独り言っぽくで書いたので、いつもの「です」「ます」調ではなくなっています。
昨年末は正直、この冬は越せないのではないかと思ったが、何とか生き延びられそうだ。
朝起きて勉強を初めても、9時頃で精も根も尽き果て、立っているのも嫌という状態が続いていた。それはそうだ、血糖値が空腹時・食後を問わず300越えしていたのだから。
一応109までは正常の範囲。200を超えると即時入院、インスリンを一日4回注射、というのが、普通の医者が進める治療になるらしい。さもないと、失明・脚が壊死して切除・腎臓が不調になって週3回の透析などが待っているからだ。...
にもかかわらず、医者へ行くことすら拒んで、中国語の先生から固执!つまり偏屈者と呼ばれたが、言われても仕方ないとは思う。ただ、入院も注射も嫌なのだ。最後に医者に行ったのは、うっかり手首を切って、血管が露出してしまった時だけ。
私は毎週一度、バーベルを使った筋トレを欠かさず行っているのだが、だるさの余り休んでしまったこともあった。ベンチプレスも80㎏を確実に上げていたのが、50㎏が上がらない始末。男のプライドがずたずたになってしまっていた。
しかしこの3日前の木曜日、突然それは訪れた。今まで義務的に行って来た筋トレに対して、意欲というものが湧いて来たのだ。なおかつ、ガンガン行ける。8回と決めていたベンチプレスが、うっかりしていたら思わず10回挙げていたので、あわててそこでやめた。すべての種目において、ここ数年なかったほどのやる気と警戒さが感じられるではないか。
実はある人があることをして筋力を回復したという手記を読み、それを私も実践してみたのだが、どうやらそうした記事にありがちな、宣伝のためのガセネタではなかったようだ。私がこれまでの人生で試してきた中で、唯一うたい文句と同じ変化を与えてくれたもの、それは
「菊芋」。
もっとも、菊芋と同時にオリーブ・オイルと米ぬかの摂取を開始したので、どれが効いているのかは定かではないが、全て血糖値を下げる働きがあるとされているものだ。米ぬかは、糠床にするのではなく、そのまま食べてしまう。無農薬であることが絶対条件だが、きな粉に近い味で、そのままで十分食べられる。
この効果が偶然あの日だけのものなのかどうかは、いずれはっきりするだろう。しかし、家の外に出ようという意欲が湧いて来たことも事実。後は夕食後すぐにウオーキングに出掛けて、糖質を貯め込んだまま眠らないという努力を続けて見よう。なんとか体力を回復して、秋にはまた中国へ出かけたい。まだまだ行き残した場所がたくさんあるのだから。