ぽたねっと.com

超ビギナー夫婦が小径車に乗り、わずか数年でポタリストとなった(と思われる)奇跡の記録。

WHITE LIGHTNINGの効果

2007年05月09日 | メンテナンス

dai-5さんからもらっちゃった~

■ORIGINAL WHITE LIGHTNING

この商品の最大の特徴は自浄機能。
「世界で唯一のセルフクリーニング機能を持つ潤滑剤です。」
説明書きに書いてあります。

長時間放置すると分離するので、よく振って使います。

セルフクリーニング効果を最大限に引き出すためには現在のチェーンの
オイルやグリスを完全に落とさなければいけないそうで・・・
性能的には面倒くさがりの人向けのように思えますが、真の面倒くさがりは
この時点でリタイアしてしまいそう。( ̄∇ ̄;)

乳白色のゆるいテクスチャで、しみこませる様にチェーンに塗っていきます。
私はウエスをチェーンに当てながらポタポタと垂らしました。

---その後、しまなみ海道を走りました---

どの程度のクリーニング効果があるのか、目で確かめてみたい~と思ったところ
偶然にも換装後同じ場所で同じ距離を走った自転車が!

当日は二度のにわか雨に遭遇し、泥の跳ね返りもあり。
果たしてその差は・・・(左:FRETTA@使用、右:BD-1Z@未使用)

 

あり?  光の当たり具合か、BD-1Zの方が綺麗に見える。(゜□゜;)
な、なんで? 目視でも汚れの差はほとんどないように見えます。

しかしチェーンを手で触ったところ、黒く染まらないのは断然FRETTA。
見かけに騙されちゃイカンということでしょうか?
やはりセルフクリーニングしているようです。

**********

以前はこんな衝撃的なスプロケでも平気だった我がオット。


見るに見かけて私がメンテナンスしていましたが、9速化を自分の手で行った
後は何だか様子が違います。

  オット:「週末に自分でBD-1Zをメンテするから、やり方を教えて」

ま、まじっすか!(゜口゜;)
思わず週末の天気予報をチェックした私。

微妙な下り坂加減が気になりますが、オットの成長に期待したいと思います。
(ツマ)


四国のススメ

2007年05月08日 | お出かけ

連休中は3日~5日まで四国に滞在していたぽたQ家。

実はしまなみを海道走行後の5日は高知の四万十沿いを走る予定でした。
が、天候が優れず、清流の煌く水面が見たかったので見送ることに・・・(_ _。)
こちらは秋にでも再び走りに行けたらと思います。

道中の移動は山を越えるルートが多かったこともあり、自転車を見かける事が
少なかったのですが、
急坂を猛スピードで下るおじいちゃん@お遍路さんdeママチャリ =3=3
に遭遇したことも・・・(゜O゜; あんな風に歳を重ねたいものです。

そして、美味しい食べ物が一杯で満足な旅でもありました。

■徳島ラーメン(中華そば いのたに)
昼時になる前に入店しましたが既に店内はお客さんで溢れかえっていました。
が、食券制で給食のようにラーメンが運び込まれるので待ちくたびれることは
なさそうです。
写真は定番の中華そば肉卵入り(中)。卵はヨード卵なんですね。

私はスープがぬるいのが苦手なので、卵なしの中華そば(中)にしました。


■讃岐うどんかめびし屋
有名店は朝の8時の時点で一時間半待ちという噂を聞き、穴場にGO!
店構えが町並みに溶け込んで、素敵なお店でした。
 

写真はもろみうどんと温玉うどん。もろみは味噌煮込みのような濃い味。
麺のコシがもう少し欲しいところ。
 

食後は醤油アイスともろみアイス。ささっているのは醤油せんべいです。

醤油の味はハッキリ出ないものの、香ばしさや深みのあるお味でした。
もろみの方は・・・後味が味噌っぽい。でも美味しかったですよ。


■鰹のたたき本池澤
高知でないと食べられないという噂の塩鰹のたたきにチャレンジ。

一般的なカツオのたたきは炙った後に氷水でしめますが、それをせずに
塩をまぶし熱で浸透させるのだそうです。
そのため、時間が経過しずぎると塩辛くなってしまうんですね。
氷水でしめないせいか、水っぽさがなくモチモチした食感が美味でした。


え?カロリーの収支ですか?
とりあえず、胴囲に変動はございません。今のところは・・・

**********

四国といえば日本三大カルストの四国カルストがあることでも有名。
岩好きのオットがそれを見逃すはずがありません。
どう考えてもビートルで走る道ではないですが、突き進むオットット。


林道を突き進むこと1時間、どうにか辿り着きました。
おーっ、ウシさんだ!ヾ(〃^∇^)ノ


が、オットの表情がさえません。なんで?

「岩に近づけない・・・」

小道と台地の境目には有刺鉄線が張り巡らされています。 牛の脱走防止かな?
すぐ横を歩ける山口の秋吉台に比べると、臨場感は少なめかも。(゜-゜;)
こちらは不完全燃焼に終わったようです。
(ツマ)


しまなみ海道のススメ(後編)

2007年05月07日 | ポタリング

大三島では鯉のぼりがお出迎えしてくれました。

心憎い演出に癒されたのもつかの間、ぽたQ家に突然の雨が襲います。

「雨は夜からじゃなかったっけ~!?」   =3

ペースを上げて大三島大橋を渡りきり、伯方島へ。
雨宿りをしながら、携帯で天気予報をチェックしてみると


ふったりやんだりのお天気。傘を手放せない一日になりそうです。

我が家へ連絡なしに内容を勝手に変えるとは~!!←かなりのお門違い
雨具を持参していない(というか我が家にはカッパなるものがない)ので、
小ぶりになった合間をぬって走るしかありません。

途中、舟坂神社の祠の下で雨宿りしながらも断続的に走ります。

本当は伯方の塩ラーメンが食べたかったのですが、ルートから外れて
往復で10km程の寄り道となるため、涙をのんで先を急ぐことに。(/_<。)

が、ここでアンパンをかじって耐えるぽたQ家ではございません。

■灸まん
香川県は金毘羅の銘菓。
皇室御用達だそうで、黄身餡が好きなぽたQ家には好評。
ちなみに灸まんうどんなるものもあるのだとか。

■坊ちゃん団子
愛媛県松山の銘菓。
(道後温泉土産だと思っていました)
上から抹茶・黄身・小豆餡で上品な甘さです。

■一六タルト
こちらも愛媛県は松山の銘菓。
柚子風味の餡がサッパリ風味。
よく似た風貌のお菓子がサービスエリアに溢れていました。^^;

こんなこともあろうかと四国名産の携帯食を前日に収集しておきました。
備えあれば憂いなし。うまうま。(´~`*)


走行距離が70kmを超え、ややペースダウンしながらも伯方・大島大橋を通過。
最後の島、大島に入ります。
噂には聞いていましたが、疲労が浸透している体にアップダウンが堪えます。
尾道から走ると、ここからが一番の難所ではないでしょうか。

1速に入れて、長い上り坂でクルクルとペダルを回すと・・・10km/h。
オットットの気配が薄れていきますが、はぐれることはないでしょう。(^^;;
坂が多いからか、なかなか距離がのびずモチベーションもあがりません。
確かに雨には濡れたくないけど、何かが違う。
そうだ、私達は「食べるために漕ぐ」がモットーではないか!

というわけで、雨雲さておきお昼ご飯です。

 愛媛県今治市宮窪町宮窪5166
へたり気味のぽたQ家は「とりあえず天丼とカツ丼!」と叫びかけましたが
漁港が近いことを思い出し、ねぎとろ丼とタコ天を注文。
 
ねぎとろに落とされた卵の黄身がまったりからまっていい感じです。うんまーい。
「タコ天やわらかいっす」(BYオット)。

雨雲も落ち着いたようで、あとは今治(の鉄板焼き鳥)を目指して漕ぐのみ。
ひときわ長~いスロープを登ると・・・最後の橋である来島海峡大橋です。
全長4km。微妙な上り坂が堪えますが、何故かランニングハイなぽたQ家。

昼なのに朝靄のような風景ですが、それはそれで趣がありました。

足の付け根がじんわり痛いものの、無事今治へ到着。
朝からの走行距離は約90km、約6時間30分でしまなみ海道完走です。


達成感に満たされつつ、宿泊先の入り口横で自転車をたたみます。
今治のランドマーク的な落ち着いた雰囲気のホテルです。


担いで中に入ろうとしたら、キンピカの台車を持って若いホテルマンが
駆けつけてくれました。
  係員:「お客様、お荷物をお運びいたします!」
  ツマ:「え、でもコレ重いですし、」
  係員:「大丈夫です、お持ちし 
うっ
や、やっぱり重いでしょ。 

軽くメンテナンスしたかったので、フロントで預かりましょうか、という申し出を
やんわり断り、自転車と共に部屋に案内されるぽたQ家。
  係員:「お客様、来島海峡大橋を渡っていらっしゃったのですか?」
  オット:「朝に尾道を出発して今着いたんですよ。」
  係員:「え・・・しょ、しょれは、それは・・・」
動揺ばかりさせてゴメンナサイ。 

**********

さて、這ってでも行くと決めていた場所です。

世渡(せと) 愛媛県今治市黄金町1-5-20
「バイトが焼く鶏が、うまいはずがねぇんだ」と豪語する職人気質な
おやっさんが一人料理長なお店です。焼き鳥屋@ヘビー級店か。(笑)
 
↑今治名物せんざんきと店の人気メニュー皮焼き。
皮焼といっても串刺しではなく鉄板焼きなので随分印象が違います。
脂身が苦手な私でも食べれる位、でらうまでした。
特に手羽先は名古屋在住経験のあるオットも唸るジューシーさ。
スパイスで辛いだけのものが多い中、軽い塩コショウのみという潔さがいい。
よかった、しまなみを走ってよかったよ~( T▽T)人(T▽T )

結論
グルメポタリストの皆さん、這ってでも今治の焼き鳥は食べましょう。
(ツマ) 四国旅行記、もうちっと続きます


しまなみ海道のススメ(前編)

2007年05月06日 | ポタリング

うっすらと夜が明けだした頃、今治に到着したぽたQ家。

 「コノ自転車ナニ?今治ナゼ自転車オオイ?」

早朝から陽気なドミニカ出身の青年につかまり、質問攻めにあいつつも、
自国のTV番組で今治は「日本一自転車が多い地域」と紹介されていたのだとか。
全国から自転車が集まる地域というイメージですね。d(゜ー゜*)
今治駅6時17分発のしまなみライナーに乗り込みました。
自転車はトランクルームに入れましたが、スーツケース用のストッパーが
置いてあり、更にちび輪の持ち手をバーへ結びつけたので固定感バッチリ。

このしまなみライナーという高速バス、向島を出ると福山まで停まりません。

尾道駅前に行くには因島大橋で路線バスに乗り換えとなりますが、
自転車を抱えてバスを乗り換えるのも大変なので向東BSから自走します。


向島から尾道大橋で本州へ渡ると、そこは尾道


フェリー乗り場に停泊していたフェリーに乗り込みます。
大きながま口を持ったおじさんが、これまた陽気に話しかけてくれました。

 「今日のうちに今治?この自転車なら、早くて5時間はかかるねぇ。」

さすが多くの自転車を送り出しただけあり、正確な時間の読みです。
更に私の方を見て

 「まぁ、間に合わなけりゃ途中の島で一泊しなさいよ。」

この自転車(と私)は結構頑張れる・・・はず。 
とりあえず、その不憫そうな眼差しで私を見るのはやめるのだ!ヾ(-д-;)


やや街中の印象のある向島を走り抜けると、因島大橋に到着。
この橋は上が自動車、下が自転車という2層構造ですね。


因島
では恐竜の巨大オブジェがお出迎え。参考:中央下に写っているのはマイクロバスです


更に生口橋を通り、レモンの産地、生口(いくち)島へ到着。
柑橘類の畑の横を走っていると海岸線にポタリスト御用達のお店が。

ドルチェ
本当はドルチェミストなるプレートセットを店内で食べたかったのですが、
天候が怪しいため、アイスクリームのみで我慢です。
 
瀬戸田産デコポン・・・地元名産のデコポン。さっぱり味でサイクリング中には丁度いいかも。
伯方の塩・・・後味がほんのり塩加減で甘い印象。リキュールがほんのり。
広島の栗・・・クリーミーなアイスの中に栗がコロコロ。栗好きにはオススメ。

我慢しているという割には、しっかり食べるぽたQ家の目の前を猛スピードで
ロードレーサー(その中に1台モールトンが混じっていたbyオット)が通過。
うーむ、住む世界が違います。(・_・;)

ここまでの走行距離は40km程。まだまだ大丈夫です。

次は世界一の斜張橋、多々良大橋を渡ります。
この橋を超えると愛媛県に突入です。


美しいデザインの橋をご機嫌で渡っていたら・・・ポツリポツリと?
もしかして・・・!?
(怒涛の後半へ続く)

**********

尾道でリクセンアタッチメントの増し締めをしていると、バキっという音と共に・・・

 「ぼ、ぼるとがーーーーー!!」。・゜゜・(≧д≦)・゜゜・。

 ←なめて割れてしまったボルト
片方のみで支えられる重みでもなく、背負うとプレートからの刺激が強すぎます。
これで完走したら、脱皮しちゃうかも。
困った・・・必要なものだけ残して自宅に宅配便で強制送還しようか・・・

あ、そうだ!

応急処置で、余分に持ってきていた裾バンドを使いハンドルバーからも固定。
どうにかシフターに影響を与えずに走ることができました。

備えあれば憂いなし、ですね。(〃´o`)=3
(ツマ)


しなまみ海道のススメ(序章)

2007年05月05日 | ポタリング
あの海道にアターーーックしてまいりました。( ´ ▽ ` )ノ

 『早朝の今治に出現した陽気なドミニカ人』・・・じ、時間がないのに!
 『リ、リクセンが~!!』・・・シクロバッグ強制送還か?
 『たとえ這ってでも~』・・・今治名物・鉄板焼き鳥への情熱

・・・しまなみ海道ってそんなとこだっけ?

まぁ、そこはぽたQ家ということで。
(ツマ)

サヨナラACERA!9速化へ

2007年05月01日 | BD-1Z

夢中なあまりFRETTA換装作業中は感じなかった空腹感がぽたQ家を襲います。
作業中にハンガーノックなど武勇伝にしかならないので、昼食を挟んで
BD-1Zの作業へ・・・

2回目なのでスプロケ外しもチェーン脱落ガード移植もサクサク進みます。

が、我々の前に立ちはだかったのがデュアデュアことデュアルコントロールレバー。
シフターとブレーキが一体化=それぞれの換装手順を踏むことになるのでしょうが

やる気を試すかのような初心者に優しくない説明書です。o(゜~゜o)???

デュアデュア装着だけはショップに任せたいというオットの意向で
FRETTAと一緒にショップ@ヘビー級店に持ち込むことにしました。

 ツマ :「自転車で行く?車で行く?」σ(゜▽゜*)FRETTAは9速以外は一応使えるし
 オット:「BD-1Zピストでおいらを葬りたいのか?」ブレーキついてないんだって!


が、ヘビー級店がそんなに甘いわけがなく

 「FRETTAの調整は説明しながら一緒にやるので覚えてください」
 「BD-1Zはもう一回、できるところまでやってみてください」

とまさかの「顔を洗って出直し」を言い渡されたBD-1Z。
さすがヘビー級、カモネギを空砲で追い返します。☆⌒☆⌒☆(( 。Д。)(( 。Д。)


持ち帰ってからは、わずかな知識と発想をつなぎあわせるような換装作業です。
きっとマンモスをはじめて掘り当てた人はこんな感じだったんだろうと・・・

格闘の結果、ブレーキは正常に機能するようになりました。が。
  「シングルスピードですやん」(゜□゜;)
どうにもこうにも変速してくれません。
FRETTAで覚えた変速知識をもっても何故か思うように動きません。

思いつめてショップに電話をすると二つ返事で「状態を見ましょう」とのこと。
再び、ショップに持ち込みます。


 「これはローノーマルでしょ。ストローク調整はロー側からですよ。」

あ!(゜∇゜ ;)
トップノーマルのFRETTAとは逆ですね。肝心なことを忘れていました。
結局2台のリアディレイラー調整をしてもらったので工賃を払おうとすると
 「そんなのいいですよ。たいしたことしてませんから。」
店員さんに笑顔で送り出された頃には日が暮れていました。
これにて9速化完了です。

**********

おととし初めて見たデュアコンですが、年々ダウンサイジングされたようで
 「でかっ!」
という印象はもはやありません。
か弱い私の手でもシフト操作は可能でした。

グリップがエルゴ系でなければ余裕を持ってレバーが握れそうです。

では最後にオットのチーム「あ」卒業コメントです。

 「やった~」

あいかわらず中身の全くな・・・ごにょにょ。
(ツマ)