リーメンシュナイダーを歩く 

ドイツ後期ゴシックの彫刻家リーメンシュナイダーたちの作品を訪ねて歩いた記録をドイツの友人との交流を交えて書いていく。

234. リーメンシュナイダー写真集 第四巻 いよいよ最終段階に近づきました

2020年09月27日 | 日記

▶第四巻『完・祈りの彫刻 リーメンシュナイダーと同時代の作家たち』に載せなかった画像から。

 



聖血の祭壇より 聖血が入った十字架を支える天使
 ティルマン・リーメンシュナイダー 1501.04.15~1504/1505
 聖ヤコブ ルター派教区教会  ローテンブルク・オプ・デア・タウバー

 

▶第四巻『完・祈りの彫刻 リーメンシュナイダーと同時代の作家たち』の進捗状況

 現在、三校校正紙は校正の公文さんの元で最終的なチェックを受けています。もしかしたらもうデザイナーの石井さんの手に渡っているのかもしれません。あとわずかではありますが、見直す度に何かしらスペルミスや文言の手直しが入ります。私の入力段階で防げれば良いのですが、なかなかミス無しでは打ち込めず、ドイツ語講師のバールケ先生にも丁寧に見なおしをしていただきました。校正の公文さんには日本語の使い方も含めて詳しく見ていただき、ようやくほぼ校正の段階は終了に近づいています。これが終わったら富士美術印刷の試し刷りを見ながら色の打ち合わせをして私の仕事は終了! その日が待ち遠しいです。

 この半年間、ほとんど都心に出掛けることはせず、途中少しコロナ感染が下火になってきた谷間で急ぎ用を足しに2回ほど出掛けただけですが、今はまた感染者数が増えていて気がかりです。でも印刷会社までは極力日中の空いた時間を見計らって行ってきたいと思います。

 

▶ちょっと不思議なことがありました。

 前々回で紹介した表紙のデザインが決まるまでいろいろとやりとりがあったのですが、これで行きましょうと決めたのは9月15日でした。その翌日か翌々日、三津夫がツイッターのウェブサイトに『完・祈りの彫刻 リーメンシュナイダーと同時代の作家たち』が画像付きで紹介されていると教えてくれたのでした。一目見て「え~~~!?」と思わず叫んでしまいました。決まったばかりの表紙の画像がちゃんと出ていたからです。「猫の泉」さんという方のツイッターでした。第四巻の頁数まで出ているので余計「???」でした。今、その方のツイッターを辿って確かめてみたら紹介されていた日付は8月19日でした。表紙についてはアイデアを出してはあったものの、相談もきちんとしていない頃のものです。う~~~む。どうしてこんな内容までわかったのかしら? 恐らく丸善出版が宣伝のために情報だけは出してあったらしく(私は知りませんでしたが)、表紙のデータが出た後で画像だけ入れ直したのではないかと思われますが、どうなのでしょうね? それにしても何とも素早いこと。ツイッターってまだ恐れ多くてやったことがないのですが、すごいスピードで動いていくものなんだなと目が点になった体験でした。
 でもその猫の泉さん、どこのどなたなのかと不思議に思っています。

 では、また状況が動いたら書くことにします。いつも読んでくださってありがとうございます。

※このブログに掲載したすべての写真のコピーをお断りします。© 2015-2020  Midori FUKUDA

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