マイママハウス視察

子民家エトコロの助成金申請の相談もかねて、
大津のマイママセラピーの拠点を見学し、
代表の押栗さんからお話を聞かせてもらってきました。

マイママハウスは、「まちの保健室」として
０歳児のお母さんたちの育児を支えるために活動していて、
京阪・浜大津駅に近い商店街の一画にありました。

入口にはこんな説明書き↓


「お母さんたちの第２の実家」というコンセプトを掲げていて、
１人で育児に悩んでいるお母さんたちが、みんなと触れ合うことで、
そして、育児の先輩たちに赤ちゃんを見ていてもらうことで、
ほっと一安心しつつ、自分らしい暮らし方を見つめ直せるような
そんな場づくりを心がけていらっしゃるそうです。

それまで活動していた場所が使えなくなった(?)こともあり、
大津のこの場所を借りられることになって移転してきたのが１年前。
いくつかの助成金も使いながら、ボロボロだった町家を改修して、
今は、赤ちゃん連れのお母さんも安心して過ごせる場所に。

たとえば、最近、改修されたキッチン。
離乳食のつくり方の講座なんかも開催できます。


お母さんたちを対象とした勉強会を開催する２階は、
畳を入れ替えたばかりでピカピカでした。


お話を聞いていてすごいなぁ、と思ったのが、
入会するお母さんたちには必ず、５回シリーズの
「０歳児親子教室」を受講してもらう、とのこと。
子育てでのいろんなトラブルへの対処法だけでなく、
女性としてのライフスタイルを考えていくための内容も。
（詳しくはこちら）

受講してもらうことで、利用する人たちの前提条件が共有されて、
運営もスムーズになる、との言葉に納得。
そして、参加費が15,000円もかかるにもかかわらず、
受講しよう！と思ってもらえるのがすごいです。


改修工事や家具づくりは、
浜大津こだわり朝市でもおなじみの
端材工房さんが
こだわりをもって手がけてくれたそう。

この子ども用の椅子、とても素敵でした↓


「まちの保健室」を県内の他の地域にも展開していく、との構想もあり、
子民家エトコロでも何かしら連携していけたらなぁ、と思います。