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最相葉月の本は好きです。
文章と行間に現れる人柄のようなものも。
中国朝鮮族の女性と、たまたまの出会いから、交流の過程を描いています。
日中韓の長年の行き違いは、こういう本を読むと深い傷だなあと思います。
あまりにも知らなさ過ぎて心が痛みます。
大陸の女性はエネルギッシュだと思ってしまいますが
環境がそうさせたということでしょうか。
韓国と中国のキリスト教についても触れていて、圧倒されました。
本の最後のころに、女性が好きだという聖書の言葉が紹介されていました。
マタイ5章13~16
あなた方は地の塩である、あなた方は世の光である・・・。
「塩は食べ物を腐らせず、ロウソクや油灯の光は私たちの暮らしを明るくする。
しかし、塩は溶け、光は何かを燃やしてこそ本来の機能を果たす。
つまり、塩も光も自分を犠牲にしてこそ他者を生かすことができる。
それはクリスチャンであるあなた方である―。」
1冊の本を読み終わったけれど、それらはすべて伏線で、
この言葉を私に考えさせるために与えられたように思いました。
自分が楽になることばかり考えています・・・。
今日は三位一体の主日で、お説教は、
「私たちの中の聖霊を働かせましょう」
でした。
まさに・・・。