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Que ma vie est belle!

私とは、美しいもの、美味しいもの、楽しいものの集合体。

プロの仕事

2007-11-12 17:47:26 | パリ

Dsc00306 今年の誕生日は大好きなParisで過ごすことにした。折角だから、ホテルもいつもの安ホテルではなく、少々奮発してPark Hyatt Vendomeに宿泊することにした。誕生日だということを(間接的に)前もって伝えておいたら、Welcome Champagneとイチゴの盛り合わせが部屋に届いた。また、妹が日本から注文してくれた花束が部屋に運び込まれた。Park Hyattらしいモダンで粋な花束だ。妹は、エレガントでユニークな花束を、と頼んだらしいが、その通りの花束だ。流石だが、ここまではこのレベルのホテルならばあるかな、と思っていた。

驚いたのは、コンセルジュの方だ。私が、RitzBar Vendomeの予約を頼んだ際、お名前は?と聞かれて伝えると、即座に「Joyeux Anniversaire, Madame」と言われた。確かに日本人で、今日誕生日だといって宿泊している人間は私だけかも知れないが、それにしても、良く覚えているものだ。映画『プラダを着た悪魔』で顧客の顔と名前、Back groundを覚えきる場面が出てくるが、本当にプロの中にはそういうことが出来る人が居るのだ!こういうことが出来てこそプロなのだろう。記憶力が足りない私には驚きである。

Dsc00308 さて、花束はLondonの家まで持ち帰った。帰りのセキュリティチェックでX線検査の装置に掛けようとしたら、担当の人たちが「あ、それはいいよ」といってゲートを通してくれた。また、その時2~3人の係りの人(フランス警察の人?)が、立派な花束を持って「写真、写真」などとお茶目にふざけてくれた。こういうアドリブが外国人は本当にうまい。

家に着いた時も、コンセルジュが「あれ、僕に?」と声を掛けてきた。こんな何気ない一言が花束をもらったことをより嬉しく、何だか特別なことにしてくれる。これも、外国人の友人が、日本は規則通りのことはうまく運ぶけれど、それ以上のサービスができていない、と不満を感じることに通じているのだろうか?


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