ゆめひこう 

日々の思いを

聖金曜日・復活徹夜祭

2014-04-23 22:56:03 | カトリック
聖金曜日のミサに行ったのは久しぶりだったようで、すっかり忘れていました。
普段の夜に出かけることはできなかったのです。

聖堂に入ったら、空っぽ・・・・
というのが印象的でした。

祭壇は覆いも何もなし。

花もなし。

御聖櫃の扉が開いていて、中は空っぽ。

福音書の女性たちが、墓に行ったら、空っぽだったというところを思い出しました。
どんなにむなしかったか、心細かったか。
空っぽの聖堂に座って思いました。

あるべきものや、あるべき人がいなくなる状態を黙想しました。
私の気持ちも空っぽになったように思い祈りました。


帰りの電車の中でも、心がしーんとしたままでした。


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翌日の復活徹夜ミサ

教会について、庭のマリア様の所にお祈りに行きました。
シャクナゲと一緒に、フジの花が咲いていました。
マリア様の周囲の花はとても元気よくいっぱい花をつけるような気がします。


いつもいっぱいになるので、2時間も前から並びました。

聖堂の花はピンクや赤を基調にした、ユリやマーガレットなど、祭壇前と
復活のろうそくの周囲にも、華やかでした。
聖櫃は閉じられ、赤いランプも灯り、いつもの聖堂、いつもよりもっと華やかな喜びに満ちた聖堂になっていました。

本当にいっぱいになりました。

ろうそくは700本用意しましたが、持てなかった方も一緒に祈りましょうと。

復活されたキリストが、いつも私の中に居られることを、意識しましょうと。

洗礼式もありました。

ミサの後、聖堂いっぱいの拍手でした。
新受洗者の方々が、振り返って拍手にこたえていました。
みなさん嬉しそうです。
自分が洗礼を受けた時のことを思い出していました。







8時半、あんなにたくさんの人だったのに、喜びの余韻を残しながらみなさん去って行かれました。



マリア様にお祈りして帰路につきました。

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