金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

563:森絵都『最後は臼が笑う』

2021-12-21 16:49:07 | 21 本の感想
★★★☆☆3.5

【Amazonの内容紹介】

ヒロインは公務員の桜子、39歳。
人生このかた、ろくでなしの悪い男にひっかかり続けてきた関西人。
妻子持ちに騙され、借金持ちには貢がされ、
アブノーマルな性癖持ちにいたぶられる。
ところが、桜子は「ろくでなしや、あかん奴や言われとる男に
限ってな、どっかしら可愛いとこを持っとるもんなんや」と公言し、
好んで吸い寄せられていく。
高校時代からの友人の「私」は、悪弊の連鎖を断つべく有志を募り、
「桜子の男運を変える会」まで結成したが、当人は我関せずだから、
どうしようもない。

ところがある日、解散して早十年を数える会に、
桜子から緊急招集がかかる。
「一分の隙もない完全な悪」にとうとう出会ってしまったのだという。
完全な悪〟とはいったい何者か?

****************************************

Kindleの単話売りらしい。

久しぶりの森絵都さん。
いやー、最後は予想もつかない展開だった。
そしてタイトルの意味もわかってウフフ。

こてんぱんにしてほしかった気持ちもあるけれど、
現実的で、なおかつちょっと笑えるオチの付け方で
よかったんじゃないだろうか。

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554-562:最近読んだ漫画

2021-12-21 16:42:53 | 21 本の感想

ドラマ未視聴。
原作、四コマ漫画だったんだ……。
一部分だけとはいえ、家族の死という重い出来事を
扱うのに、四コマ漫画という形式は
むいていないのでは……




文明開化の時代、わくわくするねえ。

 


BL臭はすごいし、誰が何を言っているのかわからないところも
あったけれど、引き込まれる。



モデルになった国はあきらかなんだけども、
独自の設定があり、先が楽しみ。


 穂実あゆこ『荼吉尼 1巻

表紙に比べて中の絵は荒い。
まだ始まったばかりでなんとも言えないけれど、
ダークヒロインの物語なのかしら。


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