ゆめひこう 

日々の思いを

ナグネ  中国朝鮮族の友

2015-05-31 11:01:39 | カトリック
              

最相葉月の本は好きです。

文章と行間に現れる人柄のようなものも。

中国朝鮮族の女性と、たまたまの出会いから、交流の過程を描いています。

日中韓の長年の行き違いは、こういう本を読むと深い傷だなあと思います。

あまりにも知らなさ過ぎて心が痛みます。


大陸の女性はエネルギッシュだと思ってしまいますが

環境がそうさせたということでしょうか。

韓国と中国のキリスト教についても触れていて、圧倒されました。

本の最後のころに、女性が好きだという聖書の言葉が紹介されていました。

マタイ5章13~16

 あなた方は地の塩である、あなた方は世の光である・・・。

 「塩は食べ物を腐らせず、ロウソクや油灯の光は私たちの暮らしを明るくする。

  しかし、塩は溶け、光は何かを燃やしてこそ本来の機能を果たす。

  つまり、塩も光も自分を犠牲にしてこそ他者を生かすことができる。

  それはクリスチャンであるあなた方である―。」


1冊の本を読み終わったけれど、それらはすべて伏線で、

この言葉を私に考えさせるために与えられたように思いました。

自分が楽になることばかり考えています・・・。


今日は三位一体の主日で、お説教は、

「私たちの中の聖霊を働かせましょう」

でした。

まさに・・・。