りばぁさいどらいふ

東京を流れる某川のほとりから。
ガーデニング、アウトドアなど生活を心地よくするために思うところ、備忘録、いろいろです。

旧東海道散歩 その38-① 本宿~

2019-04-12 07:48:00 | 旧東海道散歩
新幹線で豊橋駅へ・・・名古屋鉄道(名鉄)へ乗り換え「本宿駅」から出発です。


旧東海道を進むと・・・


日本橋から78番めの「本宿一里塚跡」


さらに旧東海道を進みます。


「宇津野龍碩(うつのりゅうせき)邸と長屋門」

niko宇津野龍碩はシーボルトの門人に医学を学んだ蘭方医で、安政年間では珍しい「種痘(天然痘の予防接種)」も行ったそうです。

「松並木」が見えてきました。


本宿村の西側入口には、現代の道標と案内板がありました。

niko「右 東海道 左 国道一号」

国道1号線を横断すると・・・


懐かしい景色に出会いました。

meromero2初めて訪れる場所ですが・・・幼い頃、祖母と散歩した場所にとても似ています。記憶の中の故郷の景色。

線路沿いを進み・・・


さらにスロープを下り、「名鉄山中駅」の前を通過すると・・・


「冠木門(かぶきもん)と名残りの松」


遠くに「山中八幡宮」が見えました。


「舞木橋」を渡り・・・


旧東海道を進むと・・・


田んぼの中にぽつんと「山中御宮常夜燈」

niko1833年(天保4年)建立です。


wink自転車に乗った人と比べると、大きな常夜燈であることがわかります。


niko黄金色の麦の穂が美しい。

徳川家康の命を救ったと伝わる「御開運御身隠山」の碑


「山中八幡宮」に立ち寄ることにしましょう。

「山中八幡宮」は徳川家康が初陣の時に必勝祈願をした神社です。

niko天然記念物の巨大なクスノキ。



奥に進むと「鳩ヶ窟(はとがくつ)」


samurai徳川家康の三大危機(三方ヶ原の戦い、伊賀越え、三河一向一揆)の中で、「三河一向一揆」は家康にとって最初の大ピンチでした。
1563年(永禄6年)まだ松平家康だった頃、三河(愛知県)で大規模な一向一揆(浄土真宗の本願寺に属する一向宗の信徒たちが起こした権力に対する抵抗運動)が勃発しました。
一向宗徒の多くの家臣たちが一揆側へ付いてしまい、家康が逃れて身を隠したのがこの洞窟です。追手が近づいた時、突然2羽の鳩が飛び出し難を逃れた・・・と云われています。

(つづく)
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