「きっかけ(CUE)」

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「お好み」

2014年03月13日 | 写真・photograph



お好み焼き(おこのみやき)は各種の小麦粉を使用する鉄板焼きの一種であり日本の庶民的な料理

水に溶いた小麦粉を生地として野菜 肉 魚介類などを具材とし 鉄板の上で焼き上げ
ソース・マヨネーズ・青のり等の調味料をつけて食するものであるが 焼き方や具材は地域によって差が見られる
「関西風お好み焼き」・「広島風お好み焼き」など多くの地域に様々な様式のお好み焼きが存在している

関西では「お好み」と略して呼ばれる事もある 大阪を中心とする関西地方のお好み焼きには様々な調理方法があるが
小麦粉の生地に刻んだキャベツや魚介類などの具材を混ぜ合わせて焼く事が多い
食感を軽くするために生地の中に長芋を混ぜ込むことも
お好み焼きを米飯のおかずとする人が多いのが関西の特徴 また関西のお好み焼き屋 定食屋には
米飯を添える「お好み焼き定食」を出す店舗が存在する

広島風お好み焼きの焼き方は昔から今まで一貫して生地と具材を混ぜずに焼く「重ね焼き」である
当初は肉が入っていない野菜の重ね焼きで二つ折りにして新聞紙にくるんで提供されていた
キャベツや揚げ玉などが入れられていたが この頃はまだそば等の麺は入れられていなかった
このクレープのような生地に焼きそばやうどんと卵焼きを二つ折りにして挟むというスタイルは
現在でも呉地方を中心に残っており「呉焼き」とも呼ばれている 円盤状のものに比べて場所をとらないため
スーパーマーケットやコンビニエンスストアの惣菜のひとつとしてもよく売られており
またやり方によっては片手で食べることも可能になるので 祭りなどの露店ではこのスタイルで売られることもある
広島のお好み焼きには定番の具材がある イカ エビ もち チーズ カキ コーン イカ天(スナック菓子のイカフライ)
青ネギ 牛すじ タコ キムチ ベーコン 鶏肉 きのこなど

昨日久々にお好み焼き屋さんへ・・・晩御飯こしらえるのが面倒だったし いつもの定食屋とは毛色を変えてみようっかなって気持ちでした
お好み食べるのは3年ぶりだったかな?この前はランチタイムにサラダバー+カレーお代わり付いて¥880なチェーン店に行ったのです
元々そんなに好んで食べたりしないし そこのお店はソースに酸味がややキツかったのですよ
ついでにサラダの鮮度もカレーの味もイマイチだったので→しばらく遠ざかってたわけ!
四国松山は関西風・広島風両方出してくれるお店が大半です この日はお昼あまり食べてなかったので迷わずお好み定食を注文

僕は手先が器用でないのでお店の方に完全に焼いてもらいました メインになるのは関西風豚玉
もちろん目の前には鉄板がドーンと占めてますから 冷めてしまうことなく熱々で食べられます
よく関西の方は広島風を認めず 広島の方は関西風を認めないってことらしいですが美味しければどっちでもok
他関東の方はご飯・味噌汁の付いたお好み定食に少し驚かれるとも聞きますね でも松山の食文化はどっちかって言えば
関西寄り お好みおかずにホカホカご飯食べるのは当たり前みたいなものです(焼きそば定食も同じく)

一見カロリー高そうですが結構お野菜使ってるのですね だからほのかなキャベツの甘みが封じこめられててヘルシーにいただけました
東京なら味の決め手のソースは業界の覇者ブルドックソースなのかな?でもやはりたっぷりの野菜・果実に香辛料をブレンドした
オタフクソースで決まりでしょう まろやかで優しくコクもあり 後味のよい味わい…これでなければお好みではないと思ってますから
地方によってはドロソースってかなり濃厚なタイプもあるそうですが 加齢のためかその手のやつはちょっとね

写真数枚で紹介したのはテレビ愛媛横の「じゃんけんぽん」さん から揚げ定食や野菜炒め お酒も充実
気立てのよい女将さんのいる老舗店です サービスで出される〆の珈琲もなかなか薫り高いよ