今日はもう語彙がない。昨日のオケの後ろも楽しかったけれど、正面の席(とは言っても1列目の一番端)は段違いの迫力。
ただ、これまでこのフィルハーモニーで一列目のほぼ中央に座ったことは数度あるけれど、それより格段に素晴らしかったので、この感動は曲によるものなのか、今日の熱気によるものなのかわからない。コントラバスやパーカッションの振動が体に感じられ、物理的にも揺さぶられた気がする。
第一楽章のホルンソロは少し音がアレだったものの(ホルンという楽器の性質上仕方のないことらしいが)、その後は素晴らしく、第四楽章のホルンのtuttiの後、Gustavoがthumb up。後半になればなるほど表情が明るく楽しそうに演奏。今日はデジタルコンサートホールやcinema viewもあって、この演奏を聴いていただけて本当に良かった。
これまでいったい何を聴いていたのかと思うほど、諸々クリアであった。緩急はGustavo節であったけれど、昨日よりこなれてきていたと思う。昼寝をしようとして急遽楽器屋巡りをしてしまったので、眠くなるのではと不安だったが、とんでもない。本当に素晴らしかった。ありがとうGustavo & BPO。明日はどんな演奏になるのだろう?