山中湖畔にある修道院です。
久しぶりに訪れました。
毎年、参加したいと思っているのですが、何か用事が重なって・・・
黙想会ではなく、信徒に皆さんの研修合宿です。
今年のテーマは、「モノサシ」からの解放を求めて!
お話を聞いたり、グループで話し合ったり、ロールプレイをしたり、
盛りだくさんで忙しかったです。
色々な物差しで人を見てしまうのが悪いのか?
「物差しを持たないことは、ピタッとくっついちゃって
却って苦しくないですか?」
キリストは物差しを持たなかった。
負の物差しと正の物差しがあるか。
物差しを持っていると意識するだけでも・・・。
人は一人では生きてゆけないのだから、
ヤマアラシのジレンマがまさに人間関係。
傷が致命的にならないように、己の存在を肯定できるように生きる。
being の生き方。
自身でも己を肯定してできる命の力を養うこと。
そして、祈ることで、物差しを突き抜けると、そこに信仰がある。
beinを生きるいきることは、まさに巡礼の気分で生きるようなものか・・・。
こんな感じだったかなあと…。
良い仲間に出逢え、真摯に語り合い、初秋の空気と風景の中で、
心身ともに癒されて戻りました。
個室の十字架とマリア様。
ススキの穂がきれいでした。
コスモスもあちこちに見られます。
音大の声楽家を出て、オペラを歌っている青年が参加されていました。
歌だけでは生活できないので、介護士をされているそうです。
夕食の後、詩編から2曲、歌ってくださいました。
力強い、張りのある美しい曲でした。
お土産は散歩の途中に見つけた、赤い実のついた枝です。
葉の色もきれいで、私のホーリーコーナーも秋の気配になりました。。