King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

『96時間』みたTAKEN

2009年09月04日 12時56分50秒 | 日々のこと
最近の映画は、サイクルが早いといつも
書いていますが、この映画の予告編を二度見て
いて、これは面白そうとマークしていたのですが、
もう今週で終わりになりそうと言うことで、急遽
昨日の夜見てきました。

内容はリュックベッソンらしいというか一方的
というか、まあ最近はこんな映画が多いねえと
いうことです。

わざわざ映画館で見なくてもいいでしょう。

これは公開時の日経の映画評で星4つでした。

なんか星の付き方は宣伝万の力の入れ方にも
比例しているのか、それとも批評家の力量なのか
という感じを最近思うようになりました。

それは、西部劇の解説に開拓時代の鉄道建設に
中国人が使役されているのが目新しかったとあった
時に本当に西部劇を今まで見たことがあるのかと
目を疑ったことがありました。

こりゃあまりに見識が浅いし歴史認識も映画を見ている
量もかなり怪しいと思いました。

そんな批評も今では信じるに値しないと思っていても
見ようと思っている映画が語られていればやはり気になり
見てしまうのです。

TVでは24を意識したようなCMを展開して題もその路線から
あえて96時間としたのでしょうが、日本人から見れば
TAXIの時にも感じましたが、フランスって無法地帯なんか
ということです。

乗り込んだ親父があれだけいくら移民のアウトローとはいえ
殺し放題でも警察や空港やらフリーパスというのは現実味に
乏しく、携帯電話の逆探知をかいくぐってうまく振舞った
ように描くシーンにしても、たったそれだけかということです。

帰りは普通に娘と空港に普通の客と一緒に到着しているし、
手の負傷も手当てされているので、当然空港と病院で警察や
政府の関与があったはずだし、死んでいるのは移民のアウトロー
だけでなく、海外の富豪やそれを市場とするフランスの
闇の部分とか必ず政府間の問題に発展するでしょうし、そう
なれば簡単に帰って来れないはずです。

先日、クリントンが北朝鮮に行きジャーナリストふたりを
連れ帰った事件がありましたが、あの時のスマートな
事件解決とは裏腹に未だに捕らわれている米人はいるし
外交カードとされてしまうこともあるわけです。

そんな複雑な処理を待つまでもなく、このように暴力に
よって解決できるとするのはやればやるほどそんなわけない
となってしまいます。

そんなので喜べる人やSFの世界ならいいですが、国際
社会ではねえ。まして現代ではしらけてしまいます。
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もうブドウ糖は買わない

2009年09月04日 09時38分14秒 | 日々のこと
アメリカの牛も穀類を摂っているというのは
知っていましたが、昨日のNHKのドキュメントを
みたらさらにまた安心して食べられるものが減った
感じです。

ちょっと前の話ですが、食べ物を増やしたわけでもなく
運動量を減らしたわけでもないのに、妙に体重が
増えたときがありました。

色々考えて分析してみた結果、その時に気に入って
飲んでいたゼロカロリーの飲料が原因のようでした。
日本の飲料の清涼飲料水のほとんどに使われている
果糖液糖とかブドウ糖というのは、ほとんどが
とうもろこしから作られています。

清涼飲料水の果糖液糖、ブドウ糖の表記だとおいしそう
ですが、コーンシロップとか異性化糖とすれば化学
物質ぽくなっていかにも添加物風になりうまくごまか
されている感じです。

番組では、そのもろこしから液糖を作る方法を
実演していましたが、家庭でも簡単にその作業は
でき、丸で化学実験のようで硫酸何とかとか手で
直接触れられないような物質を二度ほど入れます。

そして、アイオワではエレベーター付きの倉庫に
収まりきらずに山のように積みあがるモロコシ
が政府の補助金により作られているのだといいます。

そのモロコシはコーンシロップに変わり多くの
飲料に入っているばかりか、飼料としてもたくさん
使われ、アメリカ人の好きな牛肉もモロコシを食べて
大きくなっています。

そしてアメリカ人の80%が肥満であり、5人に1人が
糖尿病だとか。

その原因が、アメリカ人の食の元のモロコシにあると
いいます。

番組では、昨年作成のドキュメントなのに昨年の
トウモロコシの高騰については触れていませんでした。
昨年はバイオ燃料ブームで農家はモロコシに転作する
ところが増えたとニュースになりましたが、補助金
がないと赤字なんだそうです。

その赤字の内容の計算で、土地を借りるのに150ドル
というのがありましたから、1エーカー5トン収量すれば
大規模農家にはかなりの収入になります。

そのうえただ政府に申請すれば、1エーカー28ドルの
補助金が発生するといいますので、モロコシは余って
いるといいます。その余ったものが燃料に転換できれば
さらにウハウハなのではないでしょうか。

これも脱石油の仕掛けと温暖化へ突如賛成しだした
アメリカの思惑かと思われます。

アメリカ人の肉は、モロコシで作られているといいます。
髪の毛を調べるとそう分析できるそうです。

日本人の髪の毛を調べるとどうでるんだろう。

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