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風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

庵原の高山から山原無線中継所

2021年10月24日 | 低山歩き


今日は久しぶりに山歩きに出かけた。
午前9時半過ぎ、庵原球場近くの登り口から庵原の高山へ。
試合なのかな、野球教室なのか、小学生くらいの子どもたちの元気な声が聞こえてくる。



登り始めて10分もしないうちに息が上がり、木陰を見つけては休みながら歩く。
引き返したくなったところで、目の前に富士山が現れてきた。
みかんと富士。「The しずおか」だ。
がんばって歩こうという気持ちが俄然わいてきた。



海がキラキラ光り、伊豆半島も眺められ、
カメラを構えてみたけど、逆光でうまく写せなくて残念。



登り口から約40分、以前はパラグライダーの離陸場所になっていたところに着いた。
ここに来るのは4月以来、半年ぶり。
庵原に住んでいたころ、高山の上空には色とりどりのパラグライダーが飛んでいたものだった。
ここを折り返しとして下ろうかと思ったけど、もうちょっと足を延ばすことに。



西に向かって30分ほどさらに歩き、山原(やんばら)中継所へ。



山頂から少し下ったところからてっぺんの鉄塔を眺め、来た道を引き返す。



高山まで戻り、下る途中、記念碑が建つ場所で、今シーズン初めてのツワブキ発見。
ツワブキも好きな花のひとつ。
花の彩りが少なくなる季節に足元をポッと照らすような明るさがあって、でも、その明るさが控えめなところがいいなって思う。



今日はいっぱい歩いた
最初こそ大変だったけど、心地よく疲れた。
今夜はぐっすり眠れそう


山原無線中継所の途中まで

2021年09月28日 | 低山歩き
今朝は散歩へ行けなかったので、日中に出かけた。
久しぶりに山原(やんばら)無線中継所の山へ。
意気込んで家を出たものの、登り口に着いたところですでにちょっと疲れていた



暑さにやられちゃったかな、と思いつつも進んでいると、木立を抜ける風は涼しくて、疲れかけていた体に力が湧いてくる。
家の近くではまったく聞かなくなった蝉の声だけど、山の中ではまだあちこちから元気な鳴き声が聞こえてきたのは意外だった。
山の方が季節が進むのが早い気がするけれど、平野部より夏の名残りを感じる。



おっ、お茶の花だ!
白い花が緑の葉っぱと青空に映えてる。



この山の私が好きな場所から興津埠頭方面を眺める。
海の向こうに伊豆半島の山並みも。



日本平の丘陵も。



あっ、「ちきゅう」だ!
少し前まで興津埠頭に停泊していた地球深部探査船「ちきゅう」。
今日は清水港と伊豆半島の中間あたりに。
航行中なのか停泊しているのか。駿河湾の深いところを調査してるのかな。
写真では、空と海の青さと伊豆半島の青い山並みに同化しちゃってる



あと10分も歩けば頂上というところだったけど、気持ちがくじけて、引き返すことに。
4ヵ月近く散歩に出かけていなくて、運動もしていなかったから、だいぶ体がなまってしまった。
下る途中で、富士山のてっぺんだけ眺めた。
今月7日の初冠雪の発表は取り消され、一昨日に”2度目の初冠雪”だった富士山。
今日 見た感じでは、雪はもう解けてしまったようだ。



山原の山には また近いうちに今度こそは頂上まで行ってみたい。


柏尾峠から一本松公園(帆掛山)へ

2021年04月27日 | 低山歩き
先週金曜日に柏尾峠へ出かけたとき、近いうちに一本松公園(帆掛山)も行ってみたいと思い、昨日の散歩はそこへの道を歩いた。
道すがら、マスク越しにいい香りがしてくると思ったら、みかんの花が咲いていた。
マスクをしていると煩わしいこともあるけれど、こんなときに他のにおいが混ざらず、ダイレクトにみかんの香りだけを通してくれるのはうれしい。



先日と同じく柏尾峠入口から登り、



やはり25分ほどで峠の駐車場に着いた。



清水の街並みと海を眺め、



道標の示す「一本松」へいざ!




私にとってこの舗装道路は未知の道。
この道をただ歩いていけばいいのか、だんだん不安になる。
道標にあった「25分」とは、ハイカー向けの徒歩での所要時間と信じて疑わなかったけれど、もしや車での時間?
だとしたらとっても大変だ



行けるところまで行って、たどり着けそうにないと判断したら、来た道を戻ればいい、と思い直し、進んでいくと、次の道標が。
舗装道から山道へ入ることに。



私の足でも歩けそう。



10分も歩かないうちに視界が開けた。
茶畑、きれい!



ほんとに25分で一本松公園に到着。
やっぱり徒歩での所要時間だったんだ。良かった



あたりには誰もいなくて、頂上ひとり占め。
なので、誰の視線も気にすることなく、ぐるぐるとあちこち好き放題に眺めながら、カメラを構えた。
ツツジと、時々出かける山原(やんばら)無線中継所の山と、富士山のスリーショットも撮ってみたりして。





南西方向に日本平のある有度(うど)丘陵。



帰りはこれまでも何度か通ったことのある、塩田川(しょだがわ)の方へ下りる道を行くことに。




30分で下ることができた。
足を悪くしてから、下りに慎重になり、登りよりも時間がかかることがある。
塩田川沿いの遊歩道を下流に向かって歩きながら、やっぱり振り返らずにいられない上流方面の好きな風景があり、もう一度カメラを構えた。




20年ぶり柏尾峠

2021年04月25日 | 低山歩き
先日、柏尾峠への道を途中まで行って引き返したのが心残りで、
一昨日(23日)、もう一度出かけた。
そのときにも咲いていた道沿いのクレマチスは花の数が増え、より華やか。



庭に泳ぐ鯉のぼりをすごく久しぶりに見た気がして、うれしい。
子どものころ、五月の節句が近づくと、あちこちの家で見られたものだった。



柏尾峠への入り口。
さぁ、今日こそは! と勇む。



このところの散歩は、たびたび新緑に見とれている。



峠の入り口から25分。
目的地の駐車場に着いた。……ということは、この前 来たときは、あと10分も歩けばここに着いていたのだった。
平日のためか、車は1台もなく、人もいない。
山歩き初心者のころに来て以来、約20年ぶりだ。



清水の街並みを眺めながら、しばらく休む。



さて帰ろう、と思って、この道標に気づいた。
一本松公園(帆掛山)まで25分、まだ余力はありそうなので、行ってみたくなった。
でも、フジサンケイ女子ゴルフのテレビ中継の時間が気になり、予定通り戻ることに。



帰る途中、塩田川(しょだがわ)沿いも少し歩いた。



土手に咲く、アヤメか花菖蒲か、ここでも花が鮮やか。





次は柏尾峠から一本松への道も歩いてみようっと


11回目の山原無線中継所

2021年04月21日 | 低山歩き
昨年10月、8年ぶりに山原(やんばら)無線中継所へ登ったのを機に、この山へ登った回数を数え始めた。
先日、2ヵ月ぶりに出かけて、11回目に。
登り口でいつも通り写真を撮って、いざ進まん



葉っぱが日の光を跳ね返して、ひときわ明るい。
あちこちでウグイスがさえずっている。



登り口から約50分、ここもいつもの撮影ポイントとなり、山頂の鉄塔を写す。



先週末の雨が富士山に雪をもたらしたよう。
また白くなって良かった。
今年は桜の開花が早かったから、富士山の雪解けまで早く進んでしまってはなんだか寂しい。





清水港方面を眺めると、三保半島とその向こうに伊豆半島も。
この時期にしてはよく見えた。



南には日本平。



北側は、頂上に鉄塔が立つ高山と、その向こうは龍爪山(りゅうそうざん)。
山の陰影がはっきりしている。



下りにかかり、ここでもいつもの場所から、興津(おきつ)埠頭方面をカシャ



ツツジのようなシャクナゲのような、なんていう名前なのか。
新緑の中にピンクが鮮やか。



花粉症がおさまってからまた歩くようになってはいたけど、久しぶりに足をよく使った長い散歩だった


新茶シーズン間近…庵原の高山

2021年04月09日 | 低山歩き
先月下旬、静岡県の新茶初取引が4月14日と発表され、過去最も早い開催だそう。
茶畑の新芽が見たくなり、昨日は庵原(いはら)の高山へ出かけた。

高山へ向かう途中、鶴舞公園に立ち寄った。
近くの柿畑の木は、もう柿若葉が光っている。



高山へ続く坂道。すでにここから息が上がり始める。



ついさっき見た柿もこの通り沿いの木々も、もう新緑の時季と言っていい感じ。



山の登り口から約10分。
山はまだまだ花盛り。





萌黄色の茶畑。
その下の方、建設中の新しい道路は新東名高速につながるよう。



新茶は「一芯二葉(いっしんによう)」を摘み取るそうなので、このぐらいのところを摘むのかな。
今年も新茶が楽しみ



登り口から約40分。
かつてパラグライダーの離陸場所があったところまで来た。
ここまで登ったのは去年の6月以来、10ヵ月ぶり。
清水港方面を眺める。三保半島の向こうに伊豆半島が見えるかなと思ったけど、霞んでるなぁ。



さらにその先へ。
山原無線中継所の頂上の鉄塔が大きく見えてきたので、いっそ、あそこまで縦走してしまおうか、と思いながら進む。
でも、風が急に冷たくなって、上空に黒い雲が広がり出してきたので、引き返すことに。



下る途中、茶畑の向こうに富士山が見える場所があることに気づいた。



いまのシーズンはどうしても景色が霞んでしまうけど、そのうちまた、この場所から富士山を眺めてみたい。
久しぶりの山歩きは足が気持ちよく疲労して、ゆうべはぐっすり眠れた。


大内観音(霊山寺) ~ 一本松公園(帆掛山)(2)

2021年02月21日 | 低山歩き
9日前に10年ぶりに登った一本松公園(帆掛山)へまた出かけたくなった。
前回は梶原山へまず登り、そこから一本松へ向かったのだけど、一昨日の今回は大内観音(霊山寺)からの道を行くことに。

大内観音へは登り口から15分ほどで着いた。
本堂脇に一本松への道標が。



ここから先は私にとって未知の道。



この道はたぶんきついだろうと覚悟はしていたけど、思った以上で、途中、息が切れて、何度か休んだ。
大内観音から約15分のところで、見晴らしのいい場所に来て、ここでも一休み。



小休止した所から10分ほどで、頂上に到着。
大内観音の登り口からの所要時間だと、約40分だった。



先日来吹いていた強風がうそのように、風はなく穏やかな天気。
富士山をじっくりゆっくり眺めてカメラにおさめ、




(2月19日 午後13時58分)

下りにかかる。
前回と同じく、塩田川(しょだがわ)方面へ。



先日も見たコブシらしき木の花芽。



開花のころが「気になる木」。



花粉症が始まってしまって散歩がちょっとつらいけど、この木を見にまた来てみようかな。



大内観音(霊山寺) ~ 一本松公園(帆掛山)(1)

2021年02月20日 | 低山歩き
昨日の散歩は一本松公園(帆掛山)へ。
先日 出かけたとき、梶原山から一本松へ行ったルートを、今回は大内観音(霊山寺)から登ってみることに。
先日 梶原山で出会った年輩の男性から、「大内観音から登って梶原山と一本松を歩くのを日課としている」と聞き、私も大内観音からの道を行ってみたいと思った。
大内観音へは昨年11月に行ったけれど、そこから先、一本松へ登るのは初めて。

北街道(きたかいどう)を西へ葵区方面に向かい、この道標を北へ、山の方へ進んで行くと、



枝を四方に広げた一本の木が満開の花をつけていた。



さらに歩を進めると「霊山寺」への道標。



道標から3分で登り口に到着。
さぁ、ここからがんばって行こうっと。



登り始めて10分ほどのところに、「仁王の力石」。
坂を登って足が疲れたとき、仁王様の足跡を踏むと、不思議に足の疲れが取れるそう。
また力強い仁王様の足跡を踏むことで足が丈夫になるのだとか。



登り口から14分、仁王門に着いた。
仁王門から眺める街の風景は、額に収められているみたい。



仁王門から本堂へ向かう途中、今が見ごろと思われる梅の花が。



明治21年に再建された鐘楼。



本堂脇の道から目的地の一本松公園へ。
私の足で頂上までどれくらいかかるかわからないけど、もうひとがんばりだ。



                             つづく


10年ぶりの一本松公園(帆掛山)

2021年02月12日 | 低山歩き
一昨日の散歩は、清水区鳥坂から梶原山へ。
頂上で富士山や周辺の山々を眺め、



そのあと、梶原山の東に位置する一本松公園(帆掛山)へと足を延ばした。
一本松公園への道は、細いけれどよく踏みしめられていて、ほぼ平坦。
思ったより楽ちん。



途中、すれ違った年輩の男性と挨拶を交わし、そのまま山の話に花が咲いた。
ひとしきり話したあと、その方は梶原山へ、私は一本松へ。



一本松公園に着いた。
梶原山が10年ぶり、この場所も10年ぶり。





ここからも富士山をカメラに収める。



一本松からは実家近くの塩田川(しょだがわ)のあたりへ下ろうと思っていた。
おそらくこちらの道がそうなのかも、道しるべを頼りに下っていく。
以前、何度か登っていたころは、この日とは逆のコースで、塩田川方面から登り、梶原山へ行き、ピストンで帰ってきていた。



約30分で下山できた。



塩田川沿いの歩道を北街道方面へ行くと、菜の花が。
春がすぐそこに感じられる。



銀色に光る産毛がかわいい この木はコブシかなぁ。



花芽の向こうに富士山が見えて、ここからもいい景色だ。



自宅から鳥坂へ、そして梶原山へ登り、一本松公園(帆掛山)へ、帰宅するまで約3時間半の歩行だった。
両足の術後から5年、これほど歩いたのは初めて。
人工関節の耐久性、耐用年数を考えると、足を使い過ぎてもいけないのだけれど、「歩ける」ということの自信がつく山歩きとなった。


10年ぶりの梶原山

2021年02月11日 | 低山歩き
昨日は、清水区鳥坂から梶原山へ向かってみた。
梶原山は梶原景時親子が最期を遂げた場所とされているところ。
来年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では、中村獅童が梶原景時を演じるそう。

先月22日に登り口から途中まで登ったものの、家を出た時間が遅かったため、途中で引き返した。
昨日は午前中に家を出たので、なんとか行けるのではないかと。

鳥坂のセブンイレブンを目印に山側へ北街道を渡ると登り口への案内板が見えてくる。



そのちょっと先の鳥坂東自治会館の枝垂れ梅がきれいに咲いていた。



最初の案内板を見てから4分、ちょうど正午に登り口に着いた。
「ゆっくり登って40分位ョ」とある。



山への道はある程度 整備されているので、私の足でも登っていけそう。



白梅がきれい。
このところ、梅や早咲きの桜を眺め、春の気配を感じる。



「振り返って見てョ 清水の町を」の立札の通り、振り返って見る。



登り口から9分、清水の景色が広がってる。



「中間地点」まで16分かかった。ちょっと息切れがして、あと半分の道のりが長く感じられる。



「昭和20年4月3日未明 爆弾投下現場 米軍機B29により」と、梶原氏のほかにも歴史を伝える場所があった。



頂上まで登れるかどうかと気弱になり始めたところで、この立札を見て、気持ちを奮い立たせた。



登り口から31分、ようやく頂上が見えてきた。
ゆっくり歩いてきたけど、思ったより早く着けた。



「梶原景時終焉之地」の碑。



白梅、紅梅の向こうに富士山。



富士山を眺めて、ここから東へ、帆掛山(一本松公園)まで足を延ばす。



どれくらいぶりに梶原山へ来たのだろうと記録を探したら、10年ぶりのことだった。
                               (つづく)


ひと月半ぶりの山原無線中継所

2021年01月21日 | 低山歩き
昨年12月10日、山原無線中継所へ登りに行ったものの、途中で猿に出くわして、頂上まで行かずに引き返してきた。
その後、山へ行くのを控えていたけれど、昨日は久しぶりに出かけてみた。
このところ運動不足で、体重は横ばいであるものの、体脂肪率と内臓脂肪率が上がってしまっている。

山への登り口。
昨年10月以来、この山へ登るのは9度目。
「近ごろは冬眠しない熊もいるので注意!」という新聞記事を読んだばかりなので、熊よけの鈴を鳴らしていく。
猿が出てこないことも祈りつつ



前回、猿に出合った場所まで来た。猿の気配はない。
でも猿たちはこの山を縦横無尽に行き来しているかもしれない。
前後左右、木々の上などあちこち見回しながらここまで登ってきたけど、気が抜けない。



登り口から約50分、無事 頂上に着いた。
富士山もよく見える。






鉄塔が立つ高山やその向こうの龍爪山。
俳句の冬の季語がふと浮かび、「山眠る」ってほんとにそうだなと思い、しみじみ眺める。



さて下りにかかろうと思ったとき、目の前に小鳥が。
かわいい!
なんていう名前の鳥かなぁ、まだ幼鳥なのかな。
保護色のように周りの草や土と同化している羽の色。



いつもの場所で山頂の3本の鉄塔をパチリ



先日来、頂上付近の色が変わったと思い気になっていた。
斜面の草が枯れていたのだった。



そして、ここもいつもの写真ポイント。
下り坂の先に興津(おきつ)埠頭方面と伊豆半島。



もうすぐ登り口に戻るあたりで、梅の花、発見。
紅梅と、



白梅。
梅の花をもっと探しに行きたくなった。



久しぶりに足を使った気がした山への散歩。
心地いい疲労感と達成感で、夜はしっかり眠れて、朝の目覚めもすっきりだった。



行く手を阻まれた8度目

2020年12月11日 | 低山歩き
昨日は天気と自分の都合がうまく合い、長いめの散歩ができそうだった。
庵原(いはら)へ行こうか、山原(やんばら)へ行こうかと迷った末、山原へ出かけることに。
10月5日から数えて8度目の山原無線中継所。

山原川沿いを歩くとき、川の様子が気になり、つい眺めてしまう。
サギが一羽、小魚らしき何かをついばんでいた。



「中継所山頂」と書かれた、いつもの登り口。



登り口から5分ほどのところ、黄金色のイチョウが。
この前は気づかなかった。



さらに歩いたところで、ニャンに出合った。
山原堤のあたりにもたくさんの猫がいるので、そこから来たのかもしれない。
私が20代のころ飼っていた猫によく似ていたので近寄ってみた。
鼻筋の白いところも、四本足の白いソックスもそっくりだ。
カメラを構えたら、こちらへ目線を送ってくれたけど、ほんとは食べ物が欲しかったのかも。



猫と別れ、歩き進み、あと10分ほどで頂上というあたりで、向こうから人が下りてくるのが見えた。
すれ違うとき挨拶を交わすと、その年輩の男性が、
「僕、いまそこでサルの親子を見たよ。僕が通るときはもうガードレールの向こうへ行ったから大丈夫だと思うけど」
と教えてくださった。
そっか、じゃぁ大丈夫か。
と、しばらく進むと……、いた
写真には撮れなかったけど、確かにそばに子ザルも。
さっきの男性が通り過ぎたのを見て、ガードレールの向こうの茂みから道路へと戻ったのかもしれない。
行く手を阻まれてしまった。
頂上まではあと少しだったけど、退散することに。



熊やイノシシには心配して歩いていたけど、サルもいるとは。
都会でも住宅街でサルが目撃されるから、ここにいても不思議はないか。

いつもの坂から海を眺めながら下る。



視界が少し開けたとこで、富士山の頭の方だけカシャ



東名高速の法面にきれいな赤。
ここも前回のとき気づかなかった紅葉。





頂上まで行けなかったけれど、飼い猫に似ていた猫、そして猿、紅葉した樹木など、思いがけない出合いがあり、いい散歩だった。


また途中まで……

2020年12月08日 | 低山歩き
      (12月7日 午後2時25分 庵原の高山からの富士山)


天気と自分の都合がなかなか合わない。
昨日はせっかくの快晴なのに、午前中、済ませておかなければならない用事でバタバタしていた。
昼ごろ一息ついて外を見たら、散歩に出ないのはもったいない気がして、自宅の周囲を少し歩いてこようと思って家を出たのだけれど、先日、途中で引き返したことが心残りだった庵原(いはら)の高山へ向かうことに。

高山の近くまで来て、大きな葉っぱの植物が目に入った。
何か実が生りそうな感じ。
なんていう名前なんだろう。



先日と同じ場所で高山へ続く坂道を写す。



登り口から10分ほどのところ、眼下に庵原球場、そして清水港方面。
海の向こうの山並みは伊豆半島。



富士山はどの角度から見てもいいな。



市街地方面もカシャ



初冬の午後2時半、もう影が長くなっている。
頂上まで行くのはやめて、来た道を下ることに。
また心残りになりそうだけど……。



先日も蔦紅葉とツルウメモドキを写した場所。
西に傾きかけた日が差して、一層 色が冴えて見えた。



帰宅途中の道路脇で見かけた皇帝ダリア。
やっぱりこの花、大好き。



朝は寒かったけれど日中は暖かくて、いい散歩日和だった。
次はいつ行けるかなぁ、そのときには以前 庵原に住んでいたころのように、この高山から山原(やんばら)の無線中継所までを歩いてみたい。


7度目の山原無線中継所

2020年12月04日 | 低山歩き
10月初旬に8年ぶりに出かけて以来、昨日は7度目の山原無線中継所。
家を出るときは曇っていて、寒いくらいだったけど、歩き始めてしばらくしたら、日が差してきて、上着を脱ぎ腰に巻いた。
いつもの登り口に着いたときには、ちょっと汗ばむほどだった。



登り口から52分、頂上に到着。
このところ何度か登ってみて、だいたい52分で着くことがわかってきた。
富士山の眺めは残念ながら望めなかった。



日が差していても山の方は雲が厚い。
先週はきれいに咲いていた山茶花はほとんど散っていた。



頂上で小休止して、山を下る。
いつもとは違うところで鉄塔を写す。



さらに下って、ここはいつもの場所で坂の先に広がる景色をパチリ。
昨日は客船「飛鳥Ⅱ」が清水に入港していて、山からも船体が眺められた。



この山を登るのはちょっと大変だけど楽しい。
山頂までずっと舗装道路で転倒する危険が少なくて、ほどよく心拍数が上がって、いまの私にはちょうどいい運動。


庵原の高山の途中まで

2020年12月01日 | 低山歩き
一昨日の日曜日、散歩で向かった先は庵原(いはら)の高山。
途中で見かけた斜面に広がる畑。
茶畑とみかん畑が隣り合って、「The 静岡」の感じ。



さらに歩いたところで、トレセンと庵原球場への標識。
こちらへ進んでいくと高山への登り口だけれど、



そこから始まる坂道はけっこうな傾斜。
きついけど嫌いじゃない。
写真左手の山が目的地の高山。



高山への登り口から約10分。
眼下に庵原球場、



三保半島と、その向こうに伊豆半島。
曇り空ながら、遠くまで眺められた。



富士山はほとんど雲の中だった。



高山の途中まで登ったところで時計を見た。
このまま頂上まで歩き続けて折り返すと、午後3時から放映される女子ゴルフの「リコーカップ」に間に合いそうにない。
LIVE中継ではないので録画予約しておいてもよかったんだけど、やっぱりこの時間に観たくて帰ることに。

ちょっと早足で下りつつも、登るときに見逃していた景色が目に入り、カメラを向けてしまったりして……。
そんなふうに歩いていたら、青紫の実が目に入った。
以前、俳画の課題としても描いたことのある野葡萄……じゃないかな。
俳画を習っていなかったら見過ごしていたかも。
実の色がきれい。



農機具小屋の周りの蔦紅葉。
蔦紅葉の近くにはツルウメモドキも。
どちらもこの季節を感じる。



テレビを観たいがために山頂まで行かず途中で引き返してしまったけど、この日にしか見られなかったかもしれない景色をおさめることもできたので、それはそれで満足の散歩だった。
また近いうちに出かけてみようっと。
できれば快晴の日に。