King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

昨日の『ダメージ2』と合羽橋

2009年09月26日 22時39分04秒 | 珈琲
土曜日はまたカフェ巡礼です。

ただ、地方の珈琲屋さんの実力がそろそろ
透けて見えたところで、都内の有名店に
行ってみようと思いました。

それに、自分でも色々試してみようとなり、
結局ローストする機械を見に合羽橋の台所用品
専門店街へ行って見ました。

いつも乗る電車より一時間早く出かけました。

これは夕方のバスケ練習までに帰ってくるため
でした。

ですが、結局は浅草まで足を伸ばしたり、電気屋さん
や東急ハンズまで見て周ったので、完全に帰りは
夜でした。

試合が近いのでこれは残念でした。

合羽橋は、素人相手の窓口ということでそんなよく
テレビで紹介されるほどたくさんのものがある
訳でも安い訳でもありませんでした。

それに浅草に隣接で、線香臭い門前町という感じ
のほうが強いものでした。

期待したコーヒー関連の品揃えもネットで見て買う
以上のお得感はなく、わざわざ出かけて目の保養と
言う感じになりませんでした。

お昼に渋カフェにも載った合羽橋珈琲に寄りました。

本日の珈琲はキリマンジェロということで酸味の強い
豆ですということでしたが、おいしかったです。

素人臭い珈琲屋さんでは、味が苦味酸味甘みコクが
みんなばらばらに主張して、さらに淹れ方が悪ければ
ぼんやりした味で切れがまるでないこともざらですが、
ここはしっかりとひとつのまとまりを感じました。

池袋に戻って、おいしい珈琲によく上がる店『皇琲亭』
に行きます。

ここでは、ビンテージモカをいただきます。

945円とこの店でもっととも高い値段設定になって
いました。

このところお店で飲むのはモカが多いのです。

それは、自分の家でイエメンモカをずっと
飲んでいたので、イメージをしやすく比較して
おきたかったからです。

モカマタリの枕詞は、貴婦人のような香り、
ワインのような香り、というそれは是非飲まなくては
というものばかりです。

しかし、世の評としてはすっぱくて薄っぺらな
味とか珈琲らしくない味とかあまり好きな人は
いなくて、逆に好きな人はとにかくモカじゃなきゃ
だめというはっきりと好みが分かれる銘柄でした。

これは、本当においしいモカを知ってしまった
人と知らない人の差ではないかと思います。

エチオピアの残留農薬騒動でモカが消えると昨年
来珈琲業界を震撼させる事件となりましたが、輸入
が止まっても喫茶店のメニューからモカは消える
ことはなかったのです。

それだけ、根強い人気と国内内部留保がしっかりと
なされていたということになります。

なくなるとか代替等といわれましたが、豆売りの
業者にも喫茶店のメニューからモカは消えることは
ありませんでした。

そして今日飲んだモカはエイジングしたもので
1995年産ということです。

今まで飲んだ中で最高の味でした。

今年飲んだ中で最高かもしれません。

買い物では満足な結果は得られませんでしたが、
『ダメージ2』の感想などをつらつらと思い出しながら
満足な珈琲タイムを堪能しました。
コメント
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