King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

大丈夫ですか

2009年09月01日 14時49分07秒 | 日々のこと
選挙が終わり、落ちた人当選した人の
喜びの声等色々ありましたが、新聞を見て
思わず首を捻りたくなるようなものもありました。

代表的なものでは、比例復活です。

これは、前にも話題になりましたが、落ちた人が
なんで選ばれるのかという素朴な疑問と投票者の
意思が果たして反映されているのかということです。

小選挙区で三位のたかだか3万票しか取れなかった人が
当選してしまったり、候補者が足りなくて他の党に枠を
貸したりなんてそんなことしていいのという感じです。

やはりそりゃおかしいだろう。

選挙中も色々議論がありましたが、そんな中でも
そりゃおかしいぞというものがたくさんありました。

民主党が政権をとり自衛隊の海外派遣とか集団的自衛権とか
非核三原則の密約とか色々な専門家の人が意見を言って
ましたが、何で日本国の憲法に戦争の放棄という文言が載って
いるのかもう一度考えてほしいものばかりでした。

よくあれはアメリカが勝手に作ったんだとか与えられた憲法
だという人がいますが、それならなぜ一刻も早く本来の
自国民の手で書かれたものに変えないのですか。

実際、現状に合わないおかしな部分もあるのは確かで私は
憲法を変えることにいささかの抵抗もありません。

しかし、それが出来ないのは真の話し合いが出来ない土壌が
作られていて、本質的な議論で解決していかなくてはならない
ことがいつも後回しで本音を語らずまあまあなあなあで
済まされて来たからではないでしょうか。

外国からの圧力でゆとり教育なるものを導入して学力の
低下を招いてしまったり、とかく大事なことでも何でも
自分たちで議論して自分たちで決めることが出来ない今の
土壌でなあなあの積みあがった自民党政治がどれだけ改革
されるのかはなはだ疑問です。

大量当選を果たし組閣人事に一刻も早く着手するという
当初の意気込みもなにやら慎重な動きに方向転換された
ようですし、主要メンバーをまず決めてそれで組閣するという
二段階方式が、一気にやるという早くも誰の言うことを
聞いているのという感じです。

ましてそれが連立ということになるともともと意見が
一致しているところばかりではないのですから、さらに
大変な混乱が予想されます。

それと各家庭に直接金をばら撒くのは、もうやめてもらい
たいものです。

定額給付金で効果がないことは繰り返し指摘されている
ことですし、子供手当てとか農家の補填とか今後の発展
つながるものでないと結局無駄金になります。

かといって大企業にばかり融資したり、資金援助したりする
今までの方法がいいというものでもなく、今まで示され
なかった成長戦略が作れるのかどうかというのが今後の
日本にただ落日を待つ国にならないための課題でしょう。

コメント
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