気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

小春日和のカイツブリ

2021年11月02日 | カイツブリの仲間

小春日和の青空を映す水面に カイツブリの若鳥がゆったりと泳いでいます。

この池では繁殖していないので よその池から新天地を求めてきたのでしょう。




日向ぼっこのカメさんと


この池には外来魚は放たれていないのでカイツブリの食べ物になる小魚が豊富です。
外来魚に小さな魚やエビなどの水生生物を食い尽くされてしまう池では、カイツブリは生きていけません。
大きく育った外来魚にカイツブリのヒナが食べられてしまうケースも報告されています。
上の写真のアカミミガメも大きく育つと、カイツブリのヒナにとって恐ろしい天敵に変わります。


↑ 幼鳥の目は黒っぽい色ですが
↓ 成鳥の目は金色に変わります。

 オトナのカイツブリは表情が読めませんね。
ひょっとしたら、どこを見ているのか分かりにくいことが狩りの際には役立つのでしょうか??

カイツブリ(鳰)Little grebe  全長約26㎝
カイツブリ目カイツブリ科カイツブリ属


前回の記事でカモたちが飛来していた郊外の池にはカンムリカイツブリも見られました。

カイツブリは全長約26㎝、
カンムリカイツブリは全長約56㎝ この体格差です。


カンムリカイツブリの白く長い首は遠目にも光り輝いて見えます。



カンムリカイツブリ(冠鳰)Great Crested Grebe 全長約56㎝
カイツブリ目カイツブリ科カンムリカイツブリ属


オマケ画像 過去の投稿から
カイツブリはこのサイズの魚でも飲み込めず。
何度も何度も挑戦した後、放してしまいました。


さすがのカンムリカイツブリも幅広の大きな魚に四苦八苦。

キンクロハジロに横取りされないよう焦っていますが、
こちらも飲み込めず、魚を放流してしまいました。


◆三鷹市 カイツブリ
https://www.city.mitaka.lg.jp/c_service/026/026168.html

◆キャノン 野鳥写真図鑑
https://global.canon/ja/environment/bird-branch/photo-gallery/kaitsuburi/index.html


最後まで見ていただきありがとうございました。

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする