毎回この但し書きをつけなければ、韓国が好きなのかと叩かれてしまうので、改めて書きます。私は政治的には間違いなく反韓です。
しかし、私が、日本は韓国にどうしてもかなわないな、と感じるのは、芸能界です。歌やダンスの世界もそうなのですが、ドラマ作りに掛けるエネルギーと本気度は日本の比ではないようです。
先日、「青い海の伝説」というドラマを見ました。本国でも好評だったようなのですが、チョン・ジヒョンという女優が人間に恋をする人魚の役で、ヒロインを演じています。
恋する人魚、という役には微妙に老けたかな、と思ったら、既にこの人、子持ちになっていたのでした。その子持ちの、世間的に言えばおばさんが、帯びれのついた人魚になり切って、水中を泳いだり水族館の大水槽の中を泳いで見せたりします。
海の中でもそれなりに深いところを泳いで見せるので、韓国は特撮もなかなか進んでいるなあと感心したのですが、後になって、それが特撮ではなかったことを知りました。チョン・ジヒョンはこのドラマに出演するに当たって、事前に潜水の講習を受け、免許まで取得して撮影に臨んでいたということです。
(ちなみに韓国の学校にはプールというものがありません。体育の時間数も日本と比べればはるかに少なく、座学のみが重視されています。あのセマウル号の沈没事件の際にも、高校生たちに泳ぎの心得があったなら、指示に逆らってでも脱出を試みたのではないかと思います。)
脚が自由に使えない人魚のスタイルで潜水する訳ですから、ちょっと目とは違い、危険もあったでしょうし、この間まで素人だった人間がやるのですから、かなりの苦労があったはずです。それでも彼女は悲しい過去を背負った人魚と人間のロマンチック・コメディを、特撮もスタントもなしで乗り切って見せています。
日本の女優では、ここまでは無理だな、とつくづく思った次第。
しかし、私が、日本は韓国にどうしてもかなわないな、と感じるのは、芸能界です。歌やダンスの世界もそうなのですが、ドラマ作りに掛けるエネルギーと本気度は日本の比ではないようです。
先日、「青い海の伝説」というドラマを見ました。本国でも好評だったようなのですが、チョン・ジヒョンという女優が人間に恋をする人魚の役で、ヒロインを演じています。
恋する人魚、という役には微妙に老けたかな、と思ったら、既にこの人、子持ちになっていたのでした。その子持ちの、世間的に言えばおばさんが、帯びれのついた人魚になり切って、水中を泳いだり水族館の大水槽の中を泳いで見せたりします。
海の中でもそれなりに深いところを泳いで見せるので、韓国は特撮もなかなか進んでいるなあと感心したのですが、後になって、それが特撮ではなかったことを知りました。チョン・ジヒョンはこのドラマに出演するに当たって、事前に潜水の講習を受け、免許まで取得して撮影に臨んでいたということです。
(ちなみに韓国の学校にはプールというものがありません。体育の時間数も日本と比べればはるかに少なく、座学のみが重視されています。あのセマウル号の沈没事件の際にも、高校生たちに泳ぎの心得があったなら、指示に逆らってでも脱出を試みたのではないかと思います。)
脚が自由に使えない人魚のスタイルで潜水する訳ですから、ちょっと目とは違い、危険もあったでしょうし、この間まで素人だった人間がやるのですから、かなりの苦労があったはずです。それでも彼女は悲しい過去を背負った人魚と人間のロマンチック・コメディを、特撮もスタントもなしで乗り切って見せています。
日本の女優では、ここまでは無理だな、とつくづく思った次第。