想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

子育てちゅう

2015-05-21 01:13:05 | Weblog
元祖ハナクソのヒメ、江戸ちゃんの画像はひさしぶり
ですよね、ヒメというよりおっかさんですが
五月晴れの下、無事ご出産で目下子育てちゅうの模様、
ご飯を食べたらとっととねぐらへ戻っていきます。
いっしょにいるのはジョリの子でもう一歳半ですが
まだくっついて歩いてます。
子猫のお守りをするでしょうね。

ねぐらはどこか、例年どおり井戸小屋のようです。
まず、井戸小屋で目が開くまで。
ときどきミーミーという小さな声が聴こえるなあと
気にしていると、そのうちなくなります。
おっかあ猫はチビをくわえて引っ越しします。

引っ越し先は一号棟の縁の下あたり、もしくは物置小屋
の棚の一番上の段のダンボール寝室あたりです。
いつぞやは、一番上ではなくふつうに目につく真ん中の
段にあった使い古しの空プランターの中にいました。
コロコロした子猫が重なりあって寝ているのを発見し、
そーっと音を立てないように離れました。
内心ものすごく嬉しいのをぐっと押さえて。

生まれてまもない子猫ほどかわいいものはないですから。


(2009年のシマコと赤ちゃん、江戸ちゃんの何番目かの兄弟たちです)

江戸ちゃんは警戒心がずいぶん解けましたが、でも動物の
本能はちゃんとあって、みつかるといつのまにか移動します。
そのくせ(というか)そのうち歩けるようになった子猫を
連れて堂々とご飯を食べに現れるようになるのです。
そして縁側保育園が始まります。
そしてミルクを催促します、あたし~赤ちゃんいるのよ~
と目で訴えます、グイグイと。

さて、今回はどんな色柄の子どもたちなんだろうか。



子猫の時間はあっという間に過ぎます。あんなに可愛かった
のに、なんじゃオマエは…とガッカリしたのがブチャ。
みな性格が違って特徴がはっきりとしてきます。その中で
縁側に残るのは子猫の時からなんとなくわかるように
なりました。おっとりさんの女の子ですね、代々。

何をするにも遅くてぼんやりしている子を心配してママが
残すのだろうと思うのです。競いあってご飯を食べるように
なっても輪からはみ出てしまって食べそこなってしまう子
が縁側族の跡継ぎになってきました。

でも、おっかあになると、なんのその。
したたかに、たくましく、みーんな魔女になりました。
上の写真のシマコ(江戸の母親)は2011年の初夏が
最後でした。カメは時々江戸のことをシマコが…と
まちがえて呼んだりします。
よくなついていて、縁側の両端にベイビーとシマコが
それぞれゆったりと寝ていた光景が懐かしく思い出されます。

土や草木、風が、自然のままにあればこその幸福でした。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする