ゆめひこう 

日々の思いを

コリントの信徒への手紙Ⅱ

2017-01-15 17:33:36 | カトリック

 

3章 

信仰の未熟なコリントのキリスト者

「あなたたちは今でも肉の人だから」

奉仕者の役割

「私は植え、アポロは水をやりました。

 しかし成長させてくださったのは神です」

「あなた方は知らないのですか。

 あなた方は神の住まいであり、

 神の霊があなた方の中に住んでおられることを」

4章

キリストの奉仕者

「わたしこそキリスト・イエスにおいて、

 福音をもってあなた方を子としてもうけたのです

 ですから、あなた方にお願いします。

 わたしに倣うものになってください」

5章

不道徳な人との交際

6章

信仰のない人々に訴え出てはならない

体を神殿として神をたたえなさい

「あなた方は知らないのですか。

 あなた方の体は神から受けた聖霊が宿っていてくださる住まいであり、

 そして、もはや自分自身のものではないことを」

7章

結婚について

キリスト者の結婚と離別

夫婦の一方が改宗した場合

生き方を変えてはならない

未婚者とその結婚について

1章から7章まで

コリントは交通の要所であり、港町でもあったから

いろいろな人が住んでいた。

風土も乱れていた中で、宣教するのは容易なことではなかっただろう。

それでもパウロの熱意にこたえる人がいて教えは広まっていった。

ところがパウロがエフェソにいたころ、ユダヤ教キリスト者たちが

パウロの教えは間違っているとコリントの人たちを惑わせた。

パウロは旧約聖書の教えを取り上げながら立証してゆく。

この深い思考はパウロがアラビアに退いていたころに

湧き上がってきたものだろうか。

しかし異邦人にとっては戸惑うことも多かったのではないだろうか。

ユダヤ教キリスト者の律法を守りさえすればよいという

教えのほうが簡単そうに思えるかもしれない

 


コリントの信徒への手紙

2017-01-15 16:19:08 | カトリック

 

パウロが初めてコリントを訪れて滞在したのは、

第2回宣教旅行中の50年ごろのことである。

1年半くらい滞在したのち、エフェソに立ち寄ってから

アンテイオキアに戻った。

しかし2回目の短い訪問があったと考えられる。

短期間でエフェソから直接船に乗っていった。

(2コリ、2.1悩みを携えてゆく訪問)

2回目にコリントを訪れたのは、

(実質3日目の訪問)

3回宣教旅行中の約3年にわたるエフェソ滞在のあと、

「ギリシャ」へ赴き、そこで3か月過ごしたころであった。

 

パウロはコリントへ4通の書簡を書き送った。

⑴ 1コリで言及されているもので、まったく失われてしまった。

⑵ 2番目と4番目はそれぞれ第一・第二コリント署として収められている。

⑶ 3番目も失われてしまった。

  コリントの人々がパウロの代理者テモテに対する不当な処遇によって

  権威を侮辱した後、「悩みを携えて行く」訪問の後に書かれたもの。

1章

コリントの教会の内部分裂。

キリストは神の力、神の知恵

「いかなる人間も神の前で誇ることがないようにするためでした」

2章

十字架につけられたキリストを宣教する

「あなたがたのところへ行ったとき、神の神秘を告げ知らせるのに、

 優れた知恵や弁舌を用いませんでした」

「あなた方の信仰が人間の知恵にではなく、

 神の力に基づくものとなるためでした」

「目が見たこともなく、耳が聞いたこともなく

 人の心に思い浮かんだこともなかったこと

 これこそ、神がご自分を愛する者たちのために

 用意してくださったこと」

 (イザヤ・エレミヤ・シラからまとめた)


申命記16~19

2017-01-12 21:29:02 | カトリック

 

申命記16

過ぎ越しの祭り

イスラエルの成人に命じられている、年ごとの中央聖所で行われている3つの巡礼。

⑴ 過ぎ越しの祭りと酵母を入れないパンの祭り、

⑵ 七週の祭り

⑶ 仮庵の祭り

正しい裁き手

「あなたは裁きを曲げてはならない。人を分け隔てしてはならない。

 賄賂を受け取ってはならない。賄賂は賢い者の目を眩ませ、

 正しい者の言い分をゆがめるからである。ひたすら正義を追い求めなさい」

申命記17章

正しい礼拝

城壁のある町の門は、人々の生活の中心であり、そこで裁判が開かれた。

有罪判決の後、死刑は、石が手に入りやすいという理由もあって、

門の外で執行された。

ステファノは「門の外」で意思で殺された。

王に関する指示

イスラエルが王を立てることに関して、サムエル記上では王政に対して否定的な態度

と肯定的な態度が述べられている。

ここではむしろ中立の立場である。

すなわち王を立てても立てなくてもどちらでもよいという立場をとっている

申命記18章

祭儀の集中化に伴い、地方聖所にいるレビ人のために、暮らしを支える必要が出てきた。

また一般のレビ人も、中央聖所で、その兄弟たちに加わり、

献げ物の中のレビ人の取り分を受け取る恩恵に浴することができた。

主はご自分の民にモーセのような預言者を送ることを約束する。

新薬の預言者、メシアを念頭においても・・・

申命記19章

玄武岩に叡智を刻む ハムラビ王

逃れの町

いかなる悪でも、罪でも、人が犯すどのような罪咎でも、

一人の証人だけで立証されてはならない。

あなたは憐れみをかけてはならない。

命には命を、目には目を、歯には歯を、手には手を、足には足を報いなければならない。

この法律は、イスラエルで文字通り適用されたものではなく、

同等の補償をすること、さらに過度の復讐心を抱かないように指示している。


ガラテア信徒への手紙

2017-01-09 22:41:20 | カトリック

 

ガラテア信徒への手紙

本書簡は、「信仰による義化または義務」と「キリスト者の自由」という教えを

主なテーマとして明確に説いている点で、重要な書簡であるばかりでなく、

パウロの生涯や初代教会歴史に関する貴重な資料を含んでいる点でも、

重要な所管である。

受取人 

ガラテア  ケルト人、ゴール人とつながりのある、インド・アーリア族を

祖とするガラテア人の棲んでいた地域

 

もう一方のガラテア

南の方を含む広い地域を示していた。

前1世紀、ガラテア人の定住地はローマの属州となっていた。

第2回宣教旅行はこの南の地方を含んでいた。

今日では北ガラテア説が有力になっている。

年代と場所

第二コリント書執筆の少し前、紀元52年から54年までの間に

エフェソで書かれたと考えられる。

創設されて間もない一群の特定教会群にあてた手紙。

エルサレムのキリスト者の共同体から送り込まれたユダヤ人キリスト者たちが、

パウロの活動を妨害した。

パウロは希望に満ちて、宣教を行っていたでしょう。

それをエルサレムから来たキリスト者たちに妨害されるとは、

ガラテアの人たちが、すぐにのせられてしまったとは・・・

パウロの嘆きが伝わってきます。

ダマスコでの回心のあと、パウロの信仰が深まってここまでたどり着いたのです。

手紙が残って受け継がれたからのキリスト教だと思いました。


主の公現

2017-01-08 13:36:02 | カトリック

 

 

この教会は「主の御公現教会」が正式名です。

お説教の中で神父様が説明されました。

 

 

主の公現

聖なる父よ、あなたの栄光をたたえ感謝をささげることは、

まことにとうとい大切な務めです。

あなたは御子キリストを遣わし、諸国の民に救いの神秘を

示してくださいました。

キリストは死に定められた人間の姿をもって現れ、

わたしたちを不死のいのちに呼び戻されます。

神の栄光をあがめ、権能を敬うすべての天使とともに、

わたしたちもあなたの栄光を終わりなくほめ歌います。

「光は、闇の中でこそ輝くのです。

 私たちも闇の中で光となるよう、信仰を持ちましょう」

神父様のお話でした。

 

聖体拝領のときに、ご公現のグレゴリアをうたいました。

年末からずっと練習してきました。