懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

Today

2022-11-19 00:49:16 | Weblog
フィギュアスケートNHK杯、男子シングルSPの話、ちょっとだけ。
全部の選手は見てないので見た範囲だけ。

◆日本開催のNHK杯、ホームだし、やってくれるかな?って期待したら。
山本草太選手。最初の4T-3Tを決め、4S、そして3A決めて、今日はノーミスで自己ベストの96・49点。SP首位。

この人なりの、そぎ落とし、今に必要なものだけ残した様な演技、と思ってみた。

いい演技をしても、ジャンプが決まらないとフィギュアスケートって、それでおじゃんになってしまうから。

予定ジャンプを全て決め、曲は「イエスタデイ」だったけど、今日の演技は「Today!」って感じ。
美しい過去はあっても、今も光った。

◆一方の、世界王者、宇野昌磨選手。SP2位。
練習でいまいちらしかった冒頭の4Fを本番では集中して決めて見せ、他との能力差をみせつけた。

必ずしも絶好調ではない所で臨んだ様だったから、続く4Tは跳んで廻ってから転倒になりコンボが消えたが、次の3Aも決めて手堅くまとめたので、この結果はまずまずなんじゃないかな。この位ならFSで充分巻き返せると思ってる人は多そう。

試合の結果だけでなく、演技以外でも、前回、三浦選手のピンチを助けたり、今回の事前コメントでは、女子も含めた日本人選手の中では別格の、世界の頂点を目指して戦ってきた選手の器量を示していて目を引いた。

コメント聞いて、日本人選手の中では屈指の厳しい上位争いの中でキャリアを積んできただけに、何か、人間的に一回り大きくなったような気がした。(或は、恋愛してたみたいだから、それもあるのか?)

試合の演技、ジャンプの時の決意感とかにも、そういう器量の大きさが現れているような気がした。
新しいプログラムは、今迄と違いモダンな雰囲気っていうのか、本人に合ってる気がした。
冒頭のポーズ、ラストの片手で顔をなぜるような仕草、粋、っていうのか気障っちい振りが入って、似合ってた。

前回の試合の時より今回の動きの方が個人的には好き。

◆友野選手は、最後の決めポーズに愛嬌があって笑みを誘った。

今回も短い感想で。

さて。FS。勝利の女神がほほ笑むのは誰かな?
(山本選手、次もジャンプ決まると尚良し。でも、宇野選手がさく裂するのも見たいしで。)



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする