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想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

闘病犬、晴れのち曇りです

2011-06-24 11:30:18 | 親分

老いは必ずやってくるし、老いに病はつきものである。
元気なまま歳をとりすーっと消えるようにこの世におさらば
したい、という願望はなかなかな高望みなのであるよ。
あちこち修理しながら手当しながら、老いを生き病を生きる
ことになる。14歳のベイビー。

うさこの高望みはベイビーに対してであるが、まだ諦めたわけ
ではない。一つ治って、なにせ老いであるからいろいろとある。

       

人一倍心配性なので、いつもうろたえまくる。
先週、ふらりと横倒しに倒れたことを隠居爺なんて書いていた
けれど、今日はお医者さんで鍼を打つ日、術後の経過も診て下さる
ので相談した。

ふらり~と倒れたのは‥立派な病気の症状であった。
で、できるだけ早めにMRIで脳の検査をせねばとなった。
検査費用はバカにならないが、はっきりしないことには治療は
できない。治療しなければ、どうなるか。
考えただけでも恐ろしい。
もっと早く気づいてあげなかったことが悔やまれる。

検査は動物検診センター、キャミックという検査専門の機関で行う。
直接ではなく、かかりつけ医の紹介で予約が取れる。
獣医学は高度医療の時代なのだ。良いかかりつけ医は早期に的確な
アドバイスをして下さる。
ベイビーは運がいい、池田先生にまたまた感謝。

先週、カメがベイビーの様子を見ながら「頭、おかしくないか」
と言っておられた。聞き流して「いや、耳が痒いんですよ」なんて
何も考えずに思い込みで答えてしまっていた。バカ親である。

お医者から戻り、落ち込みまくったあげくカメに相談した。
「だから早く治療法を決めればいいからだいじょうぶ、でもそっと
してあまり無理をさせないようにね」と言われた。

明日から森へ戻ると言った時、池田先生は「それなら気をつけて、
何かあったらすぐに連絡下さい」と言われた。
そのときも「だいじょうぶです」と答えた。何も起こらないとでも
思っていたわけで‥バカうさこである。

うさこは周囲の人に守られて、教えられて、どうにかこうにかやって
これたわけだが、今もこういうことなのである。
思えば子どもの頃からずっとそうだった。
犬を飼って、いっちょまえのなりして‥、末っ子の甘ったれだ。

犬を飼うということは、大人にならなければならない。
命に責任がある。命とは愛だから。

コメント
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