少林寺拳法橋本西支部では、大会においては「団体演武」に一番重きを置いている。
だから、その中の小学生Aチームはみんなの目標であり、憧れ。
昨日、来年のAチームを発表した。
橋本西支部のスタイルは、団体構成最大人数の「12人」でチーム編成するということだ。(団体演武のルールは6人~12人)
しかし、12人は大変な面も多々ある。
実力的にも差が出る。
また、人数が多くなるとトラブルの可能性も必然的に多くなる。
だから、今回は、6人か8人にしようかとも思った。
でも、やはり、「勝つことよりも克つこと」を目指すため、一人でも多くの拳士の成長や可能性を伸ばすには12人。結局12人でまた編成した。
といっても、12人しか選べないということでもある。
新しいチームのメンバーを選ぶことは楽しみな反面、つらいことでもあるのだ。
だから、選考するのにすごく悩む。
発表後。
選ばれなかった一人の男の子(4年生)がみんなにわからないように泣いていた。
仲のいい同学年の子達がみんな選ばれたこともあるだろう。
稽古が終わってから、そっとその子に近づき、みんなに背を向けて、やさしくでも力強く次のように言った。
「○○は本当に惜しかったんだ。でも、12人までというきまりがあるから仕方なかった。でも、先生は、○○はすごいと思っている。突きも蹴りも強いし、速い。だから、次(再来年・彼が6年生のとき)は、きっと選ばれる。そのためにも今は力を蓄えておくんだ。つらいかもしれないけど、男としてぐっとこらえて、絶対にあきらめずに、がんばれ。先生も応援する。」
彼は、涙をぬぐいながらも、
「ありがとうございました。」
と言って帰っていった。
本当に応援して、彼を伸ばしてやる。
それが指導者の責務だ。
だから、その中の小学生Aチームはみんなの目標であり、憧れ。
昨日、来年のAチームを発表した。
橋本西支部のスタイルは、団体構成最大人数の「12人」でチーム編成するということだ。(団体演武のルールは6人~12人)
しかし、12人は大変な面も多々ある。
実力的にも差が出る。
また、人数が多くなるとトラブルの可能性も必然的に多くなる。
だから、今回は、6人か8人にしようかとも思った。
でも、やはり、「勝つことよりも克つこと」を目指すため、一人でも多くの拳士の成長や可能性を伸ばすには12人。結局12人でまた編成した。
といっても、12人しか選べないということでもある。
新しいチームのメンバーを選ぶことは楽しみな反面、つらいことでもあるのだ。
だから、選考するのにすごく悩む。
発表後。
選ばれなかった一人の男の子(4年生)がみんなにわからないように泣いていた。
仲のいい同学年の子達がみんな選ばれたこともあるだろう。
稽古が終わってから、そっとその子に近づき、みんなに背を向けて、やさしくでも力強く次のように言った。
「○○は本当に惜しかったんだ。でも、12人までというきまりがあるから仕方なかった。でも、先生は、○○はすごいと思っている。突きも蹴りも強いし、速い。だから、次(再来年・彼が6年生のとき)は、きっと選ばれる。そのためにも今は力を蓄えておくんだ。つらいかもしれないけど、男としてぐっとこらえて、絶対にあきらめずに、がんばれ。先生も応援する。」
彼は、涙をぬぐいながらも、
「ありがとうございました。」
と言って帰っていった。
本当に応援して、彼を伸ばしてやる。
それが指導者の責務だ。