King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

守りから攻めるラプターズ対ネッツ

2013年01月19日 11時00分51秒 | バスケ
Tuesday, January 15, 2013
7:30 PM ET - Barclays Center, Brooklyn, NY

   1  2  3  4  T
TOR 27 23 26 30 106
BKN 27 27 29 30 113

Arena: Barclays Center, Brooklyn, NY
Officials: #8 Marc Davis, #16 David Guthrie, #68 Marat Kogut
Attendance: 16236
Duration: 2:13

バスケットで言うよく波とかリズムとか主導権とかいうものは
結局守りがうまくいっているかだという見方があります。

これは最近のNBAの戦略の立て方にも共通してきつつあります。

この両チームがとっているものもそうです。

各チームとも戦力がどうチームカラーにマッチしてどう戦略に
反映され、対戦してみた結果が一通り結果として現れて、コーチの
交代やらチームカラーの見直しが着手され、次の展望を各チームが
戦略を練っている時期が今でしょう。

そして、当初予想された位置にいないチームはかなりの改革を意識し
次の手を模索しているはずです。

それを阻む選手の故障やコーチの戦略があきらかに選手と合わない
様をGMなどはやきもきとしてどんな補強やトレード戦略をしたものかと
策を巡らせていることでしょう。

守りからというのは最も堅実で手っ取り早い立て直し策のようであり、
特別な戦略もいらない策のようでもあります。

しかし、思い通りの守りの形を具現するのは難しく、すぐに万全の
守りの形を持ち得るものでもありません。

まずリバウンドの専門家がいるというのは心強いところです。

ネッツで言えばエバンスのような選手です。

ヒートで言えばハスレムですが、こういう選手はパワーフォワードでは
生きていけないので仕方なくディフェンスをやっているということが
その下地であり、求められるのは本来のパワーフォワードでありながら
守りもよいという選手です。

かつてのダンカンやガーネットですね。

そんなスーパースターが直ぐ現れるはずないので、エバンスとか
泥臭く守ってくれる選手はありがたい存在です。

カートトーマスのように守りもよくて、得点もそこそこしてくれる
選手などはコーチには計算できるありがたい存在です。

この守りというのはバスケットの特性である消し合うひとつの
大きな手法のひとつで簡単な考え方です。

守って早く返してスリーポイントを取るというのがその最たる考え
方で直ぐ結果の出る戦法で、経験のないコーチなどが実績欲しさに
やる戦法です。

コーチとしてのピトレスクな一面がないと突出したものは残せない
のではないでしょうか。

そんなことを思うこの試合でした。

守り主体の消し合う結果、得点力で勝るネッツが普通に勝っただけで
目を見張る戦略も戦法も点の取り方もないし、個人の技も必殺技も
なく、ダンカンのバンクショット以上にああそうという内容です。

それでも、最近はツーメンピックや普通のインサイドアウト的な攻撃
より、大型センターがインサイドに攻めに行くという力押し的なもの
がやはり有効かという作る形より個人の力頼みな戦略も垣間見えます。

これからネッツに必要なのは各クォーターごとのテーマではないでしょうか。

それを具現する天才的なポイントガードがいるのですからネッツの
カラーは示しやすいものと思います。

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雪見ブレンド

2013年01月19日 10時38分48秒 | 珈琲
小正月も過ぎて今更『雅』でもないだろうと
季節のブレンドも変えてみることにしました。

この時季薪ストーブの前での一休みの時に
外の雪を眺めながら飲む味とは、苦く、そして
甘い珈琲です。

その苦みもただ深く煎って平らになった苦みで
なくケニアやキリマンジェロのような重たいもの
でなければなりません。

ブレンドでよくあるいろいろ混ぜたら苦くなって
しまったなんてのは論外です。

世の中、ものすごいスピードで変革しているのに
とんでもなく時代遅れなことがいまだに行われて
いることもままあります。

その遅れているというのは、伝統とか古いものを
残すということではなく、普通の消費社会で未だに
なぜこんなものをという理屈に合わないことを
やっている例です。

コーヒー業界で言えば、未だに世界一のコーヒーは
ブルーマウンテンであり、その値段がダントツに高いという
現状があります。

当店でも今月ブルーマウンテンを特価で扱っているのは
旧ブランドと新世界一のコーヒーを比較してもらうため
です。

それは私が決定することでなく、容易に比べられない
環境をまず変えたいということから当店ではあるがまま
の価格差で提供しています。

ブルーマウンテンが高いのは需要と供給でまだ高値でも
ほしいという方がたくさんいるからでしょう。

つまりはそれだけの支持を集めているわけで、それが
ゲイシャやCOEの豆に人々の欲求がとってかわるのか
いずれにしろブラジルはブラジルの味だし、コロンビアの
香りも酸味も甘味もそのままなのです。

ブレンドは豆のブランドが消え、イメージと珈琲の世界観が
何を表現するのか前面に出ているものをどう理解しどう感じるかの
感性の世界です。

温かい薪ストーブの前で窓の外の雪を見ているそんなイメージで
ブレンドしてみます。

興味のある方は明日以降試飲に訪れてみてください。
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