King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

『スタートレック』

2009年06月05日 00時02分12秒 | 映画
こういう映画だと科学的におかしいとか
そんなの絶対おかしいだろうというシーンがあり、
かなり顔をしかめてみてしまったりしますが、
スタートレックならしょうがないだろうと思います。

かなり昔のテレビシリーズが出発点であり、その後
何度も映画にもなりましたが、その映画はみんな
テレビシリーズよりつまらなかったのです。

今回映画を見に行ったのは、先日NHKで『ギャラクシー
クエスト』を見たからです。

スタートレックの日本人宇宙船操縦士ミスター加藤が
浮かびますが、なぜギャラクシークエストには出て
来ないのか、まず疑問に思いました。

調べてみると、東洋系キャラが必ず使われるので
アラブ人系の俳優が東洋人キャラを真似て出ているという
設定でそれも敢えて日本人の発音を真似て役を得る設定
なんだとか。

つまりモンクさんの人が東洋人キャラをわざと発音を
日本人風にしていたというので見ていたときにはモンクさんが
出ているということしか感じなくて、そんな設定になって
いたんだというのが面白く感じました。

もう一度見て色々確かめてみたいと思ってたら、映画館で
スタートレックをやるという予告編を見てこれはみて
見ようとなったのです。

当然これは、映画の日の一日に予定していたのですが、
色々立て込んで断念してやっと今日みれたのです。

出てくる人がテレビシリーズの人に似ている。
でもミスター加藤は日本人ぽくないし、最初エンスト
しちゃうしちとイメージ狂うなあ。スールーなんて名だし。

接近戦の訓練した人ですぐに手を上げて何をしたんだと
カークに聞かれてフェンシングというところが笑えました。

帰って調べたらミスター加藤は日本語翻訳の人がつけた
名前で映画で呼ばれていたスールーが本来の名前だとか。

『HEROES』にヒロのお父さん役で出てきて大変懐かしかった
けど、ゲイのニュースとかありなんかふくざつなかんじになって
しまいました。そうそう、サイラス役の人がスポックだった
んですよ。しかーし。

エンドロールにleonard nimoyの文字を発見、やはりMt.スポック
が出てたんだ、すごいメークだと思ったけど本人じゃ
なきゃ出せないオーラ出てたものなあ。

J.J.エイブラムス監督の描く宇宙船の戦争は、やはり
斬新で敵艦のあの非対称のデザインを見たときにJ.J.
エイブラムス監督だなあと思いました。その反面エンタープライズ
はあの形を変えるわけにはいかないので如何にかっこよく見せるかが
注目されますが、それも中々時代遅れに見えないようにできて
感心です。

というわけで、これはスタートレックというアメリカの文化を
再見するとともに、自分が子供時代に親しんだテレビシリーズを
懐かしむという複雑な構造でなおかつ新しい映画として楽しむ
ことができる面白い映画でした。

ストリー的なこととか主題的なことは後であるほんの感想と
絡めて語りたいと思います。

今日はただ昔のファンも今のファンも楽しめる映画に
しましたというのを受け止めて非科学的なこともこれは
アメリカの文化だと感じ入ることにします。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする