ピンボールをしに行く!
まずはお断りしておきたい。今日はちょっとマニアックなおはなしです。
「ピンボール」今の若い人たちは知らないだろうな。
かつてゲームセンターにはよくあったマシンだ。
でも時の流れで修理が不能になり、どんどん設置台数が激減。
現在ではほぼ壊滅している。
日本では愛知県犬山市にピンボール博物館(その後日本ゲーム博物館と名称変更)があるのだが、
ただ今休館中のようです。twitterはこちら(クリック)
私が愛したピンボールマシンは1960年代、1970年代のオールドもの。
それより古くても良いものがあるのだけど、まず残っていない。
アナログで、図案、デザインが秀逸なんですよ。部屋にあるだけで雰囲気バッチリ。
1980年それ以降はゲーム性が派手だったり、ピカピカとデジタルになったりと華美過ぎてダメだ。
スターウォーズだ、バットマンだどうたらというネーミングのマシンには一切興味がない。
現在日本ではプレイ出来る場所がほぼ限られていて、私の住む九州には多分真っ当なオールド
マシンは1台もない。そこでやって来たのがお台場。
この場所にレトロピンボール(1970年代もの)が3台設置してあるのです。
バリー社 ファイヤーボール 1972年
3台の中で一番古い。
バリー社 ナイトライダー 1976年
スコアボード左側の女性の絵に萌える。
ウィリアムス社 グランプリ 1979年
これらの右側に新しくて派手なデジタルピンボールマシンが数台あるのだが、それには見向きもしない。
左右のボタンでボールを弾く野球でいうバットみたいなのを「フリッパ-」と呼びます。
かつての「フリッパーの魔術師」(自称)がこのマシンの前に佇み、寄せ来る思いに耽ります。
「1973年のピンボール」(村上春樹著)で彼は、目の前にしてあえてマシンを打たなかった。
打てなかったのかもしれない。
しや~し、このラリラリピノはチャレンジするのだよ。プレイしたことがない台だけに。
さあ、やるぜ~!
100円投入。
第1打 バキュ~ン ガチャンガチャン ガタガタ・・・
フリッパーのど真ん中へスコーーーン!と落下。
んんん、こんなはずではない。
第2打 バキュ~ン さあ、打つぞ、と思いきやタイミングがずれてまたまた台の思うツボへ。
いや~~~、下手くそだなあ、おい!
かつての腕はどうした?! おまえはそれでも魔術師か?!
焦りのあまり「TILT」(台を揺らすと電源OFFになり、その球が落ちるまで操作無効になる)
まで派手にやってしもうた~!
もうかつての栄光はない。もう腕は甦らない!
そうか、春樹はこうなるのがわかって台を触らなかったのか。そうだったのかあ。
しかし、長年憧れていたオールド・ピンボールマシンに出会えて良かったよ。ありがとう。
その場を離れるとなんと・・・!
こんなのがあるではないか?!
10円だし、おぢさんはまるよー。
台場一丁目商店街にはお化け屋敷もあったのだが(もちろんおっさんひとりで入るわけはない)、
出口に感想が書いてあった。
面白かったので貼っておきます。
まあ、そんなグダグダな村上春樹ではない197〇年のピンボールのおはなしでした。
追記 何と大阪に「ザ・シルバー・ボール・プラネット」というピンボール天国がある事を知った。
これはぜひ行きたい!
まずはお断りしておきたい。今日はちょっとマニアックなおはなしです。
「ピンボール」今の若い人たちは知らないだろうな。
かつてゲームセンターにはよくあったマシンだ。
でも時の流れで修理が不能になり、どんどん設置台数が激減。
現在ではほぼ壊滅している。
日本では愛知県犬山市にピンボール博物館(その後日本ゲーム博物館と名称変更)があるのだが、
ただ今休館中のようです。twitterはこちら(クリック)
私が愛したピンボールマシンは1960年代、1970年代のオールドもの。
それより古くても良いものがあるのだけど、まず残っていない。
アナログで、図案、デザインが秀逸なんですよ。部屋にあるだけで雰囲気バッチリ。
1980年それ以降はゲーム性が派手だったり、ピカピカとデジタルになったりと華美過ぎてダメだ。
スターウォーズだ、バットマンだどうたらというネーミングのマシンには一切興味がない。
現在日本ではプレイ出来る場所がほぼ限られていて、私の住む九州には多分真っ当なオールド
マシンは1台もない。そこでやって来たのがお台場。
この場所にレトロピンボール(1970年代もの)が3台設置してあるのです。
バリー社 ファイヤーボール 1972年
3台の中で一番古い。
バリー社 ナイトライダー 1976年
スコアボード左側の女性の絵に萌える。
ウィリアムス社 グランプリ 1979年
これらの右側に新しくて派手なデジタルピンボールマシンが数台あるのだが、それには見向きもしない。
左右のボタンでボールを弾く野球でいうバットみたいなのを「フリッパ-」と呼びます。
かつての「フリッパーの魔術師」(自称)がこのマシンの前に佇み、寄せ来る思いに耽ります。
「1973年のピンボール」(村上春樹著)で彼は、目の前にしてあえてマシンを打たなかった。
打てなかったのかもしれない。
しや~し、このラリラリピノはチャレンジするのだよ。プレイしたことがない台だけに。
さあ、やるぜ~!
100円投入。
第1打 バキュ~ン ガチャンガチャン ガタガタ・・・
フリッパーのど真ん中へスコーーーン!と落下。
んんん、こんなはずではない。
第2打 バキュ~ン さあ、打つぞ、と思いきやタイミングがずれてまたまた台の思うツボへ。
いや~~~、下手くそだなあ、おい!
かつての腕はどうした?! おまえはそれでも魔術師か?!
焦りのあまり「TILT」(台を揺らすと電源OFFになり、その球が落ちるまで操作無効になる)
まで派手にやってしもうた~!
もうかつての栄光はない。もう腕は甦らない!
そうか、春樹はこうなるのがわかって台を触らなかったのか。そうだったのかあ。
しかし、長年憧れていたオールド・ピンボールマシンに出会えて良かったよ。ありがとう。
その場を離れるとなんと・・・!
こんなのがあるではないか?!
10円だし、おぢさんはまるよー。
台場一丁目商店街にはお化け屋敷もあったのだが(もちろんおっさんひとりで入るわけはない)、
出口に感想が書いてあった。
面白かったので貼っておきます。
まあ、そんなグダグダな村上春樹ではない197〇年のピンボールのおはなしでした。
追記 何と大阪に「ザ・シルバー・ボール・プラネット」というピンボール天国がある事を知った。
これはぜひ行きたい!