懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

痺れた!オークス、アパパネVS.サンテミリオン直線の攻防

2010-05-23 16:27:59 | Weblog
名馬の数だけ名勝負がある!?

ウオッカとダイワスカーレットみたいな超弩級の名牝では(今の所は)なくっても、
或いは去年のブエナビスタのような鬼脚の印象ではなくっても、

血統、距離適性その他で、いまいち1番人気馬だったアパパネとサンテミリオンが、
写真判定、長めの末、なんと同着。優勝。(珍し~い!)

自分は甘い人間なので、アパパネ、サンテミリオン同着で良かったと思った。
エビショーと横典の勝利ジョッキー、ツーショットに和んでしまう、自分って勝負師の厳しさを判ってない。でも、あの内容なら、ほんとに同着で良かった。

単勝:17番210円、18番380円。3着アグネスワルツ。

オークスはあいにくのお天気。雨降り注ぐ東京競馬場。レースでは泥が飛び散るし、こんな天候でオークスか。と思ったら、4倍台の微妙な1番人気馬、アパパネが、ゲート入りで尻っぱね。しかし、レース後半でさすが桜花賞馬の貫録を見せ、これだけでも、ああ、今日競馬の日にして良かった。(バレエ行かなくて良かった。)さらにサンテミルオンが食い下がり、府中の長い直線、2頭並んで長く競り合って、抜きつ抜かれつ、互いに譲らずゴール!見せまくりましたね~。

レースは、スタート良かったアグネスワルツを抜いて、ニーマルオトメが強気でハナ切る。
アパパネは後方6番手追走。この馬場でこの位置で来れるか?と思ったけど、しっかり直線で、大外からぐいぐい追いこんできて、さすがだな~、この馬でキマリか?と思った所から、内のサンテミリオンが差し返す。なかなか勝負がつかない感じで、どっちも引かず、2頭並んで先頭で長く走ってたので、牡馬の2頭の攻防なみに興奮した。

長距離向けにギリギリ馬体絞って出てきて、直線も伸びたアパパネ、今回鉄板人気じゃなかった事もあって、この内容ならこの馬が勝ったら良いと思ったけど、自分的には首の上げ下げで、サンテミリオンが勝ったような気がしてた。
客観的に同着なのか、「この位の差なら同着で良い」と云うことかは知らないが、あの、「写真判定⇒首の上げ下げ」というのも、あまり極端なのは、これで差をつけるのも酷だと思う時もある。でも、それでも勝負の冷酷さがあるのも、競馬の面白さなのだけど。

時間押して、勝利ジョッキーインタビューは、なかった。クールなエビショーと、熱いヨコノリ(と女優)でポーズして写真撮影。こういう時の性格の差も面白い。

人気馬の中では、昨日は1番人気だったショウリュウムーンが惨敗以外は、4着アニメイトバイオ以下、道悪の割に上位に食い込んでた気がする。サンテミリオン、この馬場で18番枠で勝利というのも、流石。
雨がやまなかった。

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