覚めるような、鮮やかな、等々
赤や青、黄色、ピンクなどの彩度が高く印象の強い色彩を指すようです。


























いつも閲覧して下さってありがとうございます。
地域で紫陽花の名所として知られる神社の境内で撮影しました。
今年は例年に比べて花が少ないそうですが、
どれを撮ろうか、あれこれ迷うことも少なく、楽しく撮影できました。
そう言いながらもたくさん写してきたので、数回に分けて載せたいと思っています。
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鎮魂の白いアジサイ

2023年06月19日 | 花や昆虫 2023~

墓園に続く道沿いに白いアジサイが植えられています。
うっそうと木々の生い茂る薄暗い林の中
白いアジサイは淡く光っているように見えます。
日差しの厳しい暑い日でも、
この道を通るたび しんと冷たい空気を感じます。


















6月上旬には同じ場所にガクウツギの仲間が咲いていました。






今日も最後まで見て下さってありがとうございました。
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ソングポストのホオジロたち

2023年06月19日 | ホオジロの仲間

地域の支流を遡っていくとホオジロ(頬白)♂のソングポストがそこかしこに
それぞれお気に入りの場所に陣取って、自慢の歌声を響かせます。

出会うのはオスばかり この時季、メスは子育てに専念しているのでしょう。
わずかな違いではありますが、歌声にも顔の隈取り模様にも個体差があります。


















カワラヒワ(河原鶸)の親子が浅瀬で水浴びをしていました。
ホオジロより一足先に雛を育て上げたのですね。
親鳥が先導して飛び回りいろいろな知恵を伝授しているようでした。




幼鳥には胸から腹部にかけて細かい縦斑があります。





今日も梅雨の晴れ間の晴天ですが、厳しい暑さになりそうですね。
みなさまも熱中症にはくれぐれも気をつけてお過ごしください。


いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。
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1㎝の虫にも魅力満載

2023年06月18日 | 花や昆虫 2023~

葉先に止まった小さな黒っぽいハムシの仲間
カメラを向けピントを合わせると、つやつやと藍色に輝いていていました。
頭部や目、触覚の形も思いがけず精巧なつくりです。

「一寸の虫にも五分の魂」と言いますが、一寸は約3cmほど。
この甲虫はわずか 1㎝ほどの小ささです。
ことわざを自分流に作り直したくなりました。






キクノハアオイ(菊ノ葉葵)



ユウゲショウ(夕化粧)



白いレースのような小花・・・
 ノラニンジン(野良人参)でしょうか?
少し離れた野原の奥に、大きな株が花を咲かせていました。






キタテハでしょうか



今日も最後まで見て下さってありがとうございました。

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尾羽のないモズのお父さん

2023年06月18日 | モズ

地域の農耕地で育ったモズ(百舌鳥)のきょうだいたち
日に日にたくましく育ち 狩りの成功率も上がっているようです。
時にケンカや追いかけっこのような動きも見せますが、
三羽確認しているモズの幼鳥たちは仲睦まじい様子です。


今日の主役は、モズきょうだいの父親になります。
その雄のモズには尾羽が一本もありません。



見晴らしの良い所に止まって尾羽を上下に動かすモズお得意の所作もできません。
巣立った子供たちを見守る後ろ姿は、まるで別種の鳥のようにも見えます。

この尾羽を失くしたモズ♂に気づいたのは、2カ月ほど前でした。


2023年4月22日撮影




上の写真の撮影時は、まだ一本だけ辛うじて尾羽が残っていました。
色艶を失った姿で高鳴きを繰り返す姿を見て、その辺りに巣があると察しがつきました。
以来、無事に巣立ってほしいと願いつつ その木の周辺を避けるように探鳥していました。

ほぼ2カ月後、こうして元気に飛び回るモズの幼鳥たちの姿を見ることができました。








モズ父さんの背景に見えるのは、農地の向こうに建ち並ぶ民家の屋根と高層住宅です。




モズ(百舌鳥)Bull-headed shrike 全長約20㎝
スズメ目モズ科モズ属


今日は「父の日」
野鳥の世界にも人間と同じく、身を粉にして我が子を育て上げるお父さんがいるというお話でした。
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麦畑のキジ

2023年06月17日 | キジ、ヤマドリ、コジュケイ

秋撒きの麦が黄金色に実をつけています。
この一帯にはキジ(雉)たちが縄張りを構えています。
揺れる麦の穂の間から、首を伸ばして辺りを見回すキジ
この地の主らしく堂々とした足取りであぜ道を歩いていきました。




 








実った麦の穂はこんがりと日焼けしたような小麦色でした。


キジ(雉子、雉)Green Pheasant/Japanese Pheasant 全長♂約80cm 
キジ目キジ科キジ属


今日も最後まで見て下さってありがとうございました。
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紫陽花 雨が止んだら

2023年06月17日 | 花や昆虫 2023~

雨が止んだので公園へ花を探しに
この時季の主役はやはり アジサイ(紫陽花)
名所に行くと小山のように花を咲かせていますが
この場所のアジサイは粒選り
数は多くないので迷わずに撮影できます。





















いつも閲覧して下さってありがとうございます。
昨日今日と梅雨の合間の青空に恵まれています。
ご近所さんも洗濯にはげみ布団を干すお宅も多いです。

今朝は早起き出来たので、気温が上がりきらないうちに探鳥してこようと思います。


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ソングポストのオオヨシキリ

2023年06月16日 | ヨシキリ

繁殖期になると野鳥のオスは見晴らしの良い場所でさえずり縄張りを主張します。
ひときわ高い樹のてっぺんや張り出した枝先、長く伸びた草の茎や葉先など
住宅地では電柱や屋根の上を「ソングポスト」として利用する鳥もいます。

葦原で繁殖する夏鳥のオオヨシキリ(大葦切)ひときわ目立つ葦の穂や茎に止まって歌います。
宅地開発等で葦原は年々、減少の一途をたどります。
条件の良い葦原に何羽ものオオヨシキリが縄張りを構えることも珍しくありません。














オオヨシキリ(大葦切)Great reed warbler 全長約18cm
スズメ目ヨシキリ科ヨシキリ属


ギョギョシギョギョシ ギョギョシギョギョギョ

賑やかなオオヨシキリの歌声が聞こえる日本の夏が末永く続くよう願っています。
今日も最後まで見て下さってありがとうございました。

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大根の花

2023年06月16日 | 花や昆虫 2023~

大根の花が畔に咲いていました。
何かの拍子に畑から逸脱して根付いたようです。
収穫されることもなく自由にのびのび咲かせた白い花
重たげな梅雨空の下でやわらかく光っているかに見えました。







ゴマダラカミキリ
大きくて強そうで迫力のある昆虫ですが、農業被害をもたらす害虫とか
左の触覚が欠けていました。





コセンダングサ(小栴檀草)でしょうか

たしか秋に咲く花なのに、季節を間違えてしまったのかな?



サンショウ(山椒)の実

小学生の頃に住んでいた家の玄関先にサンショウの木があったのを思い出しました。
よく揚羽蝶の仲間の幼虫がいたけれど、この木には見つかりませんでした。
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ヒバリの「とさか」?

2023年06月15日 | ヒバリ

ヒバリ(雲雀)が田んぼの畔でさえずっていました。
まるで「とさか」のように冠羽を逆立てています。
興奮状態のときなどヒバリは冠羽を立てることが多いようです。








畑に張られたネットの上でもヒバリがさえずっていました。



ヒバリは、後趾(こうし)=後ろの指一本だけ爪が長~いです。



ヒバリ(雲雀) Skylark 全長約17㎝ 
スズメ目ヒバリ科ヒバリ属



今日も最後まで見て下さってありがとうございました。
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