懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

懊悩

2013-06-22 01:27:41 | Weblog
新国立劇場バレエ6月公演、劇場のHPに告知があって。

「ドン・キ・ホーテ」出演予定の長身ペア、
29日の川村真樹さん、厚地康雄さんについて、川村さんは来期から、プリンシパルから登録(名誉ダンサーだっけ)に変る。厚地さんは、バーミンガム・ロイヤルへ戻るそうで、今回、29日の主役と30日のキャラダン役が、この劇場での最後の出演予定だとか。

「最後」なら、

このペアで行きたくなったけど、仕事予定が崩せなかった・・。

川村さん、その昔、森の精の女王役で見た時は、ジュテが高いので起用されたのかなと思った。先生方が白いバレエ向きと見込んで、その方向で育てたバレリーナなのかなと。

今回、違う役だし、見られないのが寂しい。今後は、古典全幕の主役より、コンテとかになったりするんだろう~か??。ニーナやフェリみたいに、皆が長く舞台に立ち続けるわけでもなく、区切りはいつか来るものなのだろうけど。

今回は、キャスト違いで公演4日間、全部行けると一番いいのかも。

プティパ信奉者のファジェーチェフ版は、ゴルスキーの通常版より端正だけど、優等生的な新国立バレエ団には、あってるのかも。自分は、調和もいいけど一般的なドンキの、猥雑なエネルギーがもっとあるのも好き。

他公演で見たとき、この人、人気あるんだな~と思った奥村康祐さん、30日に寺田さんと共演。自分的に、一回主役で見たかった福岡雄大さんが、マニア人気(?)の米沢唯さんと明日22日(土)に主演・・とかで。特にどの主役がいいのかなんて、ふたを開けてみないと分らない。ただ、(バレエブランと違って、どんなキトリか想像付かないけど)ちょっと見たかった川村さんのキトリを、自分は、諦めざるを得ない。あああ、台風が来て、会社が休みになったらいいな~、なんて。(めちゃくちゃいっとる。)

なお、このバレエ団の指導側は、ここ2,3年のあいだに、古典全幕の脇役クラスの人たちの
レベルを上げたんじゃないか、と思ってた。誰の指導が効いてるのか、大原女史なのか、もう少し下の立場の人なのかは、知らないんだけど。

今回は、一般向けには4日しかなく、各ペア4組が1日ごとに出演。

ついでに、バレエ団HPの公演宣伝用の3分内容紹介画像に、珍しくザハロワたちのが使用されていた。今は格下のパートナーたちを相手に、女王様してるザハ姫も、この画像の中では、恋人の方をしょっちゅう見ているかわいい女の子で、・・・。

こういう方が、私は好き。

シクリャローフとザハ姫のロミジュリ、画像で見たら、姫とロミオ役の距離感が寒かった。この所、本拠地ボリショイ劇場では、ボルチあたりが、わりとパートナーとして踊ってるみたいで、その方が、カテコが寒くなくていい。

*バレエ界で、目立つ話・コジョカルのロイヤルバレエ退団のかげに、日本公演でちょっと目を引いたマロニーも退団と出てた。メジャーなバレエ団での人の入替りは、まだまだありそうで。時にコジョカルは、もしロイヤルでなく、パリ・オペラ座やボリショイのような教師がついてたら、怪我の問題とかもここまでにはならなかったかな~?と思う。長く活躍できるダンサーの影に、優秀な教師があると思う。

*友人が、ニコライ・ツィスカリーゼの動静を知らせてきて、ボリショイの契約が終わるみたい。この人、次はどこにいくんだろ。凄くマスコミ慣れしてて、地方のバレエ団より、TVでしゃべってる方が向いてそう。

かわいい女の子といえば・・。
芸能ゴシップに興味薄い私だけど、深夜のフジのニュースのキャスターで、「かわいいな」と思ってた大島由香里アナ。私でも名前だけは知ってる某スポーツ選手とお付き合いの話が出てた。
(ついでに同じニュースに出てる男性の方も、出過ぎない存在感が深夜に向いてて、他局の人より好き。)

女子アナが誰と付き合おうと人の勝手だけど、誰と付き合おうが結婚しようが(しなくても)、今の大島アナみたいな笑顔が、ずっと保てればいいなって思った。

★TVドラマ『雲の階段』の最終回に、いきなり梶井基次郎の小説『檸檬』の引用があって、びっくり。『檸檬』は、文学界では評価のある作品なので。それも含め原作になさげな創作で、原作とまったく違う面白い作品になってたと思う。
やや最終回につめこんで唐突な展開の印象はあったけど、人の内面を掘り下げる部分が、今時のTVドラマでは珍しい最終回だった。

とりわけ、最後、すべてを失った田坂院長が主人公に「俺はお前だ。」と言って主人公を刺すくだりは、すべてをドラマの中で解明してない部分も含めて、なかなか意味深で、珍しい展開だった。必ずしも仕掛けが全部成功したわけではなくても、台本書く人が意欲的な感じがした。

梶井『檸檬』って、昔、文学好きな女友達がいて、彼女からその話を聞かされていたので、こんな所で出てくるとは、思わなかった。

今日は内容とっても散漫ですが。

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