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日々の暮らしの愉しみ

日々の暮らしの愛するもの達をお届けします。
手作りライフとほんのり甘いスウィーツや美味探検まで心のおもむくままに。

水無月、夏越しの和菓子

2010-07-03 22:58:24 | お菓子達いろいろ
蒸し暑い日々が続いています。
このじとっとしたまとわりつくような暑さは苦手です。

調布市東部公民館の「米粉で作るお菓子」の第2回教室は
「水無月」という和菓子。
京のお公家さんが暑い夏を過ごすために
氷室に蓄えておいた氷を食べて暑気払いしたことにちなんだ和菓子です。
氷の形をかたどったとありますので三角の形をしていたようです。

白玉粉、くず粉などで作った生地を蒸し器で蒸した後
ぬれ甘納豆をのせてさらにもう10分蒸して完成。
しっかり冷ましたあとぬらした包丁で切り分けます。

たまたま転勤で京都に5年住んでいらした生徒さんからは
「6月後半から京都ではこのお菓子がいたるところで売られていました」と。
由来をはじめて知られたそうです。

お教室に備えてお菓子の由来や6月が水無月と呼ばれる説など
しっかりと下調べして皆さんにご披露しました。

この水無月というお菓子をほとんどの生徒さん達が初めてだったようで
取り上げた甲斐がありました。
この蒸した生地はちなみに実は外郎なのですが、
市販されている外郎と違って出来たてもありますが
もちもちっとして大好評でした。

実は切り分けるたびに包丁についた外郎生地をぬぐっているときに
左手人差し指をちょこっと切ってしまいました。
あ~と全員が声をあげて目をつぶられてしまいました。
切った本人はほんのかすり傷でしたので
平気、平気と洗いなおして作業進行。
お騒がせしてしまいました。

日中の暑さ真っ盛り中に仙川と下高井戸を行き来して、ぐったり。
それでなくても蒸し暑さにバテ気味の体にはとってもこたえました。
来週で最後の公民館講習会、気を引き締めて準備しなくては。
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