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グスタボ&マルティンーその2@ヨーテボリ

2011-04-29 18:00:00 | Gustavo Dudamel
グスタボ&マルティンの2日目。今日は前から7列目、ほぼ中央。前のお兄さんが大きくて、ちょっと見づらいけれど、音はやっぱり3列目より調和して聴こえる?

ブラームスの悲劇的序曲。昨日より好きかも。

マルティン。今日の協奏曲は、昨日驚きすぎたからか、それほどの驚きは感じなかった。ま、でも、すごい。今日も同じアンコール。アンコールの最初はちょっと尺八も思い出させる。しかし、ユダヤ民謡って、こんなにリズムが難しいの?グスタボのような指揮者でなくても、指揮者になれる人だったら、このくらいのリズム感は持っているものなのかしら?セカンドヴァイオリン、よくこの早いパッセージとリズムに付いていっている、と感心。またチェロのソロも、昨日に引き続きなかなか情熱的。そして勿論、誰より、マルティン、あなたはすごい。クラリネットでこんな事ができるなんて、想像したこともなかった。

さて、ブラームスの交響曲第1番。昨日の席は、どうしてもヴァイオリンの音に圧倒されてしまったかもしれない。今日は、グスタボが対旋律の金管を少し大きめに演奏させたりしている事がとても良く聞き取れた。グスタボ独自のテンポ感が、私が慣れ親しんでいるテンポと違うからだろうか、なんとなく、曲全体としての統一感に至っていない印象を受けた。3回目の明日になれば、彼のテンポ感にさらに慣れて、ぶつ切り感は薄れるだろうか。今日の演奏の中では第3楽章がとても良かったと思う。だからなのか、第3楽章が終わったとき、あら、もうお終い?という感じだった。そうそう、このヨーテボリ交響楽団のフルートトップの人のファンになってしまった。音がとても澄んで、明るくて、大きいー聴いているだけで幸せになれる。

今日も最後は会場全体がスタンディングオベーション。しかし、私としてはまだ合格点はあげられない。どうしても修正してほしい2つの事がある。これが解決したら、明日は皆と一緒にスタンディングオベーションできるような気がする。

結果やいかに?


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