想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

サバイバル犬生

2012-02-03 08:29:28 | Weblog
みたいな~mmm言ってみたいもんだ、サバイバル。
室内犬と化しつつある親分、雪となれば本能が騒いでしまう。
雨ニモ負ケズ雪ニモ負ケズってなかっこうで前屈み上目使い、
老犬の域にしてはよくやるなあ。
雪の白に黒いボディが映える。

若々しかったころ跳ねまわっていた写真がたくさんある。
今の、こんなふうな、よたよたした歩きかたなんだが、
好きである。
いや、今のほうがもっと好きかもしれないなあ。
いつも今が一番好きだと思っているんだろうけど。



写真だと、足元がおぼつかないのはわからないでしょ?
息切れしてゼーゼー言いながら足もつれながら歩いている。
ある朝、生きるってコミカルだな、と思った。
そしてこの朝、生きるってサバイバルなんだわ、と知ったね。
文明も科学も情報もまるごと含んでサバイバルだと。
嘘を見抜いて騙されないよう智慧をはたらかせて生きること、
それが優れているとか進んでいるとか美徳とかいうもんじゃ
なくて、野生のサバイバルとほぼ変わらない。
勘違いしている人間を自然が笑ってる。
いや、笑ってもくれないのが自然であるね。

放射能の威力は命を破戒するだけでなく、現代人の驕った頭を
ぶん殴ってますね、ガガガガーン。
感受性があればかなり痛いんですが、痛くない現代人病罹患者多数。
痛みに負ケジと犬に教わっているんであります。








コメント
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