想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

草花の背丈で

2015-05-10 22:49:09 | Weblog

猫目線って、このくらいでしょうか。

鳥目線も試してみたいですが、高いところへ昇るのは
苦手なので、無理ですな。



この前の、折れ落ちた幹が小川に浸かったままのあれ、
枝先にたくさん新芽がついてたのが若葉になって、
花のつぼみもいくつかついていて…あら嬉し、です。
写真でよく見えないですが、樹が横たわったまま
ちゃんと葉をつけて、生きています。



どうだんつつじの花は近くでみるとこんなに可愛い。
離れてみると、緑の葉にレース飾りのようで綺麗で、
大好きな樹です。今年はいつもよりたくさんの花を
つけています。



手前の2本はもみじ、実生から育ったまだ若い樹で雪解けと
同時にここへ植え直しました。元気な小学生って感じです。



残念ながら、山桜はすっかり葉桜なので写真がありません。
3日ぶりに帰ったら、前夜の雨で散ってしまった後でした。
いつものように、地面に散ったピンクの花びらをじっと見た
のでありましたーーーーーー。ガックシ。

大好きなバラの季節がもうじきやってきます。
ここではバラはなかなか育たないので、大事に大事に
見守っています。
虫対策は農薬ではなくニームです。
くんくん親分に害がないようにニームしか使わなかった
のですが、よく効きます。
竹酢液と合わせると、いいようです。

知人が開発した肥料の効能がざっくりしていてイマイチ
不明なのに困りました。
園芸は土と肥料とおてんとさま、そして育てる人の想い
で左右されます。

バラの魅力は花びらの形、色、香り、どれも欠かせない
ですが、特に香りに惹かれたのでした。
花屋さんのバラは大きくくっきりと形のよい花ですが
香りはしません。ここで育ったバラに慣れていると、
造花のようで、魅力がないのです。

庭にバラが咲く季節、表にでるとその香りが漂っていて、
一瞬で幸せな気持ちになります。
その香りが失われてしまうとすれば、それほど残念な事
はありません。
バラ好きな人ならそりゃそうだ、とうなづいてくれる
でしょうけれど、形しか見ていない人にはたいした
ことではないでしょう。

なにごとも同じ。いつの世も変わりなし。
さりとて僻んでいるより、草花にすっぽりと隠れる
セキレイや、それを狙っているツモリの子猫の仲間に
入れてもらうほうがよほど楽しけれ、ですわ。




コメント
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