想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

松江のお菓子 路芝

2008-11-13 09:52:00 | Weblog
     松江銘菓「路芝(みちしば)」どすえ
       (松江弁はわからないので、京都弁で)。
        白胡麻が効いててほんのり甘うておいしいえ。
    
   松江(島根県)の喫茶店では、コーヒーより抹茶とお菓子が定番だそうな。
   というのは本当かどうか、行って見てきたわけではないのでわかりませんが
   お茶が盛んであるのは本当のようです。

   不昧公という号を持つお茶好き藩主、松平治郷の遺産は茶室や
   茶器よりも、お菓子と茶をたしなむ習慣ではないでしょうか。
   茶室や器は一般ピープルは触れることはできないもの、
   けれどお菓子は手軽に味わうことができるでしょ。
   お茶席に菓子はなくてはならないものですが、美味しいお菓子が
   他所から取り寄せというのでは味気ない茶になってしまいます。
   不昧公は茶で財政を圧迫したという説もあるけれど、徳川時代に生きた武士や
   京の公家は、今からは想像もできない息苦しさだったことだろうと思います。
   茶道は単なる道楽にしてできるものでもありません。

   松江に行ったら宍道湖を見て、風流堂によって、「山川」という不昧公好みの
   お菓子と、この路芝をいただいて、お抹茶を。
   えーっと、いつもの地図をみながら行ったつもり旅。
   日本海の潮風はもう寒いだろうなあ。

   このおみやげは、茶道師範で松江に通っているストーン女史から。
   甘味を抑えたお菓子を選んだのは、糖尿病を恐れる大甘党への配慮か?  
   全部食べれば同じこと?
   いえ、お皿に乗せた分は撮影用、一つしかいただきませんって。
   ほんとに、おいしゅうございますねー。
   お茶を煎れる前に消えてしまいます。
   うーむ、もひとついいか。

   

   うさこは親分と戯れるねずみ師にお茶を教えていただきました。
   茶室へたまには入ります。
   想風流はちょい厳しく、ほぼ楽しです。
コメント
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