King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

お正月を贅沢にケニア

2013年01月02日 23時55分33秒 | 珈琲
年末年始、今年は営業しています。

次のお休みは8日から10日です。

年末のあわただしさと比べたらお正月はやはりのんびり
ムードです。

ゆっくり試飲していく人もあれば、いつもの銘柄を指名
して買って行く人。

当店は静かな裏通りで引っ込んでいますから、店がごった
がえすこともなく、大掃除が至らなかったところや棚卸の
残りやらやることがたくさんあり、のんびりと正月を過ごす
という感じではありません。

それはそれ、次の休みも温泉宿を予約したし、それまで
がんばるだけです。

それ以前に棚卸など帳簿を整えると今年ももっとがんばらねば
と思うのでした。

金融機関が開かないので支払いはできませんが、支払うべきもの
は年明け早々いろいろ発生して準備しなければなりません。

また、まだ知らぬ未知との味との遭遇も期待し、そのための資金も
用意も必要です。

そんなこんなを思いめぐらし香りのいい珈琲を飲むことにしました。

ケニアマサイです。

ケニアというのはスターバックスが買い付けて注文され、日本でも
一時ブームにもなりましたが、店頭でも珍しくまだまだなじみが
ある味の豆ではありません。

それでも珈琲通の人で、ケニアが好きという人は多くいます。

しかし、ケニアの印象は苦みのコーヒーであり、やたらと深く焙煎
している傾向があります。

ケニアマサイにはあまり深い焙煎は似合いません。

特に特長である香りを強く出すポイントで止めるのがこの豆の大事な
ポイントではないかと思います。

最近の傾向はとにかく大量の豆を強めの火力を当てて膨らませ、かつ
味はギュッと濃縮して深く甘く強く香らせることです。

印象深い香りに今年の行く末を考えた年の初めでした。
コメント
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