この絵は、キリストがモーセに律法を授けているところです。
「私が来たのは律法や預言者を廃止するためではない。・・・
完成するためである」
神がモーセを通して与えた十戒では、ただ「殺すな」とあるだけでした。
旧約では「殺した者に裁きを受ける」とつけ加えられました。
その律法を守ることが掟となりました。
しかし、イエスは人の命に無関心でいられない神の思いを説きます。
生命だけでなく、それを含めた命全体(人格)をです。
神の本来の思いが何であったか考えるとき
旧約とのつながりを深く味わうことになります。