気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

秋のスズメたち

2021年11月15日 | スズメ

毎年秋になると我が家の近所からスズメの姿が消えます。

移動先は近郊の農地 稲刈り後の落穂ひろいが目的です。

ムクドリやドバトも落穂目当てに群でやってきます。
その鳥たちを狙ってオオタカやハヤブサ、チョウゲンボウなどの猛禽類も。




スズメたちは 道路沿いに続く柵の上と右下の田圃を行ったり来たり。



食べるのに夢中になりすぎると怖い猛禽類に狙われやすくなります。
大勢集まって警戒の目を増やせば いち早く危険を察知できますね。



数が多いほど どのスズメを撮ろうかピント合わせに迷ってしまいます。
獲物を狙う猛禽類もきっと同じような感覚になるのでしょうね。



一番手前の子スズメは遅くに生まれたのでしょうか。
小柄で羽の艶も悪くやせっぽっち






一斉に飛び立って 農地脇の疎林に止まりました。


スズメのなる木
今夜のお宿は近くの雑木林でしょうか。
 

スズメ(雀)Tree Sparrow 全長約15㎝
スズメ目スズメ科スズメ属


◆キャノン 野鳥写真図鑑 スズメが減っている理由
https://global.canon/ja/environment/bird-branch/photo-gallery/suzume/index.html


◆日本野鳥の会  小冊子『こんにちはスズメ』プレゼント!
https://www.wbsj.org/activity/spread-and-education/suzume-book/


近づくと飛び立ってしまうので 遠くから撮ってトリミング
最後まで見ていただきありがとうございました。


コメント (10)
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アメリカヒドリかもしれない?

2021年11月14日 | カモ 2020秋~

公園の池に越冬にやって来たヒドリガモの群の中に
アメリカヒドリの特徴が濃く出ている個体を見つけました。

今年の4月に「アメリカヒドリ交雑種」として投稿したのと同一個体ではないか、と考えています。
頭部の赤茶色っぽいので、当時は「疑わしきは交雑種」と識別したのですが、最近になって
アメリカのバーダーさんがよく似た個体を American Wigeon Male とSNSに載せていました。



腋羽の色が純白なのもアメリカヒドリの特徴のひとつ


クチバシ基部の黒色も春より濃くなっています。



アメリカヒドリのオス・第1回生殖羽に換羽中?ではないか?と仮定して
今後の羽色の変化を追っていきたいと思っています。



群のヒドリガモのオスたち 
 エクリプスから生殖羽(繁殖羽)に換羽中です




やがて頭部は赤茶色に 額部分はクリーム色へと鮮やかに色づいていきます。
ヒドリガモはカモの仲間の中でも特に陽気な雰囲気を漂わせているように見えます。



個体識別できるものがいると継続観察が格段に楽しくなります!

交雑種~ミックスだと思っていたので、心の中で勝手に「ミック」と名付けていました。
これからはミックと呼ぶことにしましょうか。(^_-)-☆


4月上旬の記事から再掲のミック。


体つきがひとまわり立派にたくましくなって戻って来たように感じます。

この頃は、群のメスに追い立てられていたので、溶け込めるのか心配していましたが
相変わらずマイペースで食いしん坊ぶりを発揮しているミックです!

▼アメリカヒドリ交雑種
https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/a5606dc533b65b63eac896513554f0e3


最後まで見ていただきありがとうございました。

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コクチョウ どこから来たの?

2021年11月13日 | 動物園や花鳥園

動物園や観光地の池で見られるコクチョウ 
飼育個体が逃げたり放たれたりして野生化したものも少数見られます。

もともとは野鳥のはずですが いったいどのあたりに生息しているのでしょう?
ふと気になったので さっそく調べてみました。

コクチョウはオーストラリアの固有種
渡りをせず 季節で大陸内を移動する漂鳥だそうです。





黒色の羽毛におおわれていますが、風切羽の一部のみ白色



ごきげんで水浴びを楽しんでいました。
大型の鳥だけにすごい量の水しぶきが飛び散っていましたよ。





Wikipediaにこんな逸話が載っていました。
英語にはかつて「無駄な努力」を表す「黒い白鳥(ブラックスワン)を探すようなものだ」ということわざがあったそうです。
当時のイギリスでは「黒い白鳥などいない」と信じられていましたが、
1697年にオーストラリアでコクチョウ(黒い白鳥)が発見され、人々を驚かせ、大評判になったそうです。
以来、コクチョウは「常識を疑うこと」「自分を絶対視しないこと」の象徴として使われるようになったとのことです。



コクチョウ Black swan 全長110~140cm、翼開長200cm 体重約5kg
カモ目カモ科ハクチョウ属



コブハクチョウも
日本国内で飼育個体が逃げたり放たれたりして野生化した個体が各地で見られます。









コブハクチョウ Mute Swan
カモ目カモ科ハクチョウ属
※mute=無言、声を出さない、という意味で、他のハクチョウと比べてほとんど鳴かないそうです。


コクチョウもコブハクチョウも外来種に指定されています。

侵入生物データベース
◆コクチョウ
https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/20480.html

◆コブハクチョウ
https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/20010.html


今回の写真は数年前に「神戸どうぶつ王国」で撮影したものです。
現在、コクチョウもコブハクチョウも同園では展示されていないようです。
最後まで見ていただきありがとうございました。

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イカルチドリ・カワセミ

2021年11月12日 | カワセミ

池の堤をぶらぶら歩いていると ふいに水辺から鳥が飛び立ちました。

少し先の岸辺に降りたので目を凝らしてみると イカルチドリです。
渇いた泥や石の色にそっくりな羽の色 みごとに周囲の景色にとけこんでいます。
いったん目を離すと イカルチドリがどこにいるのか分からなくなってしまいます。








イカルチドリは春から夏には この池から直線距離で100メートルほどの河川沿いで暮らしています。
時期的に、おそらく繁殖しているのではないか?と思うのですが、ヒナの姿を見たことはありません。
この日は5~6羽のイカルチドリを確認できました。







イカルチドリ(斑鳩千鳥)Long-billed plover  全長約21㎝
チドリ目チドリ科チドリ属


池の浅瀬で食べ物を探すコサギの群 数えてみると32羽
コサギたちは河の流れに張り出すように枝を伸ばす大きな木をねぐらにしているようです。
朝方に川沿いの道路を車で走ると、樹木の緑の中に点々と白く止まるサギたちが見えます。



池の対岸の林からハイタカが飛び立つのが遠目に見えました。
サギたちはいっせいに飛び立ち 青空高く舞い上がり そのまま飛び去りました。
イカルチドリたちも鋭い鳴き声を上げながら草地に向かって飛び立ちました。
ハイタカは何も獲らず 東の空へ吸い込まれるように見る見る小さくなっていきました。



コサギ(小鷺) Little egret 全長約60cm
ペリカン目サギ科コサギ属



三面コンクリート張りの水路にカワセミが


離れた所でコサギも一羽狩りをしていました。
浅い水の底に小エビのような水生生物が見えました。



てっきりカワセミはカメラを構えた私を警戒して飛び去ったものと思っていましたが、
帰宅後確認すると、しきりに上空を気にしています。
車に乗り込む際、上空を旋回するチョウゲンボウに気がつきました。
カワセミを飛ばしたのも、ひょっとして?




カワセミ(翡翠)Common Kingfisher 全長 約17cm
ブッポウソウ目カワセミ科カワセミ属


最後まで見ていただきありがとうございました。

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秋の花壇

2021年11月11日 | 花や昆虫 2020~

日毎に気温が下がって秋の気配が深まっていきますね。

公園の花壇を彩る花の種類もだんだんと少なくなっていくようです。
ここは秋の野原をイメージした花壇なのか 野に咲くような花が多く植えられていました。

まずはノコンギク(野紺菊) でしょうか? 




この花の青色が好きです。この秋、初めての出会い。
もうじき花期も終わりですが 今年も見られて良かった。




シロノセンダングサ?(白ノ栴檀草)


先日 里山で見かけたコセンダングサに似ていますが
こちらも結実すると「ひっつき虫」になるのでしょうか?





キタテハが蜜を吸っているのもセンダングサの一種でしょうか?



白い花びらのシロノセンダングサには見向きもせず、この黄色い小花ばかりに止まります。
枯れ葉のような翅の中央にハート型♡




ツワブキ(石蕗) 

今が盛りの黄色い花があちこちで見られます。



この花の名前をご存知の方はどうぞ教えてください。


マリーゴールド
春から初冬まで咲くおなじみの花




子供のころから学校の花壇などでよく見ている花ですが、
なくなんとなく苦手で いままで撮ったことがありませんでした。
うまく言えないのですが、何か忘れたいことを思い出しそうな・・・
この日は素直に「きれいだな」と思えたので。

ぐうぜんだとは思うのですが、今回、花言葉によくない意味合いもあると知りました。
https://hanasaku-gift.com/language-of-flower/marigold


最後まで見ていただきありがとうございました。

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イソヒヨドリ キンモクセイ

2021年11月10日 | イソヒヨドリ

我が家の近所に ほぼ一年中オスのイソヒヨドリが見られます。
つい先日は 裏のお宅の玄関先をちょこちょこ跳ねまわっていました。

姿の見えない日でも 美しいさえずり声が空から降るように聞こえてきます。
おそらくどこかのお宅の屋根の上か電信柱のてっぺんで美声を響かせているのでしょう。

ただ あまりにも家の近く過ぎて 望遠レンズ付きのカメラで撮影するのは気がひけてしまいます。
今回のイソヒヨドリは、ちょっと離れた地域の集合住宅の屋根に止まっていたのを撮りました。




イソヒヨドリ(磯鵯) Blue Rock Thrush 全長約24㎝
スズメ目ヒタキ科イソヒヨドリ属

◆バードリサーチさえずりナビ イソヒヨドリ
https://db3.bird-research.jp/saezuri/birdsong/detail/81


公園を歩いている時  どこからともなく金木犀の甘い香りが漂ってきました。
匂いを頼りに花の在処を探すと 立ち入れない柵の向こう側に咲いていました。

金木犀の花に触れられるほど近い別のポイントを思い出して行ってみることに。
ちょうど見頃を迎えていて みかん色の小花はどれも生き生きと咲いていました。





秋のさわやかな風にのって漂ってくる ふんわりと甘いキンモクセイの甘い香り
不思議なことに 花の近くに寄ってしまうと かえって匂いを感じなくなりました。



でも、こうしてきれいな状態の花を見られて良かったです。
昨夜からの雨と風で キンモクセイの色と香りは褪せてしまわないでしょうか。

最後まで見ていただきありがとうございました。

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ぶらり 里山散策

2021年11月09日 | 花や昆虫 2020~

小春日和のある日 探鳥を兼ねて自宅からほど近い里山を気ままに散策してきました。

ちなみに「里山」とは 深山(みやま)の対義語。 改めて定義を調べて自分なりにまとまてみると~
原生的な自然と都市との中間にある集落や人里のまわりの農地、ため池、、河川、草原などで構成される地域
農業や林業など人間の営みの影響を受けた生態系がつくられ、維持されている環境
~ちょっと硬い文章ですが、こんなところでしょうか。


イヌホオズキ(犬酸漿)

「犬」とつく言葉はマイナスのイメージで使われるものが多く、納得がいかない私です。
このイヌホオズキもオオイヌノフグリも愛らしくて親しみやすい植物ですよね。


ウラナミシジミでしょうか

コセンダングサ(小栴檀草)


翅や体毛が青色に輝いて見えました。 
ウラナミシジミの成虫は暖かい地域以外では冬には死に絶えてしまうそうですが
温暖と言われる瀬戸内気候ではどうでしょう? 冬にも観られるか、要チェック!

◆昆虫エクスプローラー
https://www.insects.jp/kon-tyouranamisi.htm

ウラナミシジミが吸密していたのはゴーヤの花? 



ヒメアカタテハ 葉っぱの上で日向ぼっこ



キャベツ畑にモンシロチョウ 
ひらひらとたくさん飛んでいました。

この畑は春先にもキャベツを収穫して段ボールに詰める作業をしていました。
「二期作」 社会のテスト前に暗記した言葉が思い浮かびます。
この畑では冬でもヒバリが見られますが、お目当ては青虫?


シロバナサクラタデ(白花桜蓼)


木陰の一角に固まって咲いていました。
楚々とした白い花を見ていると心が清らかになるような・・・





ホトケノザ(仏の座)

春の花だと思っていましたが、農道沿いにポツポツと咲いていました。
ぺんぺん草やハコベもあちこちに。小春日和が続いている影響でしょうか?


ツリガネニンジン(釣鐘人参)

日当たりの良い斜面に群生していました。


ヒメアカタテハ 




コセンダングサ(小栴檀草)はチョウたちに人気です。
花は小さいくせに結実すると大きくトゲをのばして「ひっつき虫」に・・・



モンシロチョウ


◆動物につく種 ひっつき虫  NHK
https://www2.nhk.or.jp/school/movie/outline.cgi?das_id=D0005100111_00000


アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)


こちらもやっかいな「ひっつき虫」
草地で鳥を撮影した後、小さな緑の三角▼が 服や靴下にびっしりとくっついていました。
ぜんぶ取り除いたつもりだったのに、昨日、靴ひもに2つ▲▼残っているのに気がつきました。


我が家は郊外の新興住宅地にあるので10分ほど歩けば里山です。

最後まで見ていただきありがとうございました。
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ホシハジロはお好き?

2021年11月08日 | カモ 2020秋~

ホシハジロ(星羽白) の小群があちこちの池で見られるようになりました。

赤茶色の頭部が目立つのはオス ルビーのような赤い目も特徴的です。
白灰色と黒の体をじっくり観ると 美しく繊細なさざ波模様が浮かび上がってきます。


メスは頭部から胸のあたりは こんがりこげ茶色 体は灰褐色で地味な色合いです。





潜水が得意で 瞬時に水の中に姿を消してしまいます。 
水中で植物の茎や根、水底から貝類などを探して食べます。




茶色の目で穏やかな顔つきに 子供の頃に飼っていた柴犬が思い出されます。



足で頭をカキカキするしぐさも犬っぽくて愛嬌たっぷり





あまり人に慣れず 公園の池で餌を目当てに寄ってくることもありませんが
渡来数も多く観察の機会も多い身近なカモの一種です。



ホシハジロ(星羽白) Common pochard  全長48㎝(オス)43cm(メス)
カモ目カモ科スズガモ属


◆ホシハジロの鳴き声 日本野鳥の会
https://www.youtube.com/watch?v=TM4sDRj8IXI


最後まで見ていただきありがとうございました。
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ヌートリア あなたの近くにもいませんか?

2021年11月07日 | 花や昆虫 2020~

ハクセキレイを撮った池には外来種のヌートリアが生息していました。
人気者のカピバラやビーバーとよく似た姿で大型のネズミの仲間です。

双眼鏡で確認すると 池の中の小さな島に少なくとも5頭の姿が。
そのうちの一頭が水面を泳いでぐんぐん岸辺に近づいてきます。

いったん水中に潜り 浮上すると手に持った菱の実をかじり始めました。




菱の実、こんな形をしているのですね。
どうやらこの浅瀬はヌートリアのお食事場所のようです。


ぐんぐん岸辺に近づいてくるヌートリア 泳ぎが達者です。
人を恐れたり警戒したりする様子はまったくありませんでした。



黒い手に鋭い爪!
母指対向性になっていて、しっかりと物をつかめるようでした。



池の底には菱の実がたくさん沈んでいるらしく
ヌートリアは繰り返し水に潜っては菱の実を取って戻り この場所で食べていました。



菱の実はかなり固そうですが、ヌートリアはぼりぼりと食べ続けていました。




もともとは南米に棲んでいたヌートリア
第二次世界大戦時中から戦後にかけて主に軍用として、毛皮をとるために移入され
飼育していたものが逃げたり放たれたりして増えていった気の毒な動物です。


◆侵入生物データベース ヌートリア
https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/10140.html


釣具屋さんのHPにも記事が。釣り愛好者もヌートリアを見る機会が多いのでしょうね。
◆ヌートリアって見てことある? 
https://fishingjapan.jp/fishing/3641


最後まで見ていただきありがとうございました。

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いつも近くに ハクセキレイ

2021年11月06日 | セキレイの仲間

ハクセキレイは人との距離がとても近い野鳥です。

警戒心が薄い、というより「度胸がある」「肝が据わっている」という言葉がよく似合います。
コンビニの駐車場や交通量の多い交差点でも ひょこひょこ歩き回っているハクセキレイ
車に轢かれないだろうか・・・と、見ているこちらの方がハラハラドキドキしてしまいます。




昨年の冬に近郊のため池で出会ったハクセキレイたちです。
たくさん撮りすぎて投稿の機会を逃してしまいました。
せっかくなので冬羽のハクセキレイとして登場してもらいました。







日本一溜池の数が多い兵庫県
住宅地の近くでは池の周囲に遊歩道が整備されている所も少なくありません。
写真の池もそのひとつ。近隣の人たちが散歩やジョギングを楽しむ憩いの場です。

柵の上に止まったセキレイは 絶好のモデルさん




先日撮った写真も追加
チャンスも多いので「絵になる良い写真」にこだわってみたいところ。





ようやく「これだ!」という構図が決まったのですが、
気まぐれなモデルさんは ふいっと横を向いて、パッと飛び立ってしまいました。
また次の機会にがんばりたいです。一冬かければ納得のいく一枚が撮れるかもしれませんよね。


ハクセキレイ(白鶺鴒)White Wagtail 全長約21㎝
スズメ目セキレイ科セキレイ属


◆バードリサーチさえずりナビ ハクセキレイ
https://db3.bird-research.jp/saezuri/birdsong/detail/65

◆キャノン 野鳥図鑑 
https://global.canon/ja/environment/bird-branch/photo-gallery/hakusekirei/index.html


最後まで見ていただきありがとうございました。





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セグロセキレイ

2021年11月05日 | セキレイの仲間

セグロセキレイ 背黒鶺鴒
名前のとおり背中が黒く頭巾を被った忍者のような姿です。

私の地域では ほぼ一年中見られるおなじみの鳥です。
春夏は石がゴロゴロしているような河川の中流域で繁殖し
秋冬は郊外のため池周辺で個体数が多く観察できます。
この日は、住宅地のはずれのため池に4羽が集まっていました。




一枚の写真に複数羽入れて撮りたいのですが、動きが素早く思うようにいきません。
よくよく見ると目の上の白い部分の形がそれぞれ違うので、個体識別できるかも…?
4羽そろって この池周辺で越冬してくれたら面白い観察ができそうです。



セグロセキレイ(背黒鶺鴒)Japanese Wagtail 全長約21㎝
スズメ目セキレイ科セキレイ属

◆日本野鳥の会・埼玉 野鳥の鳴き声を楽しもう セキレイ
http://www.wbsj-saitama.org/yacho/koe/24.html


一昨年に撮ったキセキレイを


今年はこの撮影地で大規模な木の伐採が行なわれました。
毎年のように見られたキセキレイに今年も会えるでしょうか・・・



キセキレイ(黄鶺鴒)Grey Wagtail 全長約20㎝
スズメ目セキレイ科セキレイ属


最後まで見ていただきありがとうございました。

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秋の蝶たち

2021年11月04日 | 花や昆虫 2020~

野の花が咲く小道を歩けば そこかしこでいろいろな蝶が見られます。

探鳥目的ででかけても目当ての鳥に会えないことも少なくないですが、
そんな日でもチョウやハチ、トンボなどの昆虫が目を楽しませてくれます。


まずはツマグロヒョウモン・メス


暑い時期に会えるのはオスばかりでしたが 秋が深まるとメスの数が増えたような印象です。
メスとオスとでは発生時期になんらかの違いがあるのでしょうか?




モンキチョウ


白型のメス

モンキチョウのメスには写真のような白型と黄型の二種類があるそうです。

◆昆虫エクスプローラー
https://www.insects.jp/kon-tyomonki.htm


モンシロチョウ

近くにキャベツ畑があるためかたくさんのモンシロチョウが飛び交っていました。


キタキチョウ

モンキチョウやモンシロチョウより小型 
成虫の姿で越冬するので冬のひだまりで見かけることも多い蝶です。

◆昆虫エクスプローラー
https://www.insects.jp/kon-tyoki.htm


ヒメアカタテハ



ヤマトシジミ


道端の草の上をチラチラと何頭も舞い飛んでいました。
カタバミさえあれば都会でも生きていけるそうです。



どのチョウも翅が痛んでいました。



◆昆虫エクスプローラー
https://www.insects.jp/kon-tyoyamato.htm


ベニシジミ

「春に現れる個体は赤っぽく、夏の個体は黒っぽい。秋には両方のタイプが見られる。」そうです。
写真のチョウは中間色? ひとくちにベニシジミと言ってもいろいろな翅色があると教えていただきました。

◆昆虫エクスプローラー
https://www.insects.jp/kon-tyobenisi.htm


チャバネセセリ




「今年は虫が少ない?」というタイトルの記事を載せたのは昨年・2020年の7月でした。
見逃してしまいそうな小さな存在ですが、
昆虫たちの生の営みは新鮮な驚きや思いがけず励ましを与えてくれます。


最後まで見ていただきありがとうございました。


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庭園のジョウビタキ

2021年11月03日 | ジョウビタキ

冬鳥のジョウビタキが 今シーズンも元気な姿を見せてくれました。

愛想の良いジョウビタキ、初認の日を心待ちにしているバーダーさんも多いです。
オスは「ジョビオ君」 メスは「ジョビ子さん」と呼ばれて親しまれています。

このジョビコさんは 花に彩られた庭園を縄張りの一角にしているようです。



バラの茎に止まって何か吐き出しました。
木の実の皮のように見えましたが・・・?



フェンスを活用して 快適に暮らしている様子





この茎がお気に入り?
この庭園で冬を越してくれるとうれしいです。



オスのジョウビタキにも 先週の金曜日に別の公園で会うことができました。
渡って来たばかりで警戒心が強く植え込みに隠れた切り出てきてくれませんでした。

ジョウビタキ(尉鶲、常鶲) Daurian redstart 全長15cm
スズメ目ヒタキ科ジョウビタキ属



庭園で見られた木の実 ジョビコさんはこれを食べたのかしら?


伸びきったノゲイトウ?? 穂を実らせて赤い茎が風に揺れていました。


ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)
 金平糖みたいでかわいらしい1㎝ほどの小さな花です。




最後まで見ていただきありがとうございました。

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小春日和のカイツブリ

2021年11月02日 | カイツブリの仲間

小春日和の青空を映す水面に カイツブリの若鳥がゆったりと泳いでいます。

この池では繁殖していないので よその池から新天地を求めてきたのでしょう。




日向ぼっこのカメさんと


この池には外来魚は放たれていないのでカイツブリの食べ物になる小魚が豊富です。
外来魚に小さな魚やエビなどの水生生物を食い尽くされてしまう池では、カイツブリは生きていけません。
大きく育った外来魚にカイツブリのヒナが食べられてしまうケースも報告されています。
上の写真のアカミミガメも大きく育つと、カイツブリのヒナにとって恐ろしい天敵に変わります。


↑ 幼鳥の目は黒っぽい色ですが
↓ 成鳥の目は金色に変わります。

 オトナのカイツブリは表情が読めませんね。
ひょっとしたら、どこを見ているのか分かりにくいことが狩りの際には役立つのでしょうか??

カイツブリ(鳰)Little grebe  全長約26㎝
カイツブリ目カイツブリ科カイツブリ属


前回の記事でカモたちが飛来していた郊外の池にはカンムリカイツブリも見られました。

カイツブリは全長約26㎝、
カンムリカイツブリは全長約56㎝ この体格差です。


カンムリカイツブリの白く長い首は遠目にも光り輝いて見えます。



カンムリカイツブリ(冠鳰)Great Crested Grebe 全長約56㎝
カイツブリ目カイツブリ科カンムリカイツブリ属


オマケ画像 過去の投稿から
カイツブリはこのサイズの魚でも飲み込めず。
何度も何度も挑戦した後、放してしまいました。


さすがのカンムリカイツブリも幅広の大きな魚に四苦八苦。

キンクロハジロに横取りされないよう焦っていますが、
こちらも飲み込めず、魚を放流してしまいました。


◆三鷹市 カイツブリ
https://www.city.mitaka.lg.jp/c_service/026/026168.html

◆キャノン 野鳥写真図鑑
https://global.canon/ja/environment/bird-branch/photo-gallery/kaitsuburi/index.html


最後まで見ていただきありがとうございました。

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カモさん、うぇるかむ

2021年11月01日 | カモ 2020秋~

冬鳥の主役ともいえるカモたち 北の国からぞくぞくと飛来しています。
渡って来たばかりで警戒心が強く 広大な池の中央あたりに寄り集まっていました。

留鳥のカルガモも日毎に数を増やしています。寒さの厳しい地域から移動して来たのでしょう。
オオバンといっしょにもぐもぐとヒシの水中根を食べながら岸辺近くまで泳いできました。



ホシハジロ(星羽白) 
 赤い目のオスが1羽  こんがり茶色のメスに囲まれてプカプカ漂っている。


キンクロハジロ(金黒羽白) 
 とぼけたような表情がほほえましいカモ。 オスのエクリプス??


メスは眠っているように見えるが 先を行く一羽と離れないように泳いで「つがい」のように見えた。

顔を埋めて眠っている姿は遠目にホシハジロのメスと見分けにくかったのですが
「下尾筒(尾羽の下のお尻のあたり)が白いのはキンクロハジロ」と識別点を発見!


ヒドリガモ(緋鳥鴨)オスとメス
  都市公園の池で越冬する群と違って人を寄せ付けない雰囲気が。岸辺に近寄ってきません。



ヨシガモ(葦鴨)のオス 繁殖羽に移行中 

他にオカヨシガモ(岡葦鴨) コガモ(小鴨)ハシビロガモ(嘴広鴨)も確認できました。


よほどの食いしん坊なのか、なんとも人慣れしたカルガモ。


あちらの池からこちらの池へ 


最後まで見ていただきありがとうございました。


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