懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

タイム誌、「岸田首相は日本を軍事大国に」。アメリカの意向よね?

2023-05-12 03:18:41 | Weblog
今の所は、露骨な記事で苦笑できる?が。
米タイム誌「岸田首相は日本の戦後史上の大転換をし(反撃能力、安保3文書)、そして日本をその経済力に見合う、軍事大国にする」等々の記事が出た、と、日本の大手TV局が報道。 岸田首相ネタだから、興味ない一般市民にはスルーかも、

(11日は、未明の千葉県の地震や、その後の東急東横線の落雷ストップの話で持ちきりで、それどころではなかった。)

で、タイムなんて米国雑誌を私は知らんし、キッシーがタイムの表紙になり、岸田が日本を経済力に見合う軍事大国にするんだか、何だか、そういうのを企図するとかは、どうせ雑誌の記事で、そういう記事自体より、この記事を、日本のTVとか、マスメディアで、いち早く取り上げたことが、何か意味があるんでしょうね。

岸田首相が、「日本を軍事大国にする」つもり、だったとしても。
どっちかというと、その前に、「米国側が、日本がその軍事力に見合う軍事大国になってほしいと望み」そして、♪いつものよ~に幕があ~き~、恋の歌うたう私に~~~♪
じゃなかった、

米国隷属国、ニッポン!
「いつのもよ~に幕が開き~♪、
以前は、「日本は平和国家で居ろ!」と言って、平和憲法渡してNATOにも参加させなかった米国が、今度は「米国デフォルト危機!、とかさ~、諸般の都合で弱くなってるしぃ~、」「だ・か・ら!♫日本は今度は、軍事大国になって、米国や国際金融資本の都合を、支えてね!」

という指令が、忠実犬・キッシーのもとに届き、「ラジャー!」「了解!」と言ったかどうかは知らないが、‥‥、アメリカ様の都合で、日本の首相・岸田氏は、「今のトレンドは、日本を軍事大国にすること、ナンデス~♪」みたいな、流れでは、ないんか???

岸田氏が、日本を軍事大国化しようと企図って、そのアメリカ有名雑誌の言ってること、どの程度、岸田官邸の意向通りか知らんが、日本政府がどう思ってるかよりも、その記事の件をいち早く日本の忖度マスごみが出した、という事は、

それは、アメリカの上の人達の意向、なんじゃ、ないの、か、な???

(今の日本のマスごみなんて、その程度にゴミ。何事も、私的権力&公的権力持ってる方の、意向に沿う、奴隷根性。でもそれで、上級国民で満足な俗物たち。)

へ~、そ~なんだ、日本を軍事大国にするんだって。ふうん。そう、なのか~。
勉強になります~、って、ウソだけど。

シン・全体主義。徐々に、進化中

野党は?モチロン!維新は、いの一番に「賛成」よ、ね?きっと。
(国民たまきは、メンタル弱い奴だが、きっと、賛成よね?)

【歴史的経緯】
第二次大戦で、アメリカは日本を見て、異常に降伏せず、もう負けてるのにいつまでも、天皇陛下万歳!と言って特攻とか、集団自決とか、
日本人はクレイジーな国民性だ!って思って、二度と軍事大国にならないように、平和憲法与えて、NATOにも入れず、となったんでしょうね(?)

数十年たって、もう日本が米国隷属は、確定安定なので、軍事大国としてアメリカの脅威となる心配もほぼなくなり、で、アメリカの都合もあって、今度は、やっぱお金使ってほしい、日本も軍事大国になって、アメリカとか国際金融資本とか、私的&公的権力のためのしもべして、ほしいな♫ほしいな♫ ということで、

この度、米国の上の人が、日本の軍事大国化を、岸田に担わせたい、って思ってるとか、あるのかしらね(?)

それにしても、債務問題で首が回らず、サミットビデオ出演もアリ!?の窮地のバイデン氏、そして、妙な記事の出た岸田首相、だけど。
日米は、それでも、欧州の絶望的ないかがわしさよりは、はるかにましな気がした。

(ウクライナ・西部側の過激派の投稿動画ってのを見ちゃって、・・・2014年から2015年頃、例えばオデッサの虐殺とかで言われてる話、「我々は殺人を楽しんでるのだ」等々言っていて、こういうの、自慢として投稿してる様子だけど、

こういう人たちを擁護する、西側のメディアの、良識や良心のなさ、ヨーロッパの危険分子への認識不足が、このままではいけない気がするけど、日本は宇含むヨーロッパのネオナチ問題に、あまりかかわるべきではなかったと思う。

【春の園遊会】
現天皇が、テニスをフェデラーに、少し教えて貰った、って話題が出ていて、それって、凄くない?って思った。雅子皇后は、元キャリアウーマンの星の資質を見せていて、この二人の園遊会参加者とのやりとりは、見てて面白かった。

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喝采の記憶と記録

2023-05-12 01:57:00 | バレエ
また懐かし系、バレエのちょっとした雑談、内容に期待しないで下さい。
【セカンド・ダンスの光芒】
パリ・オペラ座のエトワールだったマニュエル・ルグリは、引退前後に、日本のTVのバレエ番組で映して貰えたダンサー。そのため、パリ・オペラ座引退後に、ダンサー&振付家の(芸術監督もやってるみたい)パトリック・ド・バナと組んで、コンテを踊りだした時にも、生舞台だけでなく、練習光景の映像まで映して貰えていた。

昔、何気なくそれを見て、スルーしていた。
そこで振付家は、ルグリに、手ぶり込みで振付意図を説明していて「(ここで)過去の君は死んだんだ」というような意味のことを言ってたような気が。

“ここだ、ここで過去の君は死んだんだ、(新しい君の世界を創造しなくては、新しいダンスを創造しなくてはならない)というような意味だったのかにゃ~??、と、昨年のスーパースターガラを見たずっと後に、ダンマガインタビューも読んで、何となく思った。

バナは、長所短所ある振付家のようで、コンテのダンサー・ルグリと、振付家バナの作業は、かつてギエムの引退興行をこの上なく止揚した、マッツ・エックの「アジュー」のようなヒット作には、繋がらなかったように思うけど。

作品の精度はともかく、「想い」の方は、なんとなく、なるほどでした。
私が、かつてTVのバレエ番組で見た時は、自分が若すぎて、「過去の君は死んだ」という言葉に、実感を持つことが、私には、できなかった。

ルグリは昨年の、日本で最後のステージの時、インタビュアーには、「いや、私の引退は、パリオペラ座の引退興行の時のが「引退」だから」というようなことも言っていた。(言葉、忠実な再現ができてないので、興味ある人はダンマガ参照を。)

大きな実績を持つルグリの、コンテでの再出発にあたって、「過去の君は死んだんだ」っていうのは、・・・その意味とか、重さとか、・・・じんわりくるものがある。

それは、勿論「一人のスターダンサー固有の質」もあるけれど、また一方で、もっと普遍的な真実もある。ルグリよりはるかに凡庸な、舞踊関係者以外の一般人にも、キャリアを重ねて、「過去の栄光」から離脱する時はあるので。

アイデアそのものは良かったと思う。「感想」は観客個々で、それぞれ異なっていいと思う、その限りでいうと、アイデアは良かった。そして、欲を言えば、あの振付・そしてダンサーの踊りから、そのテーマの重く普遍的な真実を感じ取って感動するには、自分は至らなかった、とここで書くことが、ルグリとバナの芸術家としての誠実さを貶めることにはならないと思って、ここに書いてみた。

感動は人それぞれ。痙攣するほど感動した、って人もいるかもしれんし。
でも、芸術って、見たその時にズバリ全部分るもんでもなくてもいい、記憶の淵にあるものが、年月を経て何かのきっかけで記憶が立ち上って、「あ、そうか」と思うようなものでも、良いと思ってる。

(与太話が長いな。)
【観客の拍手】
しんみりした話になってしまった。ので、明るいミーハー譚を一発。

何度も書いてる、ネット動画の充実。インターネットって、興味関心連動型で広告出たり、お勧め動画を勝手に選んで誘導されてしまうような所が多分にあって、見る気でなかったものを、寄り道してみちゃったり。

(エリザベス2世の葬儀の時期なんて、イギリスの植民地時代の「一方的に侵略」の奴隷への非道の話が、お勧めサイト案内で出てきてしまい、知識は上がったけど当惑した。)

バレエ動画見ていて、ボリショイの新しい主役ダンサーの最近の公演動画もでてくるが。
時々、昔のダンサーので、ツィスカリーゼチャンネル、とか、グラチョーワチャンネルとかもでていて。

で、そのグラチョーワ動画の方は、公演の質とかは日本公演で見た方が上のもあるけど、未見動画が最近も見られて。

この人なら、もっといい動画はあるかも、だが。
昔のボリショイ劇場「眠り」全幕の部分動画が見られて、現地の雰囲気も含めて面白がりながら見た。

まじめにグリゴローヴィチ版「眠り」全幕を見る気なら、他の方が良い。グラチョーワ中心で、彼女以外のパートはぶち切ってたり、だし。

ただ、マニアックにネタ目線でみると、なかなか愉快。
グラチョーワは、日本公演の方が、やっぱり状況が違うので、ランク上の踊り、演技になってた。ホームグラウンドでの公演は、主役や準主役のファンが詰めかける、という傾向も、彼女たちの場合、はっきりあるのかな。

そ~んなに物凄い、大褒めするような踊りではなくっても、拍手が「押し!」モード。

それと、この時代も、もっと前からも、バレエ界はいつのころからか、「男性ダンサーの踊り」が目立つ傾向になり、第三幕のGPPDで、主役男性の踊りへの、拍手が大きいのも目立った。

プリマのグラチョーワ等を目当てに、この日に詰めかけた?と思われる(?)、押しファンの拍手に、愛されてそうな様が、思わず笑いを誘った動画。王子役が、当時グラさんとコンビ組んでた、若き日のウヴァ様で。

この日は、ウヴァ様の本気全開の日じゃないんだろうし、得意不得意がはっきりしてる踊り方だけど、
当時モスクワ留学して見てた知り合いが、言ってた通りの、観客の反応。

このお客さん達、大きなジャンプが好き!みたいなピンポイント反応。
ウヴァ様的には、MAXやってるように見えないけど、勝手に体が、ふわふわ舞い上がっちゃうような、若い頃の楽々高く跳べて宙に浮くジャンプ。

観客も、細かいこと拘らずに、ジャンプで幸せな気持ちになってるような反応、かな。

3幕GPPDで、王子が、プリマ以上に大きな拍手貰ってて。
・・・こういう光景、男性の拍手の方が大きいって舞台は、他の男性ダンサーでも色々見た。

画質はそんなに良くない。
踊りだけじゃなく、動画の観客の拍手に、プラスのエネルギー貰ってしまうような、ほっこりする動画でした。

劇場、公演って、舞台上の踊りの出来だけじゃなく、観客の拍手や反応も、プラスもマイナスも含め、舞台の一つのファクターになってるなって、時々思う。この画像は特に。

(グラチョーワチャンネルで出てるのなら、他の映像の方が、画質も内容もまし。)
(眠りは、本気でいうなら、もっとずっと感動した生舞台も、公演動画も別にある。そういう真面目なバレエ感想も、どこかで、かけるかな?)

物価高騰で、どこを節約するかというと、バレエ公演、というのは、深刻にありかも?
ちょっと、財布のひもを締めた方が良いかな、という状況になってきた。
行きたかった公演あって、残念だけど、いったん見だすと、あれも、これも、となってしまうし。

岸田バラマキ外交は、軍事費も上げるようだし、・・自分らの支払いが増える話ばかりなりけり、春の宵。

迷ってる公演あるけど。「バレエ見なくても、死なないし」、とバレエ友が言った。

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