「きっかけ(CUE)」

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考察 -バレンタインの場合-

2014年02月13日 | 写真・photograph



バレンタインデーあるいはセントバレンタインズデー(英語: St. Valentine's day)は

2月14日に祝われ世界各地で男女の愛の誓いの日とされる
もともと 269年にローマ皇帝の迫害下で殉教した聖ウァレンティヌス(テルニのバレンタイン)に由来する記念日だと
主に西方教会の広がる地域において伝えられていた

日本では1958年ころから流行 ただしその内容は日本独自の発展を遂げたものとなっている
戦前に来日した外国人によって一部行われ 戦後まもなく流通業界や製菓業界によって
販売促進のために普及が試みられたが 日本社会に定着したのは1970年代後半
「主として女性が男性に親愛の情を込めてチョコレートを贈与する」という
「日本型バレンタインデー」の様式が成立したのもこのころ なおバレンタインデーにチョコレートを渡すのがいいのでは?と
最初に考案して実践したのは大田区の製菓会社

 
1970年代後半頃に女子が男子に親愛の情を込めてチョコレートを贈るという
「日本型バレンタインデー」が社会に定着すると さらに日本独自の習慣が登場した
1980年前半に登場したホワイトデーと義理チョコである ホワイトデーの起源については
福岡県の和菓子屋・石村萬盛堂のキャンペーンと 全国飴菓子工業協同組合の構想が注目されている

1977年に石村萬盛堂はバレンタインデーの返礼としてマシュマロデーを開始
これは社長が女性雑誌の投稿欄を見て思いついたものだという
1979年には他の菓子店と協同で「ホワイトデー」という名称を用いたとされる

ヨーロッパなどでは男性も女性も 花やケーキ カードなど様々な贈り物を
恋人や親しい人に贈ることがある日である イギリスではカードには 「From Your Valentine」と書いたり
「Be My Valentine.」と書いたりもする 欧米では日本に見られるような
ホワイトデー(バレンタインデーと対になるような日で日本が営利のために考案した)の習慣はない

 

明日はバレンタイン…もうパートナーがいなくて久しいので何年貰ってないのだろう?
でも例年地元公民館に女児(小学生)集めて手作りチョコ教室開催されるのが
ローカルニュースで報じられます 懸命に板チョコ湯せんして溶かす姿は微笑ましいもの(^^

完成したとき取材スタッフがマイク向けるとやや照れたように
両親にあげます・友達用です・堂々と彼氏だけにって答える子まで!
手作りも大変だし でも何かハイセンスな物を彼氏にあげようって場合はデパ地下に宝石のように輝くブランド品かな
ともかくもこの日だけで年間の25%が消費されるらしく メーカーも稼がなくてはって必死なのでしょう

だから後からこじつけのように義理チョコなるもの出てきて職場内におけるバレンタインデー・ホワイトデー・おごりの強要が起こるのは
環境型セクシャルハラスメントの温床であり 大いなる危険性を指摘する声もあるってわけ
元々の国内におけるバレンタインの定着のやり方がやや強引ではあるんだけどね=菓子メーカーの陰謀
だってね ただでさえ煩わしい職場での人間関係です 職場の規模小さめで家庭的な雰囲気な場ならともかく
セクションが幾つにも分かれた大企業(組織)ならチョコ選び→それに伴うホワイトデーでのお返し選びも一苦労・・・
忘年会を仕切るのと同じように面倒の一言じゃん だから義理は辞めようって!

ここまではそのやり取りに関して述べてきましたが 他にも見過ごせない大きな問題があります
それは「チョコレートアレルギー」 つまりチョコレートおよびココアなどのカカオ主原料食品には
チラミンと呼ばれる血管浮腫物質が含まれており またカカオにはニッケルも含まれている為
これに対してアレルギー体質を持つ人は症状が出るんです

症状は 下痢 嘔吐 鼻血 腹痛 痙攣など様々 アナフィラキシーショックを起こす場合もあり 日本で死亡例も報告されているそうですよ
また今までチョコレートを食べても何の症状も出ていなかった人でも ある日突然にアレルギー症状が出ることもあることもあるから大変だぁ
楽しいはずのバレンタイン…蕁麻疹で苦しみ救急外来になんてシャレにはなりませんもんね☆

とまあ 近年のバレンタイン事情綴ってきました 僕にはカメラ仲間で県外に一回り年下の女性がいます
普段はツイッターで近況報告してますが そんな彼女が明快な一言を
バレンタインにホワイトデーも取り込んで 男女の区別なく
心の篭った物贈りあう=交換すればいいんだよ
って

その意見僕も賛成 少なくとも職場のチョコで義理はなくしたほうが無難です 人間関係にヒビが入らないように

またやや小さいお子さんは(まあ大人も過敏な方は危ないが)アレルギーにも気を払わないとね
お花とか添加物小ないクッキーやキャンディーあげるパターンもありです
グリーティングカードだっていいのですよ⇒ともかくも皆様ハッピーバレンタインで!