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最近聴いた音楽(歌)
ごく最近、「You raise me up」という歌をYouTubeで聴きました。全くの偶然です。どんな歌かをご説明する前に、まず聴いてみてください。
(2010年 オランダのマーストリヒト市にて)
いまひとつ風貌も冴えない中高年の男性が歌っています。歌詞の意味は、およそのところ、”心が疲れ果てた時に あなたが来て勇気を私に与えてくれる、そして荒波も乗り越えられる、そしてあなたは私を励ましてくれる・・”というほどの意味です。次第に歌のキーが高音に移ってゆき、この歌に感情移入してゆくのです。
声を張り上げることもなく、自然体で実にに伸びやかです。歌っているのは、オランダ人の歌手、マーティン・ハーケンスという人です。といっても本格的な歌手ではなく、あるオランダのテレビのオーディション番組で優勝してデビューしたとのことです。この「You raise me up」という歌は、色んな人が歌っています。ちなみに2006年のトリノ冬季オリンピックでは荒川静香選手がアジア人発の金メダルに輝きましたが、その時バックで流れたのが、「You raise me up」でした。
いろいろな人やヴォーカル・グループが歌っています。有名なのは、アイルランド出身のCeltic Woman という四人組の女性ヴォーカルグループ、またジョシュ・グローバンという男性四人組のヴォーカル・グループなどです。日本人では小柳ゆきがドラマティックな歌唱を見せています。
後ほど、少し詳しくこの歌のことを述べますが、何か神のような存在が人間に力を与えてくれるような歌であると受け止めると、マーティン・ハーケンスの歌い方が最も心に深く染み入ってきます。決して力まず、のびやかに淡々と歌い上げています。
この歌は作詞がブレンダン・グラハム(アイルランド)、作曲がロルフ・ラブランド(南ノルウエー)です。2002年に混声のデュオ「シークレット・ガーデンズ」がリリースしました。さらに女性6人の音楽グループ「ケルティック・ウーマン」が歌って知られるようになりましいた。
歌の歌詞には。キリスト教の賛美歌を思わせるような要素を感じます。少し調べてみると、曲名の「You raise me up」というフレーズは、旧約聖書の詩篇の中に出ています。
”But you,Yahweh,have mercy me ,and raise me up・・”
you ,yahweh は神のことです。他にもいろいろキリスト教に関連した言葉があります。”stand on moutain ”、はキリストの山上の垂訓を思い起こさせます。これはは、新約聖書『マタイによる福音書』に出てきます。その他にも、いろいろ聖書の記述に関連する表現があり、現代的なクリスチャンソングとしての性格をあわせ持つもつものと受け止められています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ところで、この歌を聞いた時、私は、1980年代という遥か昔、東京は赤坂のあるピアノクラブで聴いた歌を思い出しました。それは、「You Light up my mind」という歌です。歌手パット・ブーンの娘でデビー・ムーンが歌って有名になりました。1970年代の映画「You Light up My Life」の主題歌です。これをデビー・ブーンが歌って1978年の第50回アカデミー賞歌曲賞を受賞しました。
如何ですか。何となく「You raise me up 」と似たような感じがありませんか。
ここでは、神の存在と云うよりは愛しい人が、落ち込んでいる私を慰め、励ましてくれる。そのような受け止め方もできます。アメリカの場合、ほとんどの人がキリスト教となんらかの関わり合いがあるので、神のような存在を意識するひともいるかも知れません。
この歌を聴いて、”落ち込んでいた自分が励まされたように感じた”、と感想をもらす人もいます。私自身、その頃は仕事でいつも悩みや問題を抱えていましたので、聞きたかったかも知れません。そのピアノクラブに行ったときは、いつもこの曲をリクエストしていました。
この歌は、なんらかの形で「You raise me up」に影響を与えたかも知れません。
それはともかく、「You raise me up」を聴いて、歌って見たくなりました。ただ、長いあいだ歌ってこなかったので声の声域が高いところまで伸びなくなっています。肺活量も落ちています。そこで・・・・ヴォイス・トレーニングを含めプロの個人レッスンを受けることにしました。師走の頃には、なんとかなるでしょう。それまでは、ワクチンを接種し、コロナウイルスをやつける納豆・赤ワインや黒酢を飲んで頑張ります!
ごく最近、「You raise me up」という歌をYouTubeで聴きました。全くの偶然です。どんな歌かをご説明する前に、まず聴いてみてください。
(2010年 オランダのマーストリヒト市にて)
いまひとつ風貌も冴えない中高年の男性が歌っています。歌詞の意味は、およそのところ、”心が疲れ果てた時に あなたが来て勇気を私に与えてくれる、そして荒波も乗り越えられる、そしてあなたは私を励ましてくれる・・”というほどの意味です。次第に歌のキーが高音に移ってゆき、この歌に感情移入してゆくのです。
声を張り上げることもなく、自然体で実にに伸びやかです。歌っているのは、オランダ人の歌手、マーティン・ハーケンスという人です。といっても本格的な歌手ではなく、あるオランダのテレビのオーディション番組で優勝してデビューしたとのことです。この「You raise me up」という歌は、色んな人が歌っています。ちなみに2006年のトリノ冬季オリンピックでは荒川静香選手がアジア人発の金メダルに輝きましたが、その時バックで流れたのが、「You raise me up」でした。
いろいろな人やヴォーカル・グループが歌っています。有名なのは、アイルランド出身のCeltic Woman という四人組の女性ヴォーカルグループ、またジョシュ・グローバンという男性四人組のヴォーカル・グループなどです。日本人では小柳ゆきがドラマティックな歌唱を見せています。
後ほど、少し詳しくこの歌のことを述べますが、何か神のような存在が人間に力を与えてくれるような歌であると受け止めると、マーティン・ハーケンスの歌い方が最も心に深く染み入ってきます。決して力まず、のびやかに淡々と歌い上げています。
この歌は作詞がブレンダン・グラハム(アイルランド)、作曲がロルフ・ラブランド(南ノルウエー)です。2002年に混声のデュオ「シークレット・ガーデンズ」がリリースしました。さらに女性6人の音楽グループ「ケルティック・ウーマン」が歌って知られるようになりましいた。
歌の歌詞には。キリスト教の賛美歌を思わせるような要素を感じます。少し調べてみると、曲名の「You raise me up」というフレーズは、旧約聖書の詩篇の中に出ています。
”But you,Yahweh,have mercy me ,and raise me up・・”
you ,yahweh は神のことです。他にもいろいろキリスト教に関連した言葉があります。”stand on moutain ”、はキリストの山上の垂訓を思い起こさせます。これはは、新約聖書『マタイによる福音書』に出てきます。その他にも、いろいろ聖書の記述に関連する表現があり、現代的なクリスチャンソングとしての性格をあわせ持つもつものと受け止められています。
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ところで、この歌を聞いた時、私は、1980年代という遥か昔、東京は赤坂のあるピアノクラブで聴いた歌を思い出しました。それは、「You Light up my mind」という歌です。歌手パット・ブーンの娘でデビー・ムーンが歌って有名になりました。1970年代の映画「You Light up My Life」の主題歌です。これをデビー・ブーンが歌って1978年の第50回アカデミー賞歌曲賞を受賞しました。
如何ですか。何となく「You raise me up 」と似たような感じがありませんか。
ここでは、神の存在と云うよりは愛しい人が、落ち込んでいる私を慰め、励ましてくれる。そのような受け止め方もできます。アメリカの場合、ほとんどの人がキリスト教となんらかの関わり合いがあるので、神のような存在を意識するひともいるかも知れません。
この歌を聴いて、”落ち込んでいた自分が励まされたように感じた”、と感想をもらす人もいます。私自身、その頃は仕事でいつも悩みや問題を抱えていましたので、聞きたかったかも知れません。そのピアノクラブに行ったときは、いつもこの曲をリクエストしていました。
この歌は、なんらかの形で「You raise me up」に影響を与えたかも知れません。
それはともかく、「You raise me up」を聴いて、歌って見たくなりました。ただ、長いあいだ歌ってこなかったので声の声域が高いところまで伸びなくなっています。肺活量も落ちています。そこで・・・・ヴォイス・トレーニングを含めプロの個人レッスンを受けることにしました。師走の頃には、なんとかなるでしょう。それまでは、ワクチンを接種し、コロナウイルスをやつける納豆・赤ワインや黒酢を飲んで頑張ります!
早速youtubeで聴かせてももらいました。ハーケンスさんは60代後半と見ました。伸びやかな声で情感がこもっていていい歌ですね。貴兄の情報の取得範囲が広いのに驚きました。ボイストレーニング頑張ってください!
「毎日が日曜日」プラス「コロナ渦」連休の最中に、音楽エッセイは楽しく助かります。
ゆらぎ様の予告編でこの歌を知り、以来幾度も聞きました。マーテイン・ハーケンスはこの歌にぴったりの表現ができる歌手のようです。
ゆらぎ様のご紹介のように,歌詞には聖書の中の言葉が引用されているようです。そうなると「you]は当然「イエスキリスト」を指すのでしょう。
ところが小生にはこの「you]が誰なのか,気になります。毎週の教会礼拝では四曲聖歌を歌いますが、この歌詞で、讃美歌を歌うときは、「主イエス」[THE LORD]となります。しかも、淡々と、余り抑揚をつけず、穏やかに歌います。
小生にとって、この歌は讃美歌のようであるが、
違うな?と思っています。
勝手なことを言いました。お許しください。
葉有露
今日は朝からロングドライブ。遠隔の地に来ています。そのためお礼を申し上げるのが遅くなり、申し訳ありません。ヴォイス・トレーニングは、とりあえず月に2回。慣れてきたら、もう少し増やそうと思っています。
そもそも、この「You raise me up」を歌うのが当初の目的ではなく、シューベルトの歌曲「夜と夢」を歌ってみたいというのが希望した。ヴォイストレーング、頑張ります。
「夏のご馳走」と題する素敵なコメントをお寄せ頂きありがとうございました。
「You raise me up」を気に入っていただけたようで嬉しくなりました。なにか、ほのぼのと心に染み入ってくるようでです。この曲を聴いていると、歌いたくなるような気持ちになります。ありがとうございました。
感想が遅れてしまい失礼しました。
冒頭の「You raise me up」を繰り返し聞きました。
歌手のハーケンスさん、言われるように歌手らしくない、そこら辺の八百屋のおじさんの風貌ですが、声はオペラ歌手のような、人生の色々な場面を潜り抜けて来たような歌いプリです。曲の終わりが近づくにつれ、盛り上がり、心の底に響き、共鳴し、じわりと癒しと励ましを与えてくれたように感じました。
今日のコロナ禍で人間が悲しみにくれる場面が増えているが、それを慰め、励ますのによくあっているようにも感じた。
久しぶりに心の底が洗われるよう時間を持てました。
「心の癒やしと励まし」と題する心暖まるコメントをありがとうございました。
おっしゃるように、この歌、とくにハーケンスさんの歌はしみじみと心に染みてきます。私も心が洗われる思いがしました。ありがとうございました。