「きっかけ(CUE)」

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360

2013年11月05日 | 自動車・automobile



スバル360(Subaru 360 )は富士重工業(スバル)が開発した軽自動車である

1958年から1970年まで述べ12年間に渡り約39万2,000台が生産された
航空機技術を応用した超軽量構造を採用しまた限られたスペースで
必要な居住性を確保するための斬新なアイデアが数多く導入された

その結果量産型の軽自動車としては史上初めて大人4人の乗車を可能とするとともに当時の水準を超える走行性能を実現
比較的廉価で十分な実用性を備え 1960年代の日本において一般大衆に広く歓迎されて
モータリゼーション推進の一翼を担った ゆえに日本最初の「国民車(大衆車)」と考えられている
同時に「マイカー」という言葉を誕生・定着させ 日本の自動車史のみならず
戦後日本の歴史を語る上で欠かすことのできない「名車」と評価されている

模範となったフォルクスワーゲン・タイプ1のあだ名となっていた「かぶと虫」との対比から
またそのコンパクトにまとめられた軽快なデザインから「てんとう虫」の通称で庶民に広く親しまれた
生産中止後も1960年代を象徴するノスタルジーの対象として日本の一般大衆からも人気・知名度は高い
スバル・360が初めての自家用車だったという中高年層が多いこともその傾向を強める一因となっている
生産終了後約40年を経過しているが 後期モデルを中心に可動車も少なくなく
愛好者のクラブも結成されており 今なおまれに路上を走る姿を見ることができる
 
 

過去にも記事にしたことあるかもしれません「スバル360」高度経済成長期支えた名車ですね
いい意味でシンプル・簡素な作りでメンテやりやすいのでしょうか?意外に街中で見かけること多いです
撮影地は四国自動車博物館 基本撮影は可能ですがさすがに内装までは無理でした・ご容赦を

写真はおそらく後期型(違ってたらスイマセン)コンバーチブルやコマーシャル(バン)
パワーユニットを強化したSSもラインナップされていたよう・・・さすがにコンバーチブルは経年劣化もあって
中古市場での扱いまずないでしょうね⇒あったら試乗したい!

僕が生まれる前に誕生してます 当時国産車市場は黎明期 トヨタでさえも輸入車には水を明けられていた時代
ましてや(失礼)販売網の弱かったスバルでここまで健闘したのは凄いって思いました
蛇足ですがほぼ同時期マツダキャロルが静粛性には優れてるだろう4気筒エンジン積んでデビューしますが
車体の重さが災いし走りのアドバンテージではスバルが上だったようなので

事実父がキャロルをマイカーにするものの 週末家族で標高300mな山にピクニック
山頂公園手前で 母・兄・姉3人がかりで一生懸命押したそうです
数年後事業が安定し小金もってからはいきなり3000ccの日産セドリック買っちまったですよ(^^;

話戻しましょう 末期は他メーカーの台頭か販売伸び悩み大阪万博と同じ年 幕が降ります
時は流れ今スバルはポルシェと同じく世界唯一な水平対向エンジン搭載したメーカーとし
独自ののAWDシステムに磨きをかけ バブルのとき世に放ったレガシイの大ヒットで
ブランド力を強化 それまでの軽トラか箱バンって土臭いイメージを払拭
今に至る・・・って歴史があるようですな それもこれも前進の
中島飛行機のテクノロジーを360で開花させたからだと思うのです

安全基準などクリアするのも難しく絵空事かもです でも最新のエンジン積んでこのボディで限定販売してくれないかな?
結構関心集めるって思うのですがね スバルさん一考願います☆