金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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三重の旅1日目 VISONと鳥羽水族館

2021-12-17 17:05:27 | おでかけの記
突然、2泊3日で三重県に行くことになった。

尾鷲のあたりにある須賀利とか、斎宮歴史博物館とか、
行ってみたいところはありつつも、
遠いから、そのためだけに行くのは躊躇われる……
と思っていたところ。
互いに行きたいところが三重にある、いうことになり、
急遽、三重行きが決まった次第。

近いけれど、実はあまり馴染みのない三重県。
地理もよくわかっておらず、慌てて旅行3日前から調べて
計画を立てることに。

10時に車で名古屋を出発し、渋滞で1時間遅れながらも
12時半ごろにVISON(ヴィソン)へ。
ここは、三重へ行くと決まってから、調べ物をしているときに
初めて存在を知った。
公式サイトはこっち→

勢和多気ICのすぐ近くにあり、
どうやら最近できた商業施設みたい。
小高い丘の上に作られていて、その外観といい、
村を形成しているところといい、宿泊施設もあるところといい、
なんか、すごく宗教施設っぽい!
(でも、別に宗教はからんでいないと思う)

とにかく、素敵なおしゃれ空間。
細部に至るまで洒落たつくりで、眩しい!
写真を撮らなかったことがつくづく惜しまれる。
平日の昼間だったにもかかわらず、かなり人がいた。
オープンしたときに話題になって、
地元ではみんな知ってる……という場所なのかも。
地元の食材や料理もたくさんあって、
観光客も楽しめる。
私はレモンとオレンジを交配したという
マイヤーレモンを買った。
帰宅後、保存食作りに使っただけで、
また口にしてはいないけど、
果汁が多くて、匂いも甘い。

お店がたくさんあって目移りするけれど、
休憩のために入ったのは、麹のお店。



ソフトクリームと麹ボールを食べる。
麹ボールはクリームが入っていて、
丸いケーキみたいな感じ。



そしてお米のお店で500円もするおにぎりを。
1個500円もするおにぎり、普段なら絶対買わないが
旅行の時は金銭感覚がおかしくなる。
食べ物そのものだけじゃなく、
空間やムードを買っている、という認識。
おにぎりは肉と卵が入っていて、ボリュームあり。
おいしかった。

同行者の希望で、この後は鳥羽水族館へ。
ここへ最後に来たのは、多分20代の半ば。
そのとき一緒に来ていた友だちは、
旅行の数日前に、突然辞令を受けて
遠くへ転勤することになり、鬱々としていたのだった。
冬で、天気も悪くて、何となく鳥羽の印象は
「寒々しくて荒れている」というものに
なってしまったのだけども、
旦那さんの実家が三重にあるという先輩いわく、
鳥羽は三重県内ではおしゃれスポットなのだそうだ。

まずはアシカショー。



定番だけに、お兄さんもアシカも演出も、
こなれていて完成されている。

そしてSNSで話題になっていたらしい
ラッコのメイちゃんを見に行く。
ラッコは2頭おり、どうやらできることが違うらしい。
このメイちゃん の方が、年長なのかしら?
サービスも手馴れている印象。
「餌やり」の時間にあわせて行ったのだけども、
この餌やりが、想像以上にエンタメしていた。







アシカショーとラッコの餌やりの他は、
20~30分、近くのコーナーを見ただけだったけれど、
それで十分。
こういうところに来ると、一通り全部
見なきゃいけないような気分になるのだけれども、
情報過多で疲れるし、
ピンポイントでいくつかをじっくり見た方がいいんだろうな。

ホテルは伊勢市の夫婦岩の近くにある民宿。
旅館や民宿の食事は、たいてい食べきれないし、
残すのも心苦しいので、付けないことにしている。


ホテルから少し歩いたところにある「扇屋」で夕食。
松阪牛のハンバーグ、とても美味しい。
しみじみ美味しい。
ごはんにかかっていたひじきもよかった。

腹ごなしに、暗い中、夫婦岩の方へ下見に行く。
全く意識せずに宿泊先を決めたのだけども、
ここは観光地なのだった。
旅館がずらりと並び、今も廃れずに
観光地として栄えているのがよくわかった。
大きく幹が湾曲した海辺の木々を見ながら、
海の近くでの暮らしについて、思いを馳せる。

コメント
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