gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

《 リアル ボクシング ルポ 》 元WBC世界フライ級王者、比嘉大吾。復帰は固まったが。所属統一契約書、ファイトマネー。独り闘い、礎を立ち上げた斉藤司。いまだ報道されたことの無い実態[後篇]

2022-07-15 13:36:08 | 真偽を求めて・・・こころ旅

  【 2019・10・4 掲載記事 】 

 この先、比嘉大吾は、どこのボクシングジムで、本腰入れて、落ち着いて、練習してゆくのであろうか・・・・。 

 それも、決して、「不定期」などではなく。 

 専任指導トレーナーは、一体、誰がするのであろうか・・・・・。

 上記、写真右側に映りこむ、野木丈司(のぎ じょうじ)とは、あの試合以降、ジムとも、比嘉大吾とも、たもとを分かち、離れて行った。

 すでに、記事化したが、元々、具志堅のジムの専属、もしくは、所属のトレーナー契約などでは無く、リングのなかで、ミットを構え、打ち込ませるものの、それは、見よう見まね。

 主要な業務は、比嘉の体幹を鍛える、パーソナルトレーナーであったのだから、辞めるに当たって、支障は無いに等しかった。

 偶然であろうか、期せずして、現在、白井・具志堅スポーツジムでは、「トレーナー募集」の、告知がなされている。

 新入トレーナーは、いったい、誰のトレーナーになるのであろうか。

 ベテランの、元・世界チャンピオンの、友利正もいるのだが・・・・・。

 

 その事を書く前に、前篇の続きを、書く。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ファイトマネーの未払い金、全額返金や、他のボクシングジムへの移籍を求めて、「所属」していた前ボクシングジム、及び会長を提訴した結果の判決は、何とも、理屈の通らない、驚くしかないシロモノとなった。

 要約して言うと、次の2点に集約される。

 1) 当然、もらえるべきと想っていた、ファイトマネーの残金や、いずれ、支払うと口頭で会長が言明していたはずだった、その他もろもろの残りの金銭は、原告は1円も、もらえない。

 2) だが、そもそも、書面も交わしていないという、「所属契約」そのものが、慣例とされ続けていたプロボクシング業界だったと、認識こそ、されるが、書面による契約すらかわしていない「所属」なるものは、本来、法的には、無効と言い切るほか無い。

 したがって、原告の選手は、今後、どこのジムに移ろうとも、本来、元々、自由である、

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 はあ?

 金銭の問題は、置いといても、そもそも、純法律的にそうなら、提訴した、2年前に、ハッキリ、言っといてよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお・・・・・という、印象。

 いささか、あらためて、驚いた。

 確かに、そう・・・・・だけどさあ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 原告にとって、その期間の、ブランクは、とても大きく、響いた。

 プロボクサーが、練習を丸2日、休むと、取り戻すには、1週間かかると、言われている。

 ましてや、彼は、有る階級のチャンピオンにもなった、当時、さらなる成長が見込まれたボクサーだった。

 わたしも、何度か、試合も見て、取材も重ねたボクサー。実母にも、ハナシもきいた。

 癖のある性格であったが、ボクシングに向かう姿勢は、一本気で、ひたむきで、好感が持てた。

 それゆえか、訴えておいて、その一方で、隠れるようにして、知り合いのジムで練習を積むことは出来ず、

 結局、彼は・・・・・

 判決後、他の、都内にあるボクシングジムに、移籍出来た。

 出来はしたが・・・・・ボクシングを休業宣言。

 決して、「引退」ではないというものの、この先は、家族と共に生きたいと。家族に、すべてをささげたい、と。

 結婚もしており、妻以外に、すでに、女児2人、男児1人の、計3児の父親になっていた。

 まだ、29歳。チャンピオンのベルトを巻いた経歴も有り、あと8年だけでなく、定年の37歳を過ぎても、試合は出来るというものの、2年間にもわたる、心身の耐えがたい苦労の積み重ねと、弁護士に支払わねばならない大金。

 すぐに、立ち直れることは出来ず、働くと同時に、日々、公園に連れ出し、遊んであげるなど、子育てに奮闘中だ。

 カラダは、見事に太り、丸くなり、それは、一見して、比嘉大吾の比ではないほど。

 おそらく・・・・2度と、プロボクサーとして、リングに上がることは、無い・・・・ように想える。

 実は、そのジムでは、ほかにも、何人もの選手が、提訴前後から、他のジムへの移籍を求めて、ワンマン会長と交渉。

  より、汚さを露呈させ・・・・

 苦難の交渉の末、選手たちは、やっと、他のジムへ、大挙して、移籍した。

 信じられないほどの、不信感。人間の裏側をみた、とつぶやく選手もいた。

 それまでは、移籍の承認・承諾は、各ジムの会長の感情ひとつ次第だった。

 もろに、性格がにじみ出るものとなった。

 選手の気持ちを受け止め、無償で、知り合いのジムに送り出す会長や、オーナー。

 かと想うと、移籍には、ん百万円、必要だ。

 移りたいのなら、耳揃えて、用意してこい。

 そ~ゆ~会長もいた。

 最近も、高田馬場にあるボクシングジムが、選手に対し、金銭要求。

 それが、ばれて、有吉会長は、日本プロボクシング協会にあてて、しばし、退会ならぬ、休会を申請し、了承された。協会幹事職も、同時に、辞任した。

 映画などでも、撮影協力として出ていたジムだ。

 とある、のちに書く問題。

 他のジムに在籍しながら、ソコのジムに、練習に毎日来ていた、女子世界チャンピオンのことで、会長に、聴き込んだことをありのままに記事化したら、二度とクチをきいてくれなくなり、無視された。そう言う方だった。

 むろん、会長側だけが、問題なわけではない。

 勝ち続け、周りにおだてられ、反社の連中と付き合い始め、すっかり天狗になって、練習を勝手にさぼるようになった、あるボクサー。

 ある日、突然、ジムに来て、「移籍したいんだ。させてよお」

そんな、ワガママ、許せる訳も無く、お断り。

 そのボクサー、ツイッターで、不満たらたら。

 2年半後、仲介に入ってあげた、旧知の、温厚な会長のいる、大手のジムに移籍させてあげたものの、ブランクの影響で、もう、、スパーリングの段階で、ボコボコにされて・・・・気持ち、ポッキリ、折れかけたものの、髪は以前と同様、目も鮮やかな、金髪パツ。

 この夏、ベテランボクサー相手に、TKO勝ちし、再び、天狗ぶり、のぞかせている・・・・。

 一方、移籍出来ないままの、チャンピオンクラスの男女は、これまで、どうしていたか?

 先の女子世界チャンピオンのように、教えを乞いたいトレーナーがいる、他のジムに行き、そこで、週の大半、練習に通う。

 一応、長期の「出稽古」という、名目で、試合の10日前ぐらいまで、そこで練習の仕上げまで行い、

 「所属ジム」に、戻り、マスコミを呼んでの「公開スパーリング」か「公開練習」を行ない、何の移籍問題も無い顔を見せて、記者会見に応じる。

 そのパターンで、しのぎ切ってきた。

 それが・・・・・

 今後、契約締結の期日を、統一所属契約書に、必ず、書き込まなければならないことになり、更新。法的に、最長でも、3年間、契約期間が終了した段階で、選手にとって、移籍が可能になってゆく。

 そんな画期的な流れになったのは、上記、千葉地裁における、確定判決が、大きく、影響していた。

 正式書面契約もしていないのに、「所属」名目で縛りつけ、生殺与奪の権利がジム会長側にある実態が、はからずも、法廷で露呈した、昨年の判決内容を重視した、「公正取引委員会」が、動いたのだ。

 今年、実態を、統括管理団体に、直接「聴き取り調査」をするべく、1月24日(木)日本ボクシング協会を訪問。

 さらに、2月6日(水)、日本ボクシングコミッション(JBC)を訪問し、聴き取りを敢行。

  その結果を取りまとめ、文面の規約通りにしませんか? と、是正を求めた模様。

 そのことが、6月になって判明。

 そして、期せずして、偶然にか、移籍の余地を残す、比嘉大吾の、ボクサーライセンス、再取得承認についで、10月1日から、すべてのボクシングジムに、練習に来ているプロボクサー全員に対し、1人1人と、書面による「所属契約書」をかわし、うち、1枚を、JBCに送付するように命じた。

 これにより、改めて言うが、選手の自由意思が、通りやすくなった。 

 このところ、YAHOO!でも、タレントの正式法的書面による、芸能事務所移籍報道が、目に付くが、背景に、このような公正取引委員会の、聴き取り調査が、あったからだ。

 一応、プロ契約の、女子バレーボール、チーム所属契約者など、今年に入り、多岐にわたる、プロスポーツの、契約書なき、契約縛りに、メスが入っている。

 女子だから、メスではない。

 あの、吉本興業だけに、目が向きがちだが、プロスポーツの世界も、少しづつではあるが、是正されようとしている流れが見える。

 一方、選手が、曲がりなりにも、「プロ」ボクサーと呼ばれる、よりどころの、ファイトマネー。

 これに関しては、・・・・所定の金額が、JBCの規定で、決められている。

 4回戦で、4万円程度。ただし、もしも、試合中にケガなど負うことを考慮し、保険代や、ジムのマネージメント代など、所定の金額が引かれる。

 だが・・・・

 その引かれた金額でさえ、規約通り、現金で支払ってくれるボクシングジムは、極めて、数少ない。

 良くて、半分が、現金。あとの半分は、自分で知り合い、家族、友人、アルバイト先の同僚、後援者に売って、現金に換えなさい・・・・という、パターン。

 全額、チケット、というボクシングジムも、また多い。

 だから、10年ほど前には、ジムから足が遠のき、月会費も納めず、正式に引退届けは出さぬが、引退したも同様のボクサーも含め、全国に、約3000人いたのが、令和元年の今、約2000人に激減した・・・ということではない。

 ないが、例えば群馬県に隣接している、ある地方都市にあるジムでは、試合が決まるたびに、現金4万円を選手から、先の保険代も、もぐり込ませ、ジムのもろもろの手数料として、徴取。

 チケットを、それに見合う枚数を渡し、それを自分のチカラで売れ、という。ただし、ジムの中の選手には、売るな。お前の応援に、東京の、後楽園ホールに行きたい奴は、ジムがチケットを売るから・・・・と。

 試合日は、いつも、平日の夜。

 仕事先の同僚に売りにくい。

 例え、定時の17時に、無理やり終えたとしても、そこから、バスに乗り込み、急ぎ、駅に向かい、新幹線に飛び乗ったとしても、自分の試合の開始予定時刻には・・・・・到底間に合わない。

 チケットは、事実上、紙屑と化す。

 それ承知で、5000円、6000円、はたまた、1万円もの、提供してくれる人は・・・・いない。

 「もう、ジム、やめたくなりますよ。試合決まるたびに、カネ取られて・・・・。試合前に、やる気無くしていって」

 「断ると、お前、せっかく、試合、組んであげたのに。すでに、カネかかってんだぞ。どう弁償してくれるんだ?と、会長は怒鳴り出すし・・・・」。

 別の、パターン。

 北海道札幌市にある、ジム。

 道内で、ボクシングの自主興業を打って、黒字になるなんてことは、ほぼ、不可能。

 なもんで、イキの良い、戦績の良い選手は、東京のジムの選手の相手に選抜指名され、後楽園ホールへと呼ばれる。

 ジムの会長、当人、そして、トレーナー。

 試合前日、3人が揃って、早朝の、新千歳空港から、羽田空港行きに、乗る。

 前日計量を終える、

 ソレを終え、ゆっくりと、胃に負担をかけないように、食事をとり、しばし休息。前夜、近くの安いビジネスホテルに、シングルルーム、3部屋取り宿泊。

 当日、勝っても負けても、なるべく、早く、札幌に帰る予定を組む。

 そんなボクサーに、聴いたことが有る。

 ---ファイトマネー、ちゃんと、もらえるんですか?

 「いやあ。とんでもないです。ジムのヒトの苦労を考え、今回の自分の為に使う経費を考えると、とても、言い出せません。それに、ココに、この自分にとって憧れの、後楽園ホールのリングに立てただけで、幸せで、不満なんて、まったく、ありません」

 ---今日、判定ながら、勝ちましたね。おめでとう、ございます

 「ありがとうございます。東京の大学にいた時の友達たちが、チケット買ってくれていて、絶叫みたく、応援してくれてるのがわかって(笑)」

 「励みになりました。彼らと、食事、この後、しようと言う約束になってしまって・・・・」

 「俺だけ、無理言わせてもらって、今晩、東京に、もう1泊しようかなって」と、嬉しそう。

 ---大手の系列のジムだし、東京に出てきて、移籍願い出て、ランキング入り、目指すという考えは?

  「ないです。今日も、運よく勝てたようなもんで。ソレに、俺、北海道、好きだし、仕事もあるし。ソレに、彼女もいるんで」と、にっこり。

 地方の、プロボクサーの、さまざまな事情が、取材していると、のぞく。

 かつて、九州の宮崎県都城市の、同じジムから、ずば抜けたハードパンチャー、2人が輩出された。

 1人は、やっとの想いで、「交渉」の挙げ句、東京のジムへ移籍。

 もう、1人も、カネのなるドル箱だったこともあり、断固として、拒否され、試合が近くなると、東京のジムへ、自費で、「長期出稽古」という、あいまい決着。

 みかねた個人スポンサーが、経費の面倒をみてくれた。

 試合のたびに、都城市から、「所属」ジムの会長が、当日、控え室に来て、売り上げの計算して、マネーをいくぶんか渡し、かんじんの試合も見ずに、さっさと、羽田空港へ。

 その選手の、故郷での「凱旋試合」が、かの会長の肝いりで、組まれた。

 相手は、負けるはずの無い実力のボクサー。

 故郷に、錦を飾るはずが、彼は、別の事で、試合開始まで、のた打ち回った。

 なんと、渡されたファイトマネー。すべて、多額の・・・・チケット。

 売るために、現金に換えるために、携帯電話片手に、最終調整と、仕上げと、減量との闘い・・・・。

 結果、試合は負けた。それも、ノックアウト負け!

 「もうね、俺、試合どころじゃなかったもん。試合の、ゴング鳴る直前まで、チケットの事で、携帯、鳴りっ放しでさあ・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 「ボクサーになって、初めての経験だった(笑)。試合に、集中するどころじゃなかった」

 「応援してくれた、故郷の人たちに、みっともない、リングに、ぶざまに転がるサマ見せてしまってさあ・・・・」

 「生涯、最大の汚点だったね(笑)」

 

 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

 そんなことも、これから、少しづつでいい。無くなって欲しい。

 とはいうものの、ボクシングジム経営者側からすると、全額チケットは問題だが、ある程度、仕方のない部分も、取材を重ねると、垣間見えてくる。

 大手、小手、中堅、それぞれ、ボクシングジムの経営状態、流れで、ジムに依頼され、申告時に、専属で手伝っている、税理士らにも取材をしたことがある。

 世界タイトルマッチなど、試合前、華やかないくつもの、ライトに、照らされ、さぞかし、ウハウハの利潤を挙げているんだろうなあ・・・・と予期していたら

 いやあ、台所事情は、そんな、潤沢ではなかったのに、いささか、驚いた。

 赤字では、もちろんないが、大きな黒字と言うには・・・・・遠い。

 だから、う~ん・・・・・・

 とはいえ、試合、組んであげたから、現金4万円寄こせは、あまりにも、ひどいが、

 まして、年々、冷え切っていきつつある、プロボクシング人気。

 明日の、中谷潤人(なかたに じゅんと)の、タイトルマッチ。

 唯一、4回戦の第一試合から、全試合、CSで、録画ながら、放送してくれる、日テレG+は、ありがたい。

 不人気でも支え続けてくれる。

 総合格闘技の代表格、K-1や、キックボクシング、無名の新団体の、見る影も無い、衰退ぶりを、見るにつけ・・・・。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


  そんななかでの、比嘉大吾の、ボクシングでの、リング復帰報道。

 それも、比嘉は、年内、年末に、バンタム級での試合を、希望している・・・・という。

 勝負勘、当て勘、1年半のブランクを、素人記者が言うのはなんだが・・・・甘く見ていると想う。

 これから、これから。自信がよみがえってからの、スパーリングと、出稽古であろう。

 来春までに、再起試合が出来て、良し。

 またも、万全の選手の仕上がりでは無く、先に、テレビ局ありきで、試合日程、年末に組み込まれる愚を、犯そうというのであろうか・・・・。

 生活資金、底を尽いたころなので、どのようなカタチにせよ、ファイトマネー、1日も早く、手にしたいという、裏事情は、分からないでもないが・・・・・。

 あっけなく、五輪前に、ゴロンと、転がるよ。

 さて、具志堅会長との、複雑な感情と、共にJBCに連れだって行けるようになるまでの経緯を知りたかった。

 「ソレにつきましては、この段階では、一切、お話し、出来ません。処分が、正式に、解除されたのち、改めて、記者会見を開いた際に、お話し、出来るかと、思います」

 ジムの、マネージャーとおぼしき人の御答え。

 ---今日は、比嘉大吾クンは、ジムに来て、もう、練習、始めているんですか?

 「今日は、来ております。まだまだ、不定期ですけどね」

 ---今後は、総合格闘技のジム、そちらのジム。どちらが、メインで、練習を続けるんでしょうか?

 「まだ、正式には、決まっておりませんが、おそらく、コチラになると・・・・思いますが、わかりません」

 ---そうすると、野木丈司さんは、もう、来ることは無いにしても、今後は、誰が、比嘉クンの専属トレーナーになるんでしようか?

 「誰と言うことは無く、トレーナー、みんなで、指導してゆくカタチになるかと思います」

 ---それで、試合に向かうんですか。今もう少し、これまでの1年半や、今後のことをお聞きしたいのですが

 「それらも含めまして、いずれ、記者会見の場で、お話しさせて戴きたいと存じます。ソレまで、お持ちください。失礼いたします」

 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

 さて、どういう軌跡をたどり、復帰戦に至るのか?

 所属契約書への、正式なサインは、まだのような感触。

 移籍問題も、複雑に絡み合い。冷静にみさせて戴こうと想う。

 時代は、変わりつつある・・・・・確実に、1歩、また、1歩と。

 先陣きって、礎(いしづえ)を創った、元プロボクサー斉藤司くんに、この場を借りて、ささやかながら、拍手と、この先の人生への、エールを送りたい。

 君の闘いの結果、全国のプロボクサーの道が開け、助かったのだから