懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

オルフェ凱旋門賞、2着。

2012-10-08 00:03:58 | Weblog
画像見てたら、オルフェ、最後の直線、ちょっと抜け出すのが早かったか?

「ゴールはっ?!ゴールはどこっ?!」と焦ってたら、ゴールか?と思った線より、もう一つ先のラインがゴールだった。

要領よく、ゴールがどこか、馬が分ってたかと誤解したくなるようなタイミングで効率よく抜け出して刺した伏兵牝馬ソレミアちゃん(ペリエ騎乗)が、凱旋門賞馬に。

ペリエ~、あの野郎!・・・ってウソ。さすがペリエ、っていわなきゃいけない悲しさ。
スミヨン、皆が「日本馬勝利」と騒ぐから、仕掛けが早くなっちゃったじゃないか!


★この放送をしたTV番組が、うざかった。こっちは「抜け出すのが早いんじゃ?」と焦って見てるのに、TV番組では、と~しろ~集団が、「日本の馬が勝った~!」と誤解して喜色。彼らにとっては、「オルフェ」じゃないのよね、「日本の馬」なのよね。

「10時より凱旋門賞生放送」って今日宣伝してたから、10時からTVつけて完全に騙された。11時15分になってもまだレース始まらないっていう・・・・。

私だって詳しい競馬ファンじゃないけど、やっぱスポーツの番組とか、競馬番組の方が、実況はいいね。
ここからが競馬!っていうポイントで、もう勝ったと思い込んでる非競馬ファン出演者の、うざいニッポンコールに、うんざりざり。

池江調教師43歳、「日本の皆さん、すいません」なんて、いわなくてい~んだよ。
日本のためにやってるんじゃないんだから。変に国粋主義みたいにしないで。
「負けて悔しい」でいいじゃない。これが競馬。

昔、大川慶次郎が生きてた頃、こんなシーンはよくあって、競馬は結果なんだっていう、厳粛なことを思い知らされたし、それが競馬の面白さ。

オルフェびいきのファンが、「でも、オルフェよく頑張った」っていうのなら分かるけど、レースのこと、試合のあやのことも何も分らずに学ぼうともせずに、何でもかんでも安直に、「頑張れニッポン」ノリに便乗して、えせ愛国心で「繋がろう」とする、安い根性を見ると、勝負の世界の厳しさを、分ってる人にこそ、競馬は語ってもらいたいと思う。もう、「フクシマ」で「繋がろうニッポン」の欺瞞は、皆認識したじゃない、っていいたくなる。

ニッポンがニッポンが、ってうざいけど、私はオルフェが走るのを見るのが好きなだけ。
宮根氏個人は、嫌いではないけど。まだオルフェが勝ってたら、この番組でも対応できたかもしれないけど、ゴール板超える前に盛り上がられるのは、競馬ファンとしては見てて辛い。

勝負の世界は厳しいから、い~んだし。

このTV番組では、「世界の壁が」とかって、外れてる解説してたけど、今日のレースは、私には、あちらの馬場を熟知してるフランスの伏兵馬と騎手が、上手にレースして勝ったように見えた。

つまり、世界の壁というほど大げさなもんでもなくて、ただの勝負のあや、じゃないの?
競馬詳しくない人に語らせるより、多少知ってる人にしゃべってほしかった。
井森美雪とかでもいいんだけど。

★昼の競馬番組、細江純子さんのショートヘアが良くお似合い。

★自分は、最強馬はディープインパクトのイメージが強かった。
今日のレースぶりで、オルフェの方が、凱旋門賞向きなのかしらん?とは思った。

負かしたのが、女の子の馬ってのが、ちょっと痛快。
オルフェは悔しがっていることでしょう。

オルフェと関係者さん、お疲れ様。
(今日も面白かったよ、オルフェ!)

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