懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

アリーナ・コジョカル、無事来日(新国立「シンデレラ」)

2006-12-17 01:22:18 | バレエ
過去に複数降板歴があるため、今回は来日して踊ってくれるのかと、心配されていたアリーナ・コジョカルが無事来日。

15日新国立劇場「シンデレラ」初日、ボネッリを王子にかわいいシンデレラを踊ったそう。やきもきしていたファンはさぞやほっとしたことでしょう。

彼女が予定されていた「ロメオとジュリエット」、私はABTから来た代役ダンサーで見ました。ロメオ役はコジョカルと同じキエフ出身のデニス・マトヴィエンコ。

もし、コジョカル、マトヴィエンコ主演の舞台なら、どんな風になっていたのか~??と想像してしまいます。

シンデレラというと、音楽がとても不思議なプロコフィフィエフ。アシュトン版はかならずしも音楽が生きる振り付けとはいえませんが、吉田都シンデレラで、ヒロインが階段を下りてくるシーンが印象的でした。

プロコフィエフの素晴らしい音楽については、案外フィギュアスケートで浅田真央かまいちゃんかどっちかが(忘れました)が、この音楽を使って競技していたときのほうが、アシュトン振り付けのバレエより、音楽の秀逸さをより感じさせました。

マラーホフ版、というのもマラーホフ、セミオノワのコンビでガラで見た限りでは夢幻的な踊りで、音楽が宇宙をすら思わせるのが素敵でしたが、全幕で見たらどんなもんかは未知数。ダンサーが良かった可能性もあるし。



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