梅様のその日暮らし日記

その日その日感じた事や世間で話題の事について自分なりの感想や考えを書いていきます。

孤独死の予感

2018-01-09 15:07:15 | 日記
近所のアパートの一階に、お婆さんとその息子らしき男性・と言っても、私よりは若いかな?という程度の年齢なのですが・が二人で暮らしていました。晴れた日にはガラス戸を開け、縁側っぽくして、部屋に日の光を一杯に入れていました。二人きりですが、それなりにささやかに幸せに、寄り添って生きているように見えました。
ある日を境に戸が開けられることは無くなり、お婆さんの姿は見えなくなりました。

息子と思しき男性は独りぼっちになり、目に見えて動作が鈍くなりました。外を歩く時にも、脚が衰えて、手押し車につかまって歩くようになりました。

男性は、今日もアパートの脇の陽だまりになっているコンクリートの上で、まるで死んだかのように壁に寄りかかって眠っています。

心の支えを失った男性には、生きる理由さえ見つけることが出来ないのでしょう。
この先は・・・予想はできますが、あえて書くのは止めておきます。