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1938年に書きあげられた本です。
賀川豊彦は牧師として知っていましたが、社会運動の先駆者と知りました。
これほどの活躍をした人が真のキリスト伝道者といえるのかと、改めて思いました。
1947年・1948年のノーベル賞候補者リストに日本人初として名前があったそうです。
この時期もし日本人からノーベル賞受賞者が出ていたら、
どれほど日本を元気にしていたかと思いましたが・・・。
「小説キリスト」とありますが、聖書の中のイエス様が生き生きと描かれていて
脇役もたくさん登場して、魅力的です。
読んでいて楽しかったです。
気仙沼聖書を書かれた山浦玄嗣氏のキリストを想起させます。
社会運動について詳しく触れているので、当時の社会問題の一端も理解できました。
542ページ
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読みでがあり、十分楽しむことができました。
今後ともよろしくお願いいたします。